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全◯回の連続講座で、誰がどの回を休み誰が宿題を出していないか分からない|出席・課題提出を回数別タグとフォームで見える化する手順

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第4回の講座の前日、名簿のスプレッドシートを開いて手が止まる。第2回を休んだ人は誰だったか。第3回の宿題を出していないのは何人で、そのうち本当に未提出なのは誰か。提出されたはずの課題がメールとLINEの個別メッセージに散らばっていて、「届いているのに名簿に反映していない人」と「まだ出していない人」が区別できない。全◯回の連続講座を、本業の合間に一人で回している主催者からよく聞く場面です。

この記事は、連続講座の「各回の出席」と「課題の提出」を、エルメ(L Message)のタグとフォームで回数別に見える化する手順を整理したものです。エルメが出席を自動で判定してくれるわけではありません。人が記録する・本人に回答してもらう作業を、あとから一覧で見られる形にするところまでが守備範囲です。機能の記述は2026-10-09に公式マニュアル(lme.jp/manual)で確認した範囲に限っています。売上を伸ばす話ではなく、把握漏れと確認の手間を減らす話に絞ります。

まず切り分ける:把握できていないのは「出席」「提出」「連絡先」のどれか

「管理できない」と一口に言っても、詰まっている場所は人によって違います。ここを取り違えると、道具を入れても楽になりません。次の表で、自分の講座がどれに当たるかを先に確認してください。

この記事の流れ1まず切り分ける:把握できていないのは「出席」「提出」「連絡先」のどれか2LINE(エルメ)で解ける部分と、解けない部分3回数別タグとフォームの設計手順:「未」の印を付けて、回答で外す4判断基準と、そのまま使える運用ルール案5活用例(架空の設計例):週1回・全8回の小さな文章講座6向かないケースと、確認が必要な点7私の見立てとまとめ
図:この記事の流れ
現場で起きていること原因の見立て次の一手
欠席した人が誰か、回が終わってから名簿を見ないと分からない出席の記録を主催者が後から手で転記している出席を本人に回答してもらう形にして、回答した時点で記録が残るようにする
宿題を出した人と出していない人が混ざって数えられない提出物の受け口が複数(メール・DM・手渡し)に分かれている受け口を1つのフォームに寄せ、回答者には「提出済み」の印が付く形にする
出したと言う人と、届いていないと言う人の言い分が食い違う提出の控えが双方に残っていない回答完了時に「質問と回答のコピーメッセージ」を本人に返し、控えを残す
途中から入った人・振替で来た人がいて、回ごとの対象者が一定しない名簿が「全員一律」の前提で作られている対象者は申込時にタグで決め、回ごとの個別事情は別の印で扱う
LINEで連絡しても、グループの会話に流れて読まれない連絡手段が個別ではなく全体に向いている催促は対象者だけに届く配信に分ける(本記事の後半)
まず切り分ける:把握できていないのは「出席」「提出」「連絡先」のどれか表の見出し:現場で起きていること欠席した人が誰か、回が終わってから名簿を見ないと分からない宿題を出した人と出していない人が混ざって数えられない出したと言う人と、届いていないと言う人の言い分が食い違う途中から入った人・振替で来た人がいて、回ごとの対象者が一定しないLINEで連絡しても、グループの会話に流れて読まれない
図:まず切り分ける:把握できていないのは「出席」「提出」「連絡先」のどれか

LINE(エルメ)で解ける部分と、解けない部分

エルメのフォームは、回答が友だちのユーザー情報と自動で紐づく仕組みです。回答完了時のアクションとして、タグの付与・解除、ステップ配信の開始・停止、テンプレートの送信などを設定できると公式マニュアルに書かれています。この性質を使うと、「回答した=出席した/提出した」という事実がタグとして残り、あとから一覧で見られます。一方で、解けないことも明確にあります。

