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契約更新・継続のご案内の文例7つ|顧問・月額契約のフリーランス向けの言い回しと使いどころ

※この記事は広告(アフィリエイトリンク)を含みます。文例はすべて当ブログの作例で、実在の個人・会社の文面ではありません。

月末の夜、顧問先の契約書のPDFを開いて、更新日と「更新拒否の通知期限」を探す。そんな経験のあるフリーランスは少なくないと思います。広報顧問、運用の月額サポート、デザインの保守契約のように、毎月決まった稼働で続ける仕事は、始めるときの文面は工夫しても、更新のときは「来月もお願いします」の一言で済ませがちです。ところが更新のタイミングは、条件を見直し、継続の意向を確かめる大事な場面です。

この記事では、LINEで更新・継続のご案内を送るときの文例を7つ、場面を変えて紹介します。対象は、士業以外のフリーランスや、顧問契約・月額契約で仕事をしている個人事業の方です。契約の法的な有効性や条文の解釈は扱いません。契約書の内容に沿って、各自で確認してください。

顧問・月額契約の更新案内で、他業種と違って気をつけること

店舗の会員更新と、顧問・月額契約の更新は、似ているようで別物です。この業種に固有の注意点を整理します。

この記事の流れ1顧問・月額契約の更新案内で、他業種と違って気をつけること2どの配信形態で送るか:一斉配信・ステップ・1:1の使い分け3文例7つ(作例):場面と相手の状況を変えて4更新案内の運用ルールと、判断のチェック5活用例(架空の設計例)6LINEの文面だけで進めないほうがよいケースと、確認が必要な点7私の見立て3点とまとめ
図:この記事の流れ
  • 更新が「自動更新」か「合意して更新」かで、案内の意味が変わる。自動更新なら案内は「更新しない場合の連絡期限」の確認が主役になり、合意更新なら「続けますか」の意向確認が主役になる
  • 更新しない旨を伝える期限(例:満了の◯日前まで)が契約書にあることが多い。案内が遅れると、相手が選べなくなる
  • 稼働実績(対応時間、納品物、相談の回数)を振り返らずに更新すると、条件の見直し機会を失う。数字を盛る必要はないが、「何をしてきたか」の一覧は添えたい
  • 報酬や稼働時間の変更を伴う更新は、LINEの短い文面で決めず、書面やメールで条件を残す。LINEは「見直しの相談をしたい」という入口にとどめる
  • 相手は個人の経営者や担当者であり、社内の決裁を待つことがある。返事が遅いのは断りではないことが多い

更新の意向と条件が決まったら、最終的な合意は契約書、または双方が保存できる書面で残すのが一般的です。LINEのやり取りだけを根拠にすることの可否は、契約の内容で変わるため、不安がある場合は専門家に確認してください。

契約の状態案内の主役向く文例
自動更新で、更新拒否の期限が近い期限の確認と、条件を見直したいかの打診文例1・5
合意更新で、まだ意向を聞いていない継続の意向の確認と稼働の振り返り文例2
案内したが返事がない相手の負担を下げる再送と、期限の再提示文例3・6
相手から終了の意向が出た受け止めと、引き継ぎ・今後の窓口文例4・7
顧問・月額契約の更新案内で、他業種と違って気をつけること表の見出し:契約の状態自動更新で、更新拒否の期限が近い合意更新で、まだ意向を聞いていない案内したが返事がない相手から終了の意向が出た
図:顧問・月額契約の更新案内で、他業種と違って気をつけること

どの配信形態で送るか:一斉配信・ステップ・1:1の使い分け

更新の案内は、一人ひとり契約の満了日が違い、条件も違います。そのため、全員に同じ内容を送る一斉配信は原則向きません。文例ごとに、向いている送り方を表にしました。配信の種類はエルメの公式マニュアルでも、一斉配信(メッセージ配信)、ステップ配信、リマインド、自動応答、1:1チャットとして整理されています。

文例向く送り方理由
文例1:更新1か月前の初回案内1:1チャットで個別に送る(顧問先が少数のとき)満了日と条件が相手ごとに違う。数件なら手で送ってもよい
文例2:稼働の振り返りと継続の確認1:1チャット稼働実績の一覧を相手ごとに添えるため
文例3:返事がない相手への再送ステップ配信(2通目として設定)、または1:1返信があれば止められるように設計できる。ステップは作るだけでは届かず、開始の設定が必要
文例4:終了の意向を受けたときの返信1:1チャットのみ相手の言葉に合わせて書くため、自動化しない
文例5:報酬改定を伴う更新の打診1:1チャット+メールで条件を送る条件の記録は書面で残す
文例6:期限直前の最終確認1:1チャット急ぎで、電話を併用することもある
文例7:契約満了後のスポット相談の窓口自動応答、または終了時に一度だけ送る1:1窓口を案内するだけなので、定型で足りる

