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リッチメニューのボタンを迷わせない並べ方|情報設計の考え方と、無料プラン2つの使い分け

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リッチメニューは、作ること自体より「どのボタンを、どこに、何個置くか」で使いやすさが決まります。画像がきれいでも、友だちが開いた瞬間に「どれを押せばいいの?」と迷えば、結局トークで質問が飛んできます。この記事は、画像の作り方や登録の手順ではなく、ボタンの情報設計に絞って、考え方と、エルメ(L Message)のフリープランで作れる2つのメニューの使い分けを整理します。事実として書くのは、エルメの公式マニュアルと公式サイトで確認できた範囲だけです。確認できなかった点は、そのように書きます。

結論:ボタンは「友だちの問い」の順に並べる

  • 迷いの原因は、デザインよりも「友だちが知りたい順番」と「ボタンの並び」がずれていることにあります。
  • ボタン数は、公式のメディア記事では大サイズの6分割が無難とされています。迷ったらここから始めるのが現実的です。
  • フリープランのリッチメニューは2つまで(公式料金表、取得日2026-10-09)。2つを「常設用」と「切り替え先または期間用」に分けると、役割がぶれません。
  • 友だちごとに表示を変える「ユーザー別表示」は、公式マニュアルでは有料プラン限定と書かれています。

画像の作成手順や、保存しても表示されない問題など、作り方の部分はエルメのリッチメニューの作り方と、つまずきやすい3つのポイント|フリープランは2つまでにまとめています。この記事はそれを読み終えた後、あるいは作る前の設計段階で読む内容です。

この記事の流れ1結論2迷う原因は、ボタンの数ではなく「問いの順番」3ボタンの数とレイアウトを決める4並べ方の4つのルール5無料プラン2つの使い分け方6作った後に見るポイント
この記事の流れ

迷う原因は、ボタンの数ではなく「問いの順番」

友だちがトーク画面を開いてリッチメニューを見るとき、頭の中にあるのは多くの場合、次のような問いです。「予約したい」「いま空いているか知りたい」「前に聞いたことをもう一度見たい」「困りごとを相談したい」。これを事業者側の言葉で並べてしまうと、たとえば「サービス一覧」「会社概要」「ブログ」「お問い合わせ」のように、事業者が見せたい順になりがちです。

設計の最初にやるのは、ボタンのラベルを決めることではなく、友だちが開く理由を3〜5個書き出すことです。書き出したら、よく使われる順に並べ替えます。これだけで、「全部大事に見えて何も目立たない」状態を避けられます。

問いを3つのグループに分ける

  • いま動きたい人の問い(予約する、申し込む、注文する)
  • 確認したい人の問い(料金、場所、営業時間、よくある質問)
  • 困っている人の問い(変更したい、相談したい、連絡したい)

この3グループを、1つのメニューにすべて詰め込むのか、メニューを分けるのかが、後半の「無料プラン2つの使い分け」の出発点になります。

私の見立て ― 3つのポイント1リッチメニューの設計は、デザインの前に「友だちが開く理由」を書き出す作業が8割だと考えています(私の見立てで、公式の記載ではありません)2無料の2つは「足りない枠」ではなく「何を載せないか決める制約」として使うと、メニューが整理されます。ただし、出し分けが必要な事業には向きません3計測されるボタンとされないボタンがあるため、数字だけで良し悪しを決めない方が安全です。実際の声や問い合わせの内容も合わせて見直してください
私の見立ての要点

ボタンの数とレイアウトを決める

エルメでは、画像のサイズが大(2,500×1,686px)と小(2,500×843px)の2種類で、テンプレートは計12種類あると公式に説明されています。公式のメディア記事では、迷ったら大サイズの6分割が無難で、小サイズは画面を圧迫しにくい、とされています。アクションボタンは分割数と同じ数だけ置けるので、多くのボタンが必要なときは最大の6分割を選ぶ、という考え方です。

状況考えられるレイアウト理由(公式の記載ベース)と私の注意
主な用途が1つ(予約だけ、など)小サイズで2〜3分割小サイズは画面を圧迫しにくい。ただし押せる場所が少なく、説明の余地が減る
用途が3〜4個大サイズで4分割前後分割数がボタン数になる。テンプレートの具体的な分割は管理画面で確認
用途が5〜6個大サイズで6分割公式メディア記事が無難としているレイアウト
7個以上メニューを分けることを検討手動編集で自由に作ることはできるが、押す場所が小さくなる点は私の見立て
表で整理する項目主な用途が1つ(予約だけ、など)用途が3〜4個用途が5〜6個7個以上
表で整理する項目