やりたいことエルメでできるか補足
回答した人に、出席・提出の印(タグ)を付けるできる(回答完了時アクション)フォームの設定で、回答者にタグを付与または解除する
タグが付いた人の一覧を見るできるタグの「友だち数」をクリックすると、そのタグの友だちを一覧で確認できる
提出済みの人を除いて催促を送るできる(組み方次第)最初に全員へ「未提出」タグを付け、回答時に外す形にすれば、残った人が未提出者になる。公式の未回答者タグの考え方と同じ
受講者が本当にその場にいたかを確かめるできないフォームは本人の申告に基づく。代理回答や後からの回答は防げない
出席回数や提出率を自動で集計して判定する公式で確認できた範囲では記載なし集計は一覧を見て人が数えるか、フォームの回答をスプレッドシートに書き出して行う
添削・採点・修了判定できないこの記事の対象外。人の判断が要る

回数別タグとフォームの設計手順:「未」の印を付けて、回答で外す

設計の核は、公式マニュアルの「フォーム回答者と未回答者を区別する方法」と同じ考え方です。最初に全員へ「未回答」を意味するタグを付けておき、フォームの回答完了時にそのタグを外す。これにより、タグが残っている人が「まだの人」になります。これを出席と課題の両方に、回数別で適用します。

1. タグの命名:回数・種別・状態を並べる

例として、講座名を「文章講座」、全8回とします。タグは「文章_第3回_未出席」「文章_第3回_未提出」のように、「講座名・回・状態」の順で名前を付けます。1回あたり2種類、8回で16個。「+新規作成」は一度に最大20個、CSVなら一度に最大200個まで作れると公式に書かれているので、全8回なら一度に作れます。命名のルールは先に決めておかないと、数か月後に何のタグか分からなくなります。整理の考え方は、別記事の棚卸しの手順も参考になります。

2. 申込フォームの回答完了時に、全回分の「未」タグをまとめて付ける

受講の申込をフォームで受けているなら、その回答完了時アクションで、全8回分の「未出席」「未提出」タグを一度に付けます。「全員一律に後から付ける」より、申込の時点で付くほうが、途中から入る人にも同じ手順で適用できます。既存の友だちに付ける場合は、友だちリストで対象を選び、「アクション選択」からタグを付ける方法が公式に紹介されています。なお、友だち追加時の設定は既存の友だちには自動では効きません。

3. 出席フォームを1つ作り、「何回目か」を選んでもらう

フリープランのフォームは3つまでです。回ごとに出席フォームと課題フォームを作ると、2回目の時点で上限に届いてしまいます。そこで、出席フォームを1つ、課題フォームを1つにして、質問の1つ目を「何回目ですか」という単一選択にします。公式のよくある質問では、回答ごとに別の動きをさせたいとき、回答ごとのタグを作り、フォームの選択肢にタグを連携させる方法が案内されています。この方法で、「第3回」を選んだ人から「文章_第3回_未出席」が外れる形にします。申込フォームを含めて合計3つで、フリープランに収まります。

4. 課題フォームの受け口を決める

課題の形で、受け口の設計が変わります。短い文章なら、長文回答の質問で受けられます。画像なら、ファイルアップロードの質問が使えます。ただし公式のフォーム説明には、ファイルの上限は10MB、対応形式はpng・jpgと書かれており、同じページの別の箇所にはPDFや動画にも触れた記述があって、両者が食い違っています。PDFや動画で提出させたい場合は、提出前に試験的に自分で回答して確認するか、共有リンクのURLを書いてもらう設計にするのが安全です。

5. 回答後に本人へ控えを返す

回答完了時には、送信メッセージと「質問と回答のコピーメッセージ」を設定できます。「第何回の課題を受け取りました」と、本人が選んだ回の名前を返す文面にしておくと、回の選び間違いに本人が気づけます。後述するように、この「選び間違い」が、この設計で最も起きやすいつまずきです。

