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美容室やサロンの年末は、予約の問い合わせが集まりやすい時期です。年内の最後に施術を入れたい方、年明けすぐの予約を押さえたい方、休業中に急ぎの相談をしたい方が、同じLINEに同時に連絡してきます。年末年始の営業日のお知らせは、「休みます」と伝えるだけでは足りず、いつまで予約を受けるか、いつから再開するか、休み中の連絡はいつ返すか、までを一続きで知らせる必要があります。この記事では、美容室・サロン向けに、お知らせの文例を7つ、自作の作例として載せます。実在の店舗の文面ではなく、【】の箇所を差し替えて使う前提です。機能面は2026-10-09時点のエルメ(L Message)公式マニュアルを読んで確認した範囲に限っています。
サロンの年末年始のお知らせが、一通で終わらない理由
飲食店の営業日のお知らせと比べて、サロンのお知らせには特有の事情があります。まず、来店には予約が前提になっていることが多く、「営業しているか」より「予約が取れるか」を知りたい人が大半です。次に、施術の内容によって、次の来店までの間隔の目安が変わるため、休業を挟む前に予約を入れておきたいという動機が生まれます。さらに、スタッフが少人数のサロンでは、休業中に連絡が来ても返信できる人がいません。この3点が、お知らせを複数回に分ける理由です。
同じ休業の話でも、突然の休みを伝える文例は臨時休業・休講のお知らせの文例7つ|店舗全般向けの言い回しと使いどころで、年間を通じた連絡の計画は休業・繁忙期・年末年始の案内を忘れない|年間の連絡カレンダーの作り方と、エルメの配信予約・自動応答の使いどころで扱っています。ここでは、あらかじめ日程が決まっている年末年始に絞り、美容室・サロンの言い回しに寄せます。
どの文例を、どの配信形態で送るか:先に全体を整理する
文例に入る前に、7つの文例がそれぞれどの機能で送られるのかを表にします。公式マニュアルで機能の存在を確認できたものだけを挙げています。
| 文例 | 配信形態 | エルメの機能(公式で確認) | 送るタイミングの目安 |
|---|---|---|---|
| 1. 年末年始の営業日のお知らせ | 一斉配信 | メッセージ配信(配信予約で日時指定) | 休業の1か月前から3週間前 |
| 2. 年内の予約受付の締切 | 一斉配信 | メッセージ配信(「配信予約」で複数の日時を登録できる) | 締切の1週間前と前日 |
| 3. 年内最終営業日の前日案内 | リマインド | リマインド配信(終了日に向けて「終了○日前の○時○分」で指定) | 最終営業日の前日 |
| 4. 休業中の自動応答 | 自動応答 | 自動応答(「全てのメッセージに反応」+曜日・時間の設定) | 休業期間中 |
| 5. 年始の営業開始と予約再開 | 一斉配信 | メッセージ配信(配信予約) | 営業開始の前日か当日の朝 |
| 6. 休み明けの個別返信 | 1:1 | 1:1チャット(個別の返信) | 営業開始後、順番に |
| 7. 年内に間に合わない希望への案内 | 自動応答または1:1 | 自動応答(キーワード応答)または1:1チャット | 予約が埋まったあと |
なお、ステップ配信(友だち追加などをきっかけに順番に送る方式)は、日付が固定のお知らせには向きません。年末年始は「全員に同じ日付で」届けたいので、今回は使いません。
文例1〜3:休業前に送る3通
文例1:年末年始の営業日のお知らせ(休業の1か月前)
【店名】からのお知らせです。
年末年始の営業日をご案内します。
最終営業日:【12月○日(曜日)】【○時】受付終了
休業期間:【12月○日(曜日)】〜【1月○日(曜日)】
営業開始:【1月○日(曜日)】
休業期間中にいただいたLINEのご連絡は、営業開始後に順番にお返事いたします。
年内のご予約は【12月○日】までお受けしております。
今後ともよろしくお願いいたします。
- 使いどころ:日程が決まった最初の一通。休業の長さと、LINEの返事が休み明けになることを同時に伝える