リマインドは、公式の分類では予約機能に紐づく仕組みです。更新の案内には直接使わず、更新打ち合わせの予約を取った場合の前日連絡に使うのが筋です。顧問先が数十件に増えたときは、友だち情報の日付項目に「更新案内日」を入れて合図にする方法がありますが、その組み方は会員・回数券の更新案内を出し忘れる|期限の持たせ方とステップ配信・タグ・友だち情報の使い分けで整理しています。

文例7つ(作例):場面と相手の状況を変えて

【】は差し替える箇所です。個人名・社名・金額・日付は仮置きなので、そのまま送らないでください。絵文字は使っていません。

文例1:更新1か月前の初回案内(常連・順調に続いている相手)

使いどころ:自動更新の契約で、更新拒否の期限の約2週間前。毎月の稼働が安定している顧問先に。

この文面の狙い:更新の事実と期限を知らせつつ、「このまま続けるか、見直したいか」を相手が答えやすい形で聞く。

【ご担当者名】様、いつもありがとうございます。【屋号】の【自分の名前】です。

現在の【サービス名(例:月次の広報サポート)】は、【更新日】に更新時期を迎えます。契約上、更新しない場合のご連絡は【期限日】までとなっております。

このまま継続のご希望でしたら、特にお手続きは不要です。内容や稼働量を見直したい点があれば、【◯日】までにひとこと頂ければ、打ち合わせの日程をご相談させてください。

避けたい言い方:「更新はこちらでやっておきます」と一方的に言い切る。自動更新でも、相手の意思を飛ばさない

差し替える箇所:【サービス名】【更新日】【期限日】【見直し相談の締切】

送る前の確認:契約書の更新拒否の期限と、自分の記載が一致しているか。期限の数え方(到達日か発信日か)

文例2:稼働の振り返りを添えた、継続の意向確認(初めての更新・合意更新)

使いどころ:最初の契約期間が終わる時期。まだ一度も更新していない相手に。

この文面の狙い:成果の数字ではなく、実施したことの一覧を示し、続ける価値を相手が自分で判断できるようにする。

【ご担当者名】様、【サービス名】の契約期間が【終了日】で一区切りとなります。ここまでの対応を簡単に振り返りました。

・実施:【月次レポート◯回/記事◯本/定例ミーティング◯回 など】

・来期に向けた提案:【次に手を付けたい内容】

継続をご希望かどうか、【返答期限】までにお知らせいただけますでしょうか。条件を変えたい場合も、遠慮なくお伝えください。

避けたい言い方:「おかげさまで成果が出ています」と数字や効果を断定する。実績でない数字は書かない

差し替える箇所:【実施内容の一覧】【来期の提案】【返答期限】

送る前の確認:実施内容が稼働記録と合っているか。相手の社内で決裁がある場合、返答期限が短すぎないか

文例3:返事がない相手への再送(急かさない・負担を下げる)

使いどころ:文例2から1週間ほど経っても返事がないとき。ステップ配信の2通目、または手動で。

この文面の狙い:催促に見えないよう、「はい/見直したい/終了」の3択だけで返せる形にして負担を下げる。

【ご担当者名】様、先日お送りした【サービス名】の継続のご確認の件です。お忙しいところ恐れ入ります。

次のどれかを返信いただくだけで大丈夫です。

1.そのまま継続 2.内容を見直したい 3.今回で終了

【返答期限】を目安にしておりますが、社内でご検討中でしたらその旨だけでもお知らせください。

避けたい言い方:「先日お送りしましたが、ご覧になっていますか」と読んだかどうかを問う書き方

差し替える箇所:【返答期限】【選択肢の内容】

送る前の確認:返信があった相手に、この再送が届かない設定になっているか(ステップなら返信で停止する設定)

文例4:相手から「今回で終了したい」と言われたときの返信(不満・予算の事情がある)

