配信の文章ができた。あとは「配信」を押すだけ。
そのとき、画面の上では問題なく見えていても、実際にスマホで受け取ると、思っていた見え方と違うことがあります。
この記事では、公式LINEの管理画面にある「テスト配信」の使い方と、テスト配信で確かめたい5つのことを、自分で配信している方に向けて整理します。
画面の名前や仕様は、2026/10/18に公式マニュアルで確認しています。
テスト配信とは
メッセージ配信の作成画面には、「下書き保存」「テスト配信」「配信」のボタンが並びます。公式マニュアルによると、テスト配信は、その名のとおり、テストとして配信を行う機能です。
決まりは、次のとおりです。
- テスト配信は、下書きとして保存した状態でのみクリックできる
- ビジネスIDが「LINEアカウント連携:連携済み」の場合は、テスト配信先を「自分」または「すべての管理者と運用担当者」から選べる
- 「LINEアカウント連携:未連携」の場合は、管理者と運用担当者のうち、LINEアカウント連携をしている人にだけ配信される
つまり、テスト配信を受け取るには、自分のLINEが、管理画面のログインに連携されている必要があります。初めて使うときは、「自分にテストが届かない」となりやすいので、先に連携の状態を見ておくと安心です。
メンバーの追加の仕方は、公式マニュアルの「権限設定」に載っています。
作成画面のプレビューと、テスト配信は、役割が違う
作成画面の右側には、プレビューが出ます。公式マニュアルによると、プレビューは「トークルーム」と「トークリスト」をタブで切り替えられ、右上のダウンロードボタンから、トークルーム内のメッセージ全体を画像として保存できます。
プレビューは、内容の確認にとても便利です。ただ、実際のスマホで受け取る見え方までは、テスト配信で確かめるのが確実です。
プレビューで全体を見て、テスト配信で自分のスマホの画面を見る。この二段で確かめると、見落としが減ります。
テスト配信で確かめたい5つのこと
① 改行と段落が、スマホで読みやすいか
パソコンで書いた文章は、スマホでは折り返しの位置が変わります。一行が長すぎないか、文のかたまりが詰まりすぎていないかを見ます。
② リンクをタップして、正しいページが開くか
リンクは、テスト配信でも実際にタップして確かめます。予約ページ、フォーム、ブログなど、飛んだ先が意図したページか、スマホで見やすいかを見ます。
③ 画像の文字が、スマホで読めるか
画像に入れた文字は、スマホでは小さく見えます。読めなくなっていないかを見ます。画像を作った元のデータがあれば、文字だけ大きくして作り直せます。
④ トーク一覧に出る冒頭の文が、意図どおりか
受け取った人のトーク一覧には、メッセージの冒頭が表示されます。作成画面のプレビューにも、トークリストのタブがあります。冒頭の一行で内容が伝わるか、見ておくと安心です。
⑤ 吹き出しの順番と数が、意図どおりか
一回の配信には、最大3吹き出しまで設定できると、公式マニュアルに書かれています。順番を入れ替えたときに、話の流れが崩れていないかを見ます。
この5つは、私が整理した見方です。公式マニュアルに「必ずこの5つを見る」と書いてあるわけではありません。ご自身の公式LINEに合わせて、増やしたり減らしたりして使ってください。
配信するときに知っておきたいこと
テスト配信の確認が済んだら、配信日時を決めます。公式マニュアルの、配信に関する注意も合わせて確認しておきます。
- 同じ時刻に配信予約をした場合、一覧に保存した順に番号がつき、その番号順に予約・配信される
- 混雑状況などにより、設定した時間どおりに配信されないことがある
- 00:00や12:00のように、きりのいい時間帯の指定を避けると、遅延の緩和が期待できる。00:04、12:11のように時間をずらすことも対策になる
- 下書きは1000件まで保存できる
- テキストの内容によっては、当社規定により、配信や設定ができない言葉がある
- 配信メッセージの形式では、短縮URLの使用は非推奨とされている
「ちょうど12時に届けたい」と考えがちですが、公式マニュアルは、少しずらすことを案内しています。お昼の配信なら、12:10ごろに設定する、といった使い方ができます。
自分で配信するなら、テスト配信を「手順」に入れる
テスト配信は、気づいたときに押すより、配信の手順の中に入れておくほうが、続きます。
たとえば、次のような順番です。
1. 文章を書く(AIに下書きを手伝ってもらうのも一つの方法です)
2. 下書き保存する
3. 自分にテスト配信する
4. スマホで、改行・リンク・画像・冒頭の文を見る
5. 直す所があれば直して、もう一度テスト配信する
6. 配信日時を決めて、配信する
AIで書いた配信文を、自分の言葉に整える見方は、こちらにまとめています。
AIで書いた配信文が、自分の言葉に聞こえないとき|送る前に、自分らしく直す4つの見方
構築を頼む場合は、こう伝える
もし構築を頼むなら、「配信は自分でやりたいので、テスト配信を受け取れる状態にしてほしい」と、最初に伝えてみてください。
自分のLINEを管理画面に連携する手順を、納品のときに一緒に確かめてもらえると、渡されたあと、ご自身で配信を始めやすくなります。
渡したあと、ご自身で触れる形にすることは、構築のときにいちばん大事にしたいことの一つです。
まとめ
- テスト配信は、下書き保存した状態でのみ押せる
- テスト配信を受け取るには、自分のLINEが、管理画面のログインに連携されている必要がある
- プレビューで全体を見て、テスト配信で自分のスマホの画面を見る
- 確かめたいのは、改行・リンク・画像の文字・トーク一覧の冒頭・吹き出しの順番
- 配信時刻は、00:00や12:00を避けて少しずらすと、遅延の緩和が期待できる
- テスト配信を、配信の手順の中に入れておくと続く
6つの質問に答えるだけで、今の公式LINEの見直しどころが分かります。
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書いた人:ふくろう(LINE構築×AI)
LINE公式アカウントの構築・運用を3年、100アカウントほど。AIも使って作りますが、渡したあと、ご自身で触れる形にすることを大事にしています。
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