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公式LINEの構築を頼む前に、今の手間を書き出しておく|頼んだあとに「楽になったか」を確かめるために

構築を頼む前に今の手間を書き出す

公式LINEの構築を、そろそろ人に頼もうか考えている。そんな方に、依頼先を探す前に一つだけやっておいてほしいことがあります。
それは、今、お客様とのやりとりに、どんな手間がかかっているかを書き出しておくことです。

構築が終わると、メニューもあいさつも整って、見た目はぐっと良くなります。ただ、半年たってから「頼んでよかったのか」と振り返ろうとしても、頼む前の様子を覚えていないと、比べようがありません。
この記事では、頼む前に書き出しておくと役に立つことと、書き出し方をまとめます。管理画面の数字の名前は、2026/10/16に公式マニュアルで確認しています。

なぜ、頼む前に書き出すのか

書き出しておくと、良いことが三つあります。

  • 頼む目的がはっきりする:「なんとなく整えたい」が、「予約の確認の連絡を減らしたい」のような、具体的な目的に変わります
  • 相談の場で話が早くなる:依頼先に、今の困りごとをそのまま見せられます
  • 頼んだあとに比べられる:構築のあと、同じ項目を数え直せば、何が変わったかが分かります

数字がきれいにそろっていなくても大丈夫です。「だいたい」で書いておくだけで、何も書いていない状態とは、まったく違います。

書き出すこと1:毎週、手で返しているやりとり

いちばん大事なのは、管理画面には出てこない「手間」です。1週間だけ、次のようなやりとりを、メモ帳に正の字で数えてみてください。

やりとり数えること
予約・申込の受付何件あって、1件に何往復しているか
同じ質問への返事(営業時間・場所・料金など)週に何回、同じことを書いているか
予約の確認・前日の連絡手で送っている数と、かかっている時間
電話やほかのSNSでの問い合わせLINE以外から来ている数

「同じ質問に週に10回答えている」「予約1件に平均3往復している」といった数字が見えてくると、構築で何を減らしたいかが、ぐっとはっきりします。
かかっている時間も、ざっくりで構いません。「夜に30分くらい、返信だけしている」でも立派な記録です。

書き出すこと2:管理画面の数字を、今日の日付で控える

次に、公式LINEの管理画面で見られる数字を控えておきます。どれも「分析」の中にあります。

友だち

  • 「友だち追加数」「ターゲットリーチ」「ブロック数」が確かめられます
  • 公式マニュアルによると、初めは直近7日分の数値が表示されていて、それより前は日付を選ぶと確かめられます

チャット

  • 「受信メッセージ」「送信メッセージ」などの数字があります
  • 公式マニュアルによると、「送信メッセージ」は手動で送信したメッセージの数だけが数えられます。つまり、手で返している量の目安になります(「受信メッセージ」には、自動応答のキーワードやスタンプなども含まれます)

メッセージ配信

  • 配信ごとに「配信」「開封」「クリックユーザー」などが見られます
  • 最近の配信を二つ三つ選んで、控えておきます

全部を写す必要はありません。今日の日付と、上の数字のうち分かるものを、メモ1枚に書いておくだけで十分です。
数字の読み方に迷ったら、こちらの記事も参考になります。
友だちは増えたのに予約が入らない|追加・ブロック・クリックの数字で、止まっている場所を探す

書き出すこと3:困っている場面を、一言ずつ

数字にならない困りごとも、書き出しておきます。お客様の側から見た場面で書くと、依頼先にも伝わりやすくなります。

  • 「予約したお客様から、場所が分からないと当日に連絡が来る」
  • 「初めての方が、何を送ればいいか分からずに止まっている」
  • 「休みの日にも返信していて、気が休まらない」

一つの場面を一行で書きます。三つから五つほど出てくれば十分です。
この一覧が、そのまま構築で直したいことの候補になります。

書き出すこと4:自分で続けたいこと、手放したいこと

最後に、構築のあと、ご自身で続けたいことと、できれば手放したいことを分けておきます。

  • 自分で続けたい:たとえば、配信の文章は自分の言葉で書きたい、お客様への返事は自分でしたい
  • 手放したい:たとえば、予約の確認の連絡、同じ質問への返事、毎月の数字の確認

これを先に決めておくと、「全部を自動にしたら、自分らしさがなくなった」「直したいのに、自分では触れない」といった、頼んだあとの行き違いを防ぎやすくなります。
渡したあと、ご自身で触れる形にしたい部分は、相談の最初に伝えてください。

書き出したメモを、相談と、頼んだあとに使う

書き出したメモは、二回使います。

一回目:相談のとき
メモをそのまま見せて、「この中で、どれが減らせそうですか」と聞いてみてください。答え方を聞くと、依頼先が、あなたの困りごとを中心に考えてくれるかが見えてきます。

二回目:構築が終わって、1〜2か月たったころ
同じ項目を、もう一度数えてみます。手で返している数が減ったか、同じ質問は減ったか、ブロックは増えていないか。
減っていれば、頼んだ意味がありました。減っていない所があれば、そこが次に直すところです。

頼む前に決めておきたいことは、こちらの記事にもまとめています。
公式LINEの構築を外注する前に、決めておく5つのこと|依頼先に聞かれる前に整理したい項目

まとめ

  • 構築を頼む前に、今の手間を書き出しておくと、目的がはっきりし、頼んだあとに比べられる
  • 1週間、手で返しているやりとりを数える(件数・往復・時間)
  • 管理画面の「分析」で、友だち・チャット・配信の数字を今日の日付で控える
  • 困っている場面を一行ずつ、三つから五つ書く
  • 自分で続けたいことと、手放したいことを分けておく
  • メモは、相談のときと、構築のあと1〜2か月で、二回使う

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書いた人:ふくろう(LINE構築×AI)
LINE公式アカウントの構築・運用を3年、100アカウントほど。AIも使って作りますが、渡したあと、ご自身で触れる形にすることを大事にしています。
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