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元教師がわかりやすく解説!『多面的・多角的な見方』

昨日のマガジンの最後に、
こんなことを書きました👇

=====
1つの事象を、
多面的・多角的に見ていく目を
養っていきましょう^^
=====

「多面的・多角的」という言葉。
文章を書く中で
自然に出てきた言葉ですが

実は、私には
とっても密接に関わりのある言葉なんです。

というのも、
小学校・中学校の義務教育では
文部科学省が学習する内容を定めた
「学習指導要領」というものに
沿って勉強をします。

この指導要領、
約10年ごとに時代に合わせて
改定されていきます。

そして、
現在の指導要領では
「多面的・多角的な見方」という
キーワードがどの教科でも出てきます。

特に、私が研究している
「特別の教科 道徳」という教科で
大事な考え方になってくるんです。

子どもだけでなく、
大人にとっても視野の広がるお話ですので
100号の記念に、
今までほとんど語ってこなかった
私の「教師」としての立場から
「多面的・多角的」について
お伝えしますね^^

そもそも、
「多面的」と「多角的」は
よく似た言葉ですが、
全く違う言葉なんです^^

▼多面的▼
まずは「多面的」から説明します^^

「多面的」とは、
今まで1面だと思っていたものが
たくさんの「面」があることに気づくことです。

例えて言うなら、
ボール(1面)が、多角形(多面)だと
気づくことです。

世の中の全ての事象や出来事は
1面ではなく、多面体であり、
様々な見方ができる、
という考え方です^^

と言っても抽象的で
よくわからないので
具体的な例を挙げますねね^^

あなたは
「車の運転」をしているとします。

車の運転をするときに
まず考えることってなんですか?

おそらくです
「ルール(道路交通法)を守る」
だと思います。

速度制限や標識、信号を見て
交通ルールを守って、
運転しますよね^^

ルールがあるから
みんな安心して車を運転できます。

ただ、車の運転をするときに
道路交通法「だけ」を考えて
運転をしている人は
ほとんどいません。

なぜだと思いますか?

人は、車の運転をしながら
いろんな感情を抱いたり
判断をしたりしているからです。

例えば、
あなたが狭い道を車で走っていた時、
歩道すれすれのところを
お年寄りが歩いていたとします。

あなたはきっと、
速度を落として、お年寄りから
距離をとることでしょう^^

道路交通法には、
そんな細かい場面での行動は書かれていません。
「思いやり」をもって、
あなたは速度を落としているんです^^

また、車線を変更するときに
横の車に道を譲ってもらったとします。
あなたはどうしますか?

ハザードを数回点滅させて
「ありがとう」の意味を伝えることがありますよね^^
でも「道を譲ってもらったらハザードをつけよう」なんて
道路交通法には書いてありません。

他にも、
チャイルドシートに小さい子を乗せていたら,
無茶な運転はせず、
いつも以上に気をつけて運転をするでしょう。
「家族のことを思う心」ですよね^^

他にも、
信号が黄色に変わる直前に通り過ぎようとした時,
「あ、信号が赤になる」と
判断して止まると思います。
これは「危険を察知した判断」

そして、道端に花が手向けられていたら
命について思いを少なからずめぐらせます。

初心者マークをつけている車を見たら,
車間距離を空けたり、
速度がゆっくりでも合わせて走ったりします。
これは、自分が初心者だった頃の
気持ちを思い出し、
相手の気持ちを想像しているからです。
「相手のことを理解する」心ですよね^^

このように『車の運転』という1つの事象に対して

✅道路交通法を守る
✅思いやり
✅感謝
✅優しさ
✅家族のことを思う心
✅危険を察知した判断
✅命
✅相手のことを理解する心
と、
いろんな側面があることに気づきますよね。

