LINE

エルメのリマインドが届かない、テストしても来ない|6つの原因の切り分け順と対処

※この記事には広告(アフィリエイトリンク)を含みます。

前日の夜、自分のスマホでリマインドのテストをした。ちゃんと届いた。ほっとして、翌日もう一度同じ設定で試したら、今度は何も来ない。設定は何も変えていないのに、です。あるいは、本番の前日になって「あの人、リマインドが来ていないと言っている」と連絡が入る。エルメ(L Message)のリマインド配信で届かないときの原因は、公式のヘルプで主に6つに整理されています。この記事は、その6つを「確認が軽い順」に並べ替え、どの画面で何を見ればよいかまで落とし込んだ切り分けガイドです。

根拠はエルメ公式マニュアルの「リマインド配信が届かないときの確認ポイント」(取得日2026-10-09)です。公式に書かれていない原因を推測で足すことはしていません。

まず症状を確認する:誰に、いつの分が、届いていないか

切り分けの前に、症状を3つの問いで固定します。ここが曖昧なままだと、6つの確認が行ったり来たりします。

この記事の流れ1まず症状を確認する:誰に、いつの分が、届いていないか2切り分けの順番:軽い確認から6つ3公式で確認できた6つの原因と、現場での見極め方46つを見ても直らないときの相談先5再発防止:テストのルールと、活用例(架空の設計例)6向かないケースと、自力で直せない場合7私の見立てとまとめ
図:この記事の流れ
  • 誰に届かないか:自分のテストだけか、特定のお客様か、予約した全員か。
  • どのリマインドか:「前日」「当日朝」など、何通目のリマインドか。
  • 予約はいつ入ったか:配信予定の日時より前か、後か。
まず症状を確認する:誰に、いつの分が、届いていないか誰に届かないかどのリマインドか予約はいつ入ったか
図:まず症状を確認する:誰に、いつの分が、届いていないか

次に、公式の手順で「配信予定」を確認します。「1:1チャット」で対象の友だちを開いて友だち詳細を表示し、「配信」タブの「リマインド配信情報」から「配信中」を見ます。次に配信されるリマインドが表示されないなら、その人には配信予定がありません。2通目以降を追加する必要があります。予約そのものが入っていない場合は、リマインド以前の問題ですので、先に予約が成立しているかを見てください。

切り分けの順番:軽い確認から6つ

公式が挙げる6つの原因を、確認の手間が小さい順に並べました。順番は私の整理ですが、各項目の中身は公式の記載にもとづきます。

順確認項目見分け方次の一手
1同じ日時のリマインドが配信済みではないかテストを連日・連続で行っていないか。同じ条件は1回しか配信されない未配信の別の日時で、テストし直す
2配信日時を過ぎていないか予約した日が、リマインド配信日時より後ではないか動作確認は未来の日時で配信されるように設定して行う
3予約がキャンセルされていないか参加者リスト(イベント予約)で予約状況を見るアクション側の設定で「予約キャンセル時」に停止が入っていないか確認
4終了日時を過ぎていないかアクション設定画面で該当リマインドの「編集」から終了日時を見る終了日が予約日(来店日・イベント当日)より後になるよう変更
5優先アクション側に設定しているかイベント予約で、予約枠とコースのどちらが優先アクションかを見る優先されているほうへリマインドを設定する
6絞り込み条件で除外されていないか「予約管理」▶「リマインド配信」▶配信名▶「絞込み」の「編集」条件を削除して保存し、最後に「リマインドメッセージ登録」を保存
切り分けの順番:軽い確認から6つ表の見出し:順123456
図:切り分けの順番:軽い確認から6つ

公式で確認できた6つの原因と、現場での見極め方

1. 同じ日時のリマインドがすでに配信済み

公式には、同じ条件のリマインドは一度しか配信されないため再送されない、連日テストしているとこの理由で届かないことがよくある、と書かれています。対処は、まだ配信していない日時を指定してやり直すことです。昨日は届いて今日は届かない、という最初の場面は、まずここを疑います。テストの日付を使い回さないルールは後述します。

2. 送信日時を過ぎている

配信日時より後に予約した人には、その回のリマインドは配信されません。公式の例では、イベントの3日前に配信する設定で、2日前に予約した人には3日前のリマインドは届きません。また、設定を変更しても反映されるのは、まだ配信されていない未来のリマインドだけです。直前に予約した人だけが「来ていない」と言う場合は、この仕組みで説明がつく可能性があります。

3. 予約がキャンセルされた

キャンセルされた予約にはリマインドは配信されません。リマインド選択で設定した場合はキャンセルで自動停止されます。アクションで設定した場合は、「予約キャンセル時」(リクエスト制の場合は「キャンセルリクエスト承認時」)にリマインド停止の設定が入っていないかを見ます。本人がキャンセルした覚えがなくても、承認操作や管理側の操作でキャンセル扱いになっていないか、参加者リストで確認してください。

4. 終了日以降に予約されている

リマインド配信の終了日時を過ぎた予約には配信されません。注意したいのは、ここでの予約日は来店日やイベント当日のことで、予約操作をした日ではない点です。予約日ごとに異なる終了日を設定することもできます。

5. 優先アクションでない側にリマインドを設定している

イベント予約の予約時アクションは、予約枠とコースのどちらか一方の優先アクションだけが動作します。優先されていない側に設定したリマインドは配信されません。設定したはずなのに誰にも届かない、という場合は、リマインドの置き場所を疑います。

6. 絞り込み条件で配信対象外になっている

絞り込み条件があると、条件に当てはまらない友だちには配信されません。公式の手順どおり、配信名の「絞込み」を開き、「未設定(全員)」なら絞り込みなし、条件があるなら削除して保存し、最後に「リマインドメッセージ登録」の保存まで行います。保存の最後の一手を忘れやすいので注意してください。

