忙しい時期が続いて、公式LINEの配信がしばらく止まっている。そろそろ再開したいけれど、久しぶりに送るのは、なんとなく気が重い。
そんなときは、いきなり配信を作るより先に、「止まっているあいだも、友だちに届き続けていたもの」を見直すのがおすすめです。
配信を休んでいても、公式LINEは動き続けています。新しく友だち追加した人にはあいさつメッセージが届き、トーク画面にはリッチメニューが表示され、キーワードを送れば応答メッセージが返ります。そこに古い情報が残っていると、再開の一通より先に、古い案内が読まれてしまいます。
この記事では、再開の前に見る場所と、最初の一通の考え方をまとめます。機能の名前や仕様は、2026/10/16に公式マニュアルで確認しています。
まず、止まっていたあいだに動いていたものを確かめる
配信を止めていても、次のものは、設定したままずっと働いています。
| 場所 | 誰に届くか | 古くなりやすいこと |
|---|---|---|
| あいさつメッセージ | 新しく友だち追加した人 | 当時のキャンペーン、終わったクーポン、古い料金 |
| リッチメニュー | トーク画面を開いた人 | 終わった企画のボタン、古い予約先 |
| 応答メッセージ | キーワードを送った人 | 営業時間・定休日・受付の方法 |
| プロフィール | アカウントを見に来た人 | 営業時間、紹介文、写真 |
再開の配信は、送った日に一度読まれて終わります。一方、上の四つは、毎日だれかの目に触れています。順番としては、こちらを先に整えるほうが、効き目が長く続きます。
見直し1:あいさつメッセージと、中に入れていたクーポン
あいさつメッセージは、管理画面の「トークルーム管理」の中にあります。休む前に作ったままになっていないか、文面を読み返してみてください。
特に気をつけたいのが、クーポンです。
公式マニュアルには、クーポンをあいさつメッセージなどに設定したあとで終了のステータスにした場合、終了したクーポンがユーザーに配布される可能性がある、と書かれています。配布を止めるには、各画面から終了したクーポンを削除するように、とあります。
見直し方
- あいさつメッセージを開いて、クーポンやリッチメッセージが入っていないか見る
- 入っていて、もう使わないものなら、あいさつメッセージの画面から外す
- 新しいクーポンに入れ替える場合も、公式マニュアルによると、クーポンを更新しても自動では反映されないため、一度外して選び直す
見直し2:リッチメニューの表示期間とボタンの行き先
リッチメニューは、「トークルーム管理」の「リッチメニュー」から作ります。表示期間を設定できるので、休む前に期間を決めて作っていた場合、期間が終わっているかもしれません。公式マニュアルでは、期限の切れたリッチメニューは、下書きと同じ一覧に表示されると説明されています。
見直し方
- リッチメニューの一覧で、今どのメニューが表示中で、どれが期限切れかを確かめる
- 表示中のメニューのボタンを、一つずつ押してみる。予約ページ、申込フォーム、ホームページなど、行き先が今も使えるかを見る
- 終わった企画のボタンが残っていたら、今の案内に差し替える
ボタンを押した先が「ページが見つかりません」だと、せっかく関心を持ってくれた人が、そこで止まってしまいます。休んでいたあいだにURLが変わったものがないか、特に確かめておきたいところです。
見直し3:応答メッセージとプロフィールの営業情報
応答メッセージは、決めたキーワードが送られてきたときに自動で返す機能です。公式マニュアルによると、キーワードと完全に一致するメッセージを受け取ったときに送られます。
「営業時間」「料金」「予約」など、よく送られる言葉で返す文面に、古い情報が残っていないかを見ます。
見直し方
- 応答メッセージの一覧を開いて、営業時間・定休日・料金・受付の方法が書かれたものを読み返す
- プロフィールも同じように見る。プロフィールの各パーツは、編集したあと、ページ下部の「公開」を押すまで反映されません(公式マニュアルより)。直したのに変わっていないときは、公開の操作が済んでいるかを確かめてください
見直し4:休んでいたあいだの友だちの数を見ておく
再開の前に、管理画面の「分析」の「友だち」で、友だち追加数とブロック数を見ておきます。公式マニュアルによると、初めは直近7日分の数値が表示されていて、それより前の数値は日付を選ぶと確かめられます。
休んでいるあいだにも友だちが増えていたら、その人たちは、あいさつメッセージしか受け取っていないことになります。「はじめまして」に近い気持ちで、再開の一通を書くと、読んでもらいやすくなります。
再開のあとにブロックが増えるかどうかを比べるためにも、今の数字を一度メモしておくと安心です。
再開の一通は、短く、用件を一つに
見直しが終わったら、いよいよ再開の配信です。久しぶりの一通で、つい、お休みしていた理由や近況をたくさん書きたくなりますが、長いお詫びは必要ありません。
再開の一通の考え方
- 冒頭は「お久しぶりです。〇〇です」と名乗るだけで十分
- 用件は一つにする(たとえば、新しい受付の開始、今月の空き状況、よくある質問への答えなど)
- これから、どのくらいの間隔で何を届けるかを、ひと言添える
- 最後に「気になることがあれば、このトークに返信してください」と、話しかけるきっかけを置く
公式LINEのメッセージ配信には、日時を指定した予約配信、下書きの保存、テスト配信があります。一通目をテスト配信で自分のスマートフォンに送って、改行やリンクの見え方を確かめてから、予約しておくと落ち着いて出せます。
最初の一行の書き方は、こちらの記事が参考になります。
LINE配信で読まれる『最初の1行』の作り方〜開封率を上げる書き出し〜
再開したら、続けられる間隔を決めておく
再開の一通がうまく出せても、また止まってしまっては、同じことの繰り返しになります。
「毎週出す」と決めるより、「月に2回、第1と第3の火曜日」のように、ご自身が続けられる間隔を先に決めておくほうが、長く続きます。書けたときに、下書きや予約配信にためておくのも一つの方法です。
配信頻度の決め方|多すぎ・少なすぎを避ける考え方と、LINE公式アカウント+エルメで頻度を管理するコツ
まとめ
- 配信を休んでいても、あいさつメッセージ・リッチメニュー・応答メッセージ・プロフィールは働き続けている
- 再開の前に、この四つに古い情報が残っていないかを見る
- 終わったクーポンをあいさつメッセージに入れたままにしていないか、特に確かめる
- 友だち追加数とブロック数を、再開の前にメモしておく
- 再開の一通は短く、用件を一つに。続けられる間隔を決めておく
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書いた人:ふくろう(LINE構築×AI)
LINE公式アカウントの構築・運用を3年、100アカウントほど。AIも使って作りますが、渡したあと、ご自身で触れる形にすることを大事にしています。
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