「言われてみると、そうだなあ」という
感覚になったのではないでしょうか。

一つの事象に対して
あらゆる面があるという前提で
見方を変えて視野を広くする。

この見方が大事なんです。

他にも、例を上げればキリがないですが

「家を買うこと」は、
💡マイホームを手に入れた喜び
💡長期のローンを背負う金銭的負担
💡アパート生活から開放された開放感
💡ご近所等、人間関係の不安 ….etc

「リベシティに入ること」は、
💡お金の勉強ができる
💡同じ価値観の仲間ができる
💡月額費用がかかる
💡次々と新しいサービスがリリースされる
💡副業や事業のための情報がたくさんある …etc

ああ、言われてみたらそうだなあ🤔
と思うことがほとんどですよね^^

多面的な見方を広げる
一番いい方法は
「人の意見を聞くこと」です^^

✅そんな見方があるんだ
✅言われて気づいた
✅確かに一理ある

そんな感覚になったときは
多面的な見方が広がっている証拠です^^

そして、人の考えを受け入れる
「素直な心」も必要ですよ✨(ドキッ)

▼多角的▼
次は「多角的」です。
多角的は、多面的な見方とはちがい
ある一面について,いろいろな角度の見方があると気付くこと
です^^

図で表すとこんな感じです👇

ある一面に対して、一方向だけではなく
上下、左右、斜め等、
いろいろな方向から見ることで,
見え方が変わってくるということ。

これが多角的な見方です。

道徳でも実際に
使っている例で説明します。

「親切」と呼ばれる行為は
多々あります。

『困っている友達に声をかける』
という行為。

これは、もちろん親切ですよね^^

『道に迷っている人がいて、困っている』

これもいいことで、親切ですよね^^

親切と言えるでしょう。

では、これはどうでしょう?

『算数でもう少しで答えが出そうな
 一生懸命考えている友達にやり方を教える』

これはいいことだと思いますか?

もう一度言います。

『算数でもう少しで答えが出そうな
 一生懸命考えている友達にやり方を教える』

これは、「親切」だと
自信をもって言えますか?

うーん🤔・・・と
ちょっと考えてしまいますよね。

ひょっとすると、
教えることは、その人にとっては
親切とは受け取られず
「大きなお世話」になっている可能性がありますよね^^;

ということは、

✅親切=何かをする、ではなさそう
✅「何もしない」親切もありそう

という考えに広がってきます。

今まで当たり前だと思っていたことが、
立ち止まって考えることで
新たな見方を生む。

今まで一面(当たり前)だと
思っていたことが
いろんな角度があるかもしれないと
「考える」ことで
違う角度(多角的な見方)に
気付き始めるんです。

多角的な見方は、生活でも役に立ちます^^

例えば、時事ニュース。
「芸能人の不祥事」を例に上げると

✅本人に対する批判・中傷
は一番に浮かぶでしょうが

✅本人の考え方・動機・今の心境
✅家族の気持ち
✅所属事務所の心境
✅ファンの気持ち ….etc

と、立場を変えてみると
物事を広い視野で考えられるようになります。

マーケティング施策も同じです。

❌自分には関係ないし、興味がない

とは思わず

⭕メインターゲットは誰だろう
⭕サブターゲットはどの層だろう
⭕予算はどれくらいだろう
⭕費用対効果はどれくらいだろう
⭕自分は、第一印象をどう思っただろう
⭕自分が社長だったら、どんな次の手を打つだろう

と、立場や視点を考えてみると
物事が立体的に見えてくる感覚になることがあります。

それが「多角的」な見方です^^

一つの視点で物事を見ずに
いろんな視点で物事を見ていくと
世の中の見え方が変わってきますよ^^

まとめると、

いろんな側面があると気づくことが「多面的」
立場を変えていろんな角度で見ることが「多角的」

ということです。

なんだか、
学校の授業のようになってしまいましたが
「多面的」と「多角的」
違いがなんとなーく、わかってもらえたでしょうか?

まずは、「物事にはいろんな側面がある」と
頭を柔軟にするところから始めてみましょう^^

今日はここまでです^^

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