判断基準と、そのまま使える運用ルール案

迷いやすい場面の判断表

状況出席タグ提出タグ次の動き
出席して提出もした「未出席」が外れている「未提出」が外れている何もしない
欠席したが、課題は提出した「未出席」が残る「未提出」が外れている資料送付の対象としてのみ「未出席」を使う
出席したが、提出期限を過ぎた「未出席」が外れている「未提出」が残る催促を1通。期限の延長可否は主催者が個別に判断
欠席して提出もない両方残る両方残る電話や個別連絡に切り替える目安にする
回を間違えて回答した別の回のタグが外れている同上回答情報で確認し、正しい回のタグを手で直す。本人にコピーメッセージを再送する
振替で別日に出席したフォームで該当回を選べば外れる—振替日は本人申告のため、必要なら主催者が名簿と突き合わせる

運用ルール案(コピーして使える形)

  • 講座の開始前に、全回分の「未出席」「未提出」タグが受講者に付いていることを、タグの友だち数で確認する。
  • 出席フォームのURLは、その回の開始時刻から終了後1時間までのあいだにだけ案内する。それ以外の時間に届いた回答は、本人に確認する。
  • 課題の提出期限は、各回の終了時に必ず案内する。期限の翌朝に、「未提出」タグの一覧を確認する担当を決める。
  • 催促は期限の翌日に1通だけ送る。2通目は送らず、それでも残る人は電話や個別メッセージに切り替える。
  • 「未出席」「未提出」が3回以上残っている受講者は、月に一度、主催者が一覧を見て個別に声をかける。判断を自動化しない。
  • タグを外しても、タグ追加時に動いたアクションは取り消されない。回の選び間違いを直すときは、そのことを前提に手で修正する。
運用ルール案(コピーして使える形)講座の開始前に、全回分の「未出席」「未提出」タグが受講者に付いていることを、タグの友だち数で確認する出席フォームのURLは、その回の開始時刻から終了後1時間までのあいだにだけ案内する課題の提出期限は、各回の終了時に必ず案内する催促は期限の翌日に1通だけ送る「未出席」「未提出」が3回以上残っている受講者は、月に一度、主催者が一覧を見て個別に声をかけるタグを外しても、タグ追加時に動いたアクションは取り消されない
図:運用ルール案(コピーして使える形)

欠席が続いている人への声かけの考え方は、欠席が続いている人に気づくのが遅れる悩み|タグと友だち情報で「声をかける合図」を作る手順でも整理しています。

催促の配信:全員に送らず、未提出者だけに送る

公式マニュアルには「タグ付けしたユーザーへの一斉配信方法」と、「フォーム回答時にステップ配信を停止させる方法」が載っています。前者を使えば、期限翌朝に「第3回_未提出」タグの人だけに予約配信で催促を送れます。後者を使えば、ステップ配信で「期限の前日」「期限の翌日」の2通を用意し、提出した人にはフォーム回答の時点で後続を止める形が組めます。未回答者への組み方の詳細は、エルメで未回答者にリマインドを送る設計|フォーム未回答と開催前を公式範囲で整理を参照してください。フォーム側の「回答後に何を動かすか」の整理は、フォームの回答後アクションと条件の考え方|回答でタグを付ける・通知する・次の案内につなぐにあります。

活用例(架空の設計例):週1回・全8回の小さな文章講座

以下は実在の講座ではなく、この記事のために作った架空の設計例です。成果の数字は載せていません。

  • 前提:受講者12名、全8回、毎週土曜の午前。課題は毎回400字程度の文章で、文字入力での提出。
  • 申込時:申込フォームの回答完了時に、全8回分の「未出席」「未提出」16個を一度に付ける。
  • 当日の朝:開始1時間前に、出席フォームのURLを一斉配信で送る。「到着したらここから、今日が何回目かを選んでください」と書く。
  • 開始後:会場では、回答済みの人の名前を主催者が一覧で確認する。回答漏れの人にはその場で声をかける。
  • 終了時:課題フォームのURLと期限(翌週の木曜)を、その場で案内する。
  • 期限の翌朝:「第3回_未提出」の友だち一覧を確認する。残っている人へ、予約配信で短い一通を送る。
  • 毎週の締め:「未出席」が残る人に、配布資料のURLを個別に送る。