- 避けたい言い方:「年末は混みます」の一言だけで済ませる言い方(いつ予約すべきかが伝わらない)
- 差し替える箇所:最終営業日、受付終了時刻、休業期間、営業開始日、予約受付の締切日
文例2:年内の予約受付の締切のお知らせ(締切の1週間前)
【店名】です。
年内のご予約は、【12月○日(曜日)】にてお受付を終了いたします。
現在、【12月○日】以降は【残りわずか/満席の日あり】となっております。
ご希望の日時がございましたら、お早めに【予約ページ/このトークでのご連絡】からご連絡ください。
なお、お時間によってはご希望に添えない場合がございます。ご了承ください。
- 使いどころ:年内にもう一度来店したい人に、締切を意識してもらう。残席の見せ方は日によって変わるため、配信時点の実際の状況に合わせる
- 避けたい言い方:「今だけ」「急いで」と焦らせる言い方。空き状況が配信後に変わることもあるため、断定的に書かない
- 差し替える箇所:締切日、残席の言い方(実際の予約状況に合わせる)、予約の入口(予約ページ・トーク)
文例3:年内最終営業日の前日案内(予約者向け)
【お名前】様、
明日【12月○日】は【店名】の年内最終営業日です。
ご予約は【○時】からお待ちしております。
年内最後の営業のため、混み合うことがございます。お時間に余裕をもってお越しください。
お変わりがある場合は、このトークでお知らせください。
- 使いどころ:その日に予約が入っている人だけに送るリマインド。休業前は連絡がつきにくくなるので、変更の連絡先を明記する
- 避けたい言い方:「当日キャンセルはお断りします」のような強い言い方を急に持ち込むこと(店のキャンセルポリシーの案内に沿って書く)
- 差し替える箇所:お名前、日付、開始時間、変更の連絡先
予約前日のリマインド全般は予約前日リマインドの文例7つ|美容室・サロン向けの言い回しと使いどころに別の7例があります。年末最終日のように特別な日だけ、この文例3のような一言を足すと使い分けられます。
文例4〜7:休業中と、休み明けに送る4通
文例4:休業中の自動応答(「全てのメッセージ」に返す)
ご連絡ありがとうございます。【店名】です。
現在、年末年始のお休みをいただいております。
営業開始は【1月○日(曜日)】です。
いただいたメッセージは、営業開始後に順番にお返事いたします。
お急ぎのご予約は、【予約ページのURL】からもお取りいただけます。
- 使いどころ:休業中に届いたメッセージに、「見ていない」のではなく「休み明けに返す」と伝える
- 避けたい言い方:「ご不便をおかけしますが」を重ねる言い方。短く、いつ返すかだけ書く
- 差し替える箇所:店名、営業開始日、予約ページの有無
公式マニュアルの営業時間外の自動返信の説明では、反応する曜日と時間帯を指定する方法が紹介されています。日付を指定して期間を区切る方法は、読んだページでは確認できませんでした。そのため、休業の初日にオンにして営業開始の日に切り替える、という運用を担当者を決めて行うと安全です。
文例5:年始の営業開始と予約再開のお知らせ
あけましておめでとうございます。【店名】です。
本日【1月○日】より営業を開始しました。
営業時間:【○時〜○時】
ご予約:【予約ページのURL】からお取りいただけます。
休業中にいただいたメッセージは、順番にお返事しております。
本年もよろしくお願いいたします。
- 使いどころ:営業再開の日に一斉配信。休業中にたまった問い合わせへの返事が遅れていることも、同時に伝える
- 避けたい言い方:新年の長いあいさつで本題を後ろに回すこと
- 差し替える箇所:営業開始日、営業時間、予約の入口
文例6:休み明けの個別返信(休業中に届いた相談への1:1)
【お名前】様、ご連絡ありがとうございます。【店名】です。
お休み中にいただいたメッセージを拝見しました。
ご希望の【メニュー名】は、【1月○日(曜日)】の【○時】であればご案内できます。
いかがでしょうか。
ご都合が合わない場合は、別の候補日をお知らせください。