ボタンが多いほど、友だちが押す場所を探す時間は増えます。多く置きたい気持ちが出たら、「本当にメニューに置く必要があるか」を考えます。年に1回しか見ない項目は、メニューに置かず、配信やトークで案内する方が、日常のボタンが見やすくなります。

並べ方の4つのルール

ルール1:1ボタン1目的にする

公式のメディア記事でも、1ボタン1目的を意識して文言を短くするよう勧められています。「予約・お問い合わせ」のように2つの目的を1ボタンに入れると、押した後のページが片方にしか対応せず、迷いが増えます。

ルール2:行動が分かる言葉にする

同じく公式のメディア記事では、「詳細はこちら」のようなあいまいな表現を避け、「予約する」「クーポンを見る」のように行動が伝わる言葉にする、と説明されています。ラベルの文字数は、画像の中で読める大きさに収まる範囲に抑えます。

ルール3:いちばん押してほしいものは左上

公式のメディア記事では、最も見てほしい項目は目立つ位置(左上)に置くのが基本とされています。優先度の低い項目は端に置きます。スマートフォンでは親指で押しやすい中央から下部に主要ボタンを置く案も、同じ記事に示されています。つまり、記事の中でも考え方が一通りではないので、自分の友だちが何を一番よく押すかを見て決めるのが確実です。

ルール4:「困ったとき」のボタンは必ず1つ置く

ここは私の見立てですが、問い合わせの入口が見つからないと、友だちは別のボタンを押して迷子になるか、画面を離れてしまいます。「相談する」「連絡する」といった出口を、目立たなくてもいいので固定の位置に1つ置いておくと、トークでの個別対応にスムーズにつながります。トークでの個別対応の決めごとは、エルメの1:1チャットの使い方と、複数人で対応するときの決めごとが参考になります。

無料プラン2つの使い分け方

エルメの料金表では、フリープランのリッチメニューは2つまで、スタンダードとプロは制限なしと記載されています(取得日2026-10-09)。ユーザー別に表示を変える機能は、メニュー一覧ページの説明に「有料プラン限定」とあります。つまり無料では、友だち全員に同じメニューが出る前提で、2つをどう使うかを考えることになります。

案A:「常設」と「切り替え先」で分ける

1つ目に、よく使う用途を並べた常設メニューを作ります。2つ目は、常設メニューの1つのボタンから「リッチメニュー切り替え」アクションで開く、補助メニューにします。公式マニュアルには、タップエリアのアクションとして別のリッチメニューへの切り替えがあると説明されています。こうすると、1画面に詰め込まず、「予約・確認・相談」の入口を1枚目、「料金・場所・よくある質問」などの確認系を2枚目に分けられます。

注意点が2つあります。1つ目は、2枚目から1枚目に戻るボタンを置かないと、友だちが戻れなくなることです。2つ目は、公式の画像作成ツールの説明で、タブは最大5個まで設定でき、タブごとに画像が必要とされている点です。タブ付きメニューを作る場合、各タブが別のリッチメニューとして数えられるのかは、今回確認した公式ページに記載がありませんでした。2タブ以上を作る前に、管理画面で上限の表示を確かめてください。

案B:「通常」と「期間用」で分ける

1つ目を通常メニュー、2つ目を期間限定の案内(キャンペーン、休業のお知らせ、年度初めの手続きなど)のために空けておく案です。公式マニュアルには、保存後すぐ表示するか、指定した開始日時に自動表示するかを選べる、と書かれています。期間が終わったら表示を停止して、通常メニューに戻します。

この案のメリットは、2つ目の枠を「いつでも差し替えられる枠」として空けておけるので、通常メニューを触らずに済む点です。デメリットは、2つの枠が常に埋まっていると、新しい案内を出したいときに作り直す手間が生じることです。管理画面では、削除したメニューの復元や複製ができると公式に書かれているので、使い終わった期間用メニューは削除せず、複製して再利用する運用も考えられます。