この設計で月に必要な配信数の目安は、12名に出席案内1通と催促1通を送るとして、1回あたり最大で24通、8回で192通ほどです。フリープランの月1,000通の範囲に収まりますが、これは単純な計算であり、別の配信を併用すれば変わります。

向かないケースと、確認が必要な点

LINEの仕組みに任せないほうがよいケース

  • 出席の記録が、資格・助成・社内の履修要件などの根拠として求められる場合。フォームは本人の申告なので、受付で名簿に署名してもらうなど、別の記録方法を併用してください。要件の確認は、それぞれの主催者・制度側に問い合わせてください。
  • 課題が、成績・健康状態・家庭の事情など機微な個人情報を含む場合。LINEで受けるか、そもそも何を集めるかは、各自の方針と規約を確認して判断してください。
  • 課題の提出が大きなファイルや動画中心の場合。公式のファイル上限が10MBで、形式の記載も一致していないため、専用の置き場所を別に用意するほうが確実です。
  • 受講者がLINEをあまり見ない場合。催促が届かないので、メールや電話が適しています。
  • 欠席の理由が体調や家庭の事情で、無理に催促したくないとき。自動の催促ではなく、人の言葉で連絡するほうが適しています。

公式で確認できなかった点(契約・設定前にご確認ください)

項目確認状況対応案
出席や提出の自動判定・集計公式で確認できた範囲では記載なし一覧とスプレッドシート書き出しで人が数える
1つの回答完了アクションで複数のタグを同時に付けられる数の上限公式の該当ページで確認できなかった設定画面で試し、16個付くかを確認する
友だちリストを講座のタグで絞り込んで、そのままアクションを実行できるか公式の該当ページで確認できなかった絞り込めない場合は、申込時に付ける設計を優先する
ファイルアップロードの対応形式同じ公式ページ内で記述が一致していない提出前に自分で試し、PDFが通るかを確認する
各機能の対象プラン公式で確認できた範囲では、フリープランの上限(配信1,000通/月・フォーム3つ)のみ。取得日2026-10-09契約前に公式の料金ページで確認
私の見立てとまとめ1連続講座の管理は、出席より先に「提出の受け口を1つにする」ほうが効果が見えやすいです2「未」タグを付けて回答で外す形は、タグの数が増える代わりに、見る場所が1つになります3自動化するのは「一覧が出ること」と「対象者にだけ催促が届くこと」までです
図:私の見立てとまとめ

私の見立てとまとめ

私の見立て3点

  • 連続講座の管理は、出席より先に「提出の受け口を1つにする」ほうが効果が見えやすいです。メール・DM・手渡しが混ざっている限り、数えるたびに確認作業が発生します。
  • 「未」タグを付けて回答で外す形は、タグの数が増える代わりに、見る場所が1つになります。回数が多い講座ほど、命名ルールを最初に決めた人が楽になります。
  • 自動化するのは「一覧が出ること」と「対象者にだけ催促が届くこと」までです。欠席が続く人、提出が止まった人への声かけは、人の言葉のほうが適しています。

まとめ

全◯回の連続講座で、出席と課題提出を管理しやすくする設計の要点は次のとおりです。(1) 回ごとに「未出席」「未提出」のタグを付けておき、フォームの回答完了時に外す。(2) フォームは出席用と課題用を1つずつにして、「何回目か」を選んでもらう。(3) 催促は未提出タグの人にだけ送る。(4) 出席の正確さが要件になる講座や、機微な情報を扱う課題は、LINEに任せない。まずはフリープランで、申込・出席・課題の3つのフォームを作り、自分で回答して動きを確かめてみてください。

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