- 使いどころ:自動応答を受けた相手への、実際の返事。具体的な候補日を一つ以上出すと往復が減る
- 避けたい言い方:「ご希望に添えるよう努めます」だけで日付を出さない言い方
- 差し替える箇所:お名前、メニュー名、候補日と時間
文例7:年内の予約が埋まったときの案内
ご連絡ありがとうございます。【店名】です。
年内のご予約は、すでに【満席/受付を終了】しております。
年明けは【1月○日(曜日)】より営業いたします。
【予約ページのURL】から、年始のご予約をお取りいただけます。
ご希望の日が決まりましたら、このトークでもお知らせください。
- 使いどころ:年内に間に合わない相手を、年始の予約に案内する。断る連絡であっても、次の選択肢を同時に示す
- 避けたい言い方:「申し訳ありませんが無理です」と断るだけの言い方
- 差し替える箇所:満席か受付終了か、年始の予約の入口
キーワード応答は、「年内」「年末」のような語句を設定して自動で返す使い方ができます。公式マニュアルによると、キーワードの一致方法は完全一致と部分一致があり、部分一致は想定外のメッセージにも反応しやすいため、キーワードの選び方に注意が必要とされています。
サロン固有の注意点:差し替えの前に確認すること
| 確認項目 | なぜ必要か | 決める人 |
|---|---|---|
| 施術の持ちや、次回の来店時期の説明 | 休業を挟む前の来店時期の目安は、施術内容によって違う。個別の相談は1:1で行う前提にする | オーナー・スタッフ |
| 年内最終日の受付終了時刻 | 通常日と終了時間が異なる場合がある。文例1と3で同じ時刻にそろえる | オーナー |
| 予約の入口(予約ページか、トークか) | 休業中は返信できないので、予約ページを入口にするかを決める | オーナー |
| 休業中のメッセージを誰が最初に見るか | 営業開始日に確認する担当者が決まっていないと、返事が遅れる | スタッフ |
| 自動応答のオンとオフを切り替える人 | 日付で自動に切り替わるかを公式で確認できなかったため、手動で切り替える前提にする | スタッフ |
美容室やサロンでは、施術内容や肌・髪の状態の相談がLINEで届くことがあります。これらは個別の判断が必要なため、お知らせの文例に入れず、1:1で対応する方針にしておくのが無難です。医療的な判断が必要な相談は、お知らせでは答えず、専門家への相談を案内する形にします。
配信の前後に確認したいこと:公式で確認できた点と、できなかった点
- 配信予約は、メッセージ配信の画面で「配信予約」を選び、日時を指定できる(複数の日時の登録も可)。配信先の予定数は目安で、配信時刻の時点で条件に合う友だちに送られる
- テスト配信の手順と、配信後の取り消しは、読んだ公式ページでは確認できませんでした
- 自動応答で日付による期間指定ができるかは、公式で確認できませんでした
- リマインド配信が使えるプランは、読んだ公式ページには記載がありません
- フリープランは配信が月1,000通まで(2026-10-09時点のlme.jp記載)。友だちが多いサロンで、お知らせを2〜3回に分けると通数が増えるため、事前に見積もっておく
LINE公式のガイドラインに基づく販促表現や配信頻度の注意は、今回読んだ範囲では確認できなかったため、この記事では触れていません。配信の頻度や表現は、LINE公式アカウントの規約を各自で確認してください。
まとめ:年末年始のお知らせは「予約の入口」を軸に3回に分ける
サロンの年末年始の連絡は、休業前に日程と締切を伝える、休業中は自動応答で休み明けの返信を伝える、休み明けに再開と個別の返信を行う、という3つの流れで考えると整理できます。文例の【】を差し替えるだけでなく、最終営業日、受付終了時刻、予約の入口の3点を先に決めておくと、全ての文面がそろいます。まずは文例1と文例4だけを自店用に直し、配信予約と自動応答の設定を試してみてください。
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