案C:ユーザー別表示をしたい場合

新規の人と既存の人でメニューを変えたい、という要望はよくあります。ただし、公式のメニュー一覧ページの説明では、ユーザー別表示は有料プラン限定です。フリープランでは、同じメニューが全員に表示される前提で設計します。出し分けが必須の事業は、始める前に、どのプランが必要かを確認してください。

案1枚目の役割2枚目の役割向いている場面気をつける点
A:常設+切り替え先よく使う入口(予約・相談など)確認系の項目(料金・場所・FAQ)ボタンが6個では足りない2枚目から戻るボタンが必須。タブの数え方は公式で確認できませんでした
B:通常+期間用通常の入口期間限定の案内季節や行事で案内が変わる2枠が埋まると作り直しが必要
C:出し分け——新規と既存を変えたいユーザー別表示は有料プラン限定。無料では不可

作った後に見るポイント:タップ回数の注意

公式マニュアルによると、メニュー一覧ではエリアごとのタップ回数と日時を確認できます。ただし、計測されるのは「エルメアクション」が設定されたエリアだけで、友だちアクション(ページを開く、など)だけのエリアは対象外と説明されています。

これは設計に影響します。たとえば、予約ページを開くだけのボタンは、タップ回数が出ない可能性があります。計測したいボタンには、エルメアクション(タグを付けるなど)を組み合わせる設計が考えられますが、1つのエリアに複数のアクションを併用できるかは、今回確認した公式ページに記載がありませんでした。管理画面で実際に試して、確認してください。

公開前のチェックリスト

  • 画像サイズは大(2,500×1,686px)か小(2,500×843px)のどちらかになっている。
  • 各エリアに、ラベルの文言と合ったアクションが設定されている。
  • メニューバーの文字は、友だちから見える文言になっている(公式マニュアルでも、注意して付けるよう説明あり)。
  • 保存しただけでは既存の友だちには表示されない。「表示させる」操作が必要(公式マニュアル)。
  • 自分のLINEで実際に押して、全エリアが期待通りのページに移動するか確認した。
  • 2枚目を使う場合、1枚目に戻る導線がある。

活用例(架空の設計例)

ここは実例ではなく、設計の考え方を示す架空の例です。成果の数字はありません。

少人数で運営する、架空の習い事教室を想定します。友だちが開く理由を書き出すと、「体験を申し込みたい」「次の教室日を確認したい」「休むと連絡したい」「月謝や持ち物を確認したい」「その他の相談」の5つが出てきました。このうち、毎週のように使うのは教室日の確認と休みの連絡で、体験の申し込みは新規の人だけが使います。

そこで1枚目は大サイズの6分割にして、左上に「休みの連絡」、その右に「次の教室日」、下の段に「体験申込」「月謝・持ち物」「相談する」、残り1つを「その他(切り替え)」としました。「その他」を押すと2枚目に切り替わり、「規約」「アクセス」「よくある質問」と、1枚目に戻るボタンが並びます。2つの枠をこの2枚で使い切るので、期間限定の案内はメニューに載せず、配信で伝える方針にしました。このように、先に「何を載せないか」を決めておくと、2つしかない枠でも迷わずに使えます。

私の見立て

  • リッチメニューの設計は、デザインの前に「友だちが開く理由」を書き出す作業が8割だと考えています(私の見立てで、公式の記載ではありません)。
  • 無料の2つは「足りない枠」ではなく「何を載せないか決める制約」として使うと、メニューが整理されます。ただし、出し分けが必要な事業には向きません。
  • 計測されるボタンとされないボタンがあるため、数字だけで良し悪しを決めない方が安全です。実際の声や問い合わせの内容も合わせて見直してください。

まとめ

ボタンを迷わせない並べ方は、友だちが開く理由を先に書き出し、よく使う順に並べ、1ボタン1目的・行動の言葉・左上優先・困ったときの出口、の4つを押さえることです。フリープランの2つは、「常設+切り替え先」か「通常+期間用」のどちらかで役割を分けると運用しやすくなります。ユーザー別表示は有料プラン限定ですので、必要な場合はプラン選びの段階で確認してください。料金やプランの内容は、2026-10-09時点の公式情報です。変更されることがあるため、契約前に公式で確認をお願いします。

構築代行のご案内(30万円〜・税別)

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