症状から原因を絞る早見表

症状最初に疑う項目理由
自分のテストが2回目から届かない1(配信済み)同じ条件は1回しか配信されないため
直前に予約した人だけ届かない2(送信日時を過ぎた)配信日時より後の予約は、その回の対象外
予約を変えた人・やめた人に来ない3(キャンセル)キャンセル予約には配信されない
当日近くの予約だけ全部来ない4(終了日時)終了日時を過ぎた予約は対象外
設定したのに全員に来ない5(優先アクション)優先でない側の設定は動かない
特定の属性の人にだけ来ない6(絞り込み)条件に当てはまらない人は対象外

この早見表は、公式の6原因を症状から引けるよう私が並べ替えたものです。最終的な判断は、必ず配信予定の確認と各設定画面で裏付けを取ってください。

6つを見ても直らないときの相談先

公式のリマインドのページは、エラーが起きている場合はまず「ヘルプ」の「思ったとおりに動かないとき」を確認するよう案内しています。6つの確認が終わっても直らない場合は、そのヘルプの確認項目に進んでください。あわせて、次の情報をまとめておくと、問い合わせるときに状況が伝わりやすくなります。

  • 届かなかった人の数と、届いた人との違い(予約した日、予約の種類)。
  • リマインドの設定内容(送信日時、終了日時、絞り込みの有無)の画面メモ。
  • 友だち詳細の「リマインド配信情報」で見た表示(配信中かどうか)。
  • テストした日時と、その前にテストした日時。

なお、リマインドのメッセージもLINE公式アカウントの配信数(通数)にカウントされます。届かない原因とは別に、通数の上限に近い月は注意が必要です。通数の考え方は、月末前なのにエルメの配信が止まった、無料プラン1,000通を超えたとき|原因の切り分け順と対処で整理しています。

再発防止:テストのルールと、活用例(架空の設計例)

運用ルール案

  • テスト用の日時は台帳(スプレッドシートなど)に残し、同じ日時を再利用しない。
  • 動作確認は、必ず「未来の日時」で配信されるように設定してから行う。
  • 配信日時を変えたら、変更後に予約した人で再確認する(変更が反映されるのは未配信の未来分だけ)。
  • リマインドを足すたびに、優先アクション側(予約枠かコースか)に設定したかを確認する。
  • 絞り込みを入れたときは、保存の最後に「リマインドメッセージ登録」まで保存したかを見る。
  • 公開前に、配信予定を友だち詳細の「リマインド配信情報」で1人分確認する。

活用例(架空の設計例):週末開催の少人数講座

実例ではなく、考え方を示す架空の例です。成果の数字はありません。土曜開催の講座で、前々日の夜と当日朝の2通のリマインドを設定する想定です。

  • 水曜夜:自分のスマホでテスト予約を1件入れ、「前々日夜」のリマインド日時を翌々日以降の未来にして配信予定を確認する。
  • テストの日時は台帳に「4/1 18:00 前々日用」のように記録し、別の日に再度テストするときは違う日時にする。
  • 木曜までに締め切った後、金曜に予約が入った人には「前々日」の回が対象外になる。そのため予約画面の説明に「直前のお申込みの場合、前々日のご案内は届きません」と一文を添える。
  • 参加者リストで、キャンセルの人が混ざっていないかを前日に確認する。

向かないケースと、自力で直せない場合

  • 当日の集合時間変更や中止など、必ず届けたい緊急連絡は、リマインド配信の仕組みに頼らず、一斉配信と電話を併用してください。リマインドは「予約の条件を満たした人に自動で」届く仕組みで、個別の事情に合わせた連絡には向きません。
  • お客様のLINE側の事情(ブロック、通知オフなど)は、エルメの設定では見分けられません。公式のリマインドのページでも、この点は確認できませんでした。
  • 公式の6原因以外の原因が疑われる場合は、推測で設定を変えず、公式のヘルプや問い合わせ窓口の案内に進んでください。

公式で確認できなかった点

ブロック中の相手や通知設定の影響、プランごとのリマインド機能の違い、サポートへの問い合わせ窓口の詳細は、今回確認したページでは確認できませんでした(取得日2026-10-09)。契約前・問い合わせ前に公式でご確認ください。

私の見立てとまとめ1届かないトラブルの入口は、実は「テストの仕方」にあることが多いと見ています26つは設定のミスというより、配信日時と予約日の前後関係の理解で起きやすいものです3リマインドは便利ですが万能ではありません
図:私の見立てとまとめ

私の見立てとまとめ

私の見立て

  • 届かないトラブルの入口は、実は「テストの仕方」にあることが多いと見ています。同じ日時で連日確認する習慣が、最初の一件を生みやすい。
  • 6つは設定のミスというより、配信日時と予約日の前後関係の理解で起きやすいものです。予約画面に一文添えるなど、お客様側に前提を伝える工夫も効きます。
  • リマインドは便利ですが万能ではありません。重要な連絡は、別の手段を残す設計が安心です。

まとめます。リマインドが届かないときは、1から順に、同じ日時の配信済み、送信日時の経過、キャンセル、終了日時、優先アクション、絞り込みの6つを確認してください。リマインドの組み方そのものは、説明会の前日・当日の案内を送り忘れる|申込時期がばらばらでも漏れないリマインド配信の組み方も参考になります。

構築代行のご案内(30万円〜・税別)

リマインドの設計や、予約・イベントの設定を最初から一緒に作りたい方向けに、構築代行を承っています(30万円〜・税別)。詳細はこちらのご案内ページをご覧ください。