使いどころ:予算の都合や社内の方針で、契約を終了したいと連絡を受けたとき。1:1で。

この文面の狙い:引き止めず、受け止めと、終了までの引き継ぎ事項を示す。理由は詮索しない。

【ご担当者名】様、ご連絡ありがとうございます。承知いたしました。【終了日】まで、これまで通り対応いたします。

終了にあたり、【アカウントの権限/データ/納品物の保管】の引き継ぎ内容を、【◯日】までに一覧でお送りします。

今後、スポットでのご相談が必要になった際は、このLINEにお声がけください。これまで本当にありがとうございました。

避けたい言い方:「何が不満でしたか」と理由を詰める。「今なら割引します」と引き止めを持ちかける

差し替える箇所:【終了日】【引き継ぎ項目】

送る前の確認:引き継ぐ権限やデータが契約書の範囲内か。引き継ぎの費用の扱い

文例5:報酬改定を伴う更新の打診(急ぎではない・事前に伝えたい)

使いどころ:来期から報酬や稼働時間を変えたいとき。更新の2か月ほど前に。

この文面の狙い:LINEは打診の入口にして、条件の詳細は書面で送ると伝える。相手が検討する時間を確保する。

【ご担当者名】様、【サービス名】の来期の進め方について、ご相談したいことがあります。

現在の稼働量が【月◯時間】で推移しており、来期は【稼働量/報酬/対応範囲】の見直しをお願いしたく存じます。

条件の詳細は、メールで【◯日】までにお送りします。まずは15分ほど、お電話またはオンラインでお話しする機会を頂けますでしょうか。

避けたい言い方:金額や条件の詳細をLINEの本文だけで決めようとする。「他社も値上げしています」など他社を引き合いに出す

差し替える箇所:【見直したい項目】【条件を送る日】【相談の方法】

送る前の確認:見直す理由が実際の稼働記録と合っているか。メールで条件を送る日を守れるか

文例6:更新拒否の期限が3日後に迫っている最終確認(急ぎ)

使いどころ:期限が近いのに、まだ意向が確認できていない相手に。1:1で、必要なら電話を併用。

この文面の狙い:期限と、返答がない場合にどうなるか(自動更新になる等)を、契約書に沿って事実として伝える。

【ご担当者名】様、お忙しいところ恐れ入ります。【サービス名】の更新の件で、期限が【期限日】に迫っておりますので、念のためご連絡しました。

契約書【第◯条】のとおり、ご連絡がない場合は【自動で更新/契約終了】となります。

ご不明な点があればお電話でも構いません。【電話番号】までご連絡ください。

避けたい言い方:期限を過ぎてから「実はお伝えしていませんでしたが」と後出しする。強い表現で責める

差し替える箇所:【期限日】【条文番号】【電話番号】

送る前の確認:条文番号と効果が契約書の文言と合っているか。自分の解釈に不安があれば、専門家に確認

文例7:契約満了後のスポット相談の窓口を伝える(終了済み・関係を残したい)

使いどころ:契約が満了して終了した相手に、一度だけ送る。

この文面の狙い:再契約を迫らず、「困ったときの窓口」だけを残す。相手の負担にならない文量にする。

【ご担当者名】様、【サービス名】の契約期間が無事に終了しました。これまでありがとうございました。

終了後も、【単発の相談/資料の再送/軽微な修正】などの小さなご用件は、このLINEからお受けできます。

【対応できる範囲と、費用が発生する場合の目安】は下記をご覧ください。【案内ページURL】

避けたい言い方:「またいつでも契約してください」と営業色を強める。今後の定期的な売り込みの配信

差し替える箇所:【サービス名】【対応範囲】【案内ページURL】

送る前の確認:契約終了後の対応範囲と費用の扱いを、自分で決めた方針と合わせたか

更新案内の運用ルールと、判断のチェック

文例だけでは、送る日を忘れたり、期限を誤ったりします。次の運用ルール案を、そのまま自分用に直して使えます。

  • 契約ごとに「満了日」「更新拒否の期限」「更新の種別(自動か合意か)」の3つを台帳に書く
  • 案内の送信日は、更新拒否の期限の約2週間前に設定する。期限そのものではなく、期限から逆算した日で管理する
  • 案内を出したら、台帳に送信日と手段(LINE/メール/電話)を残す
  • 返事がなければ、1週間後に文例3、期限3日前に文例6の順で進める。三回以上は送らない
  • 条件が変わる更新は、LINEでは打診だけにして、条件はメールか書面で残す
  • 案内文に「社名」「満了日」「期限」が入っているかを、送る前に声に出して読む
更新案内の運用ルールと、判断のチェック契約ごとに「満了日」「更新拒否の期限」「更新の種別(自動か合意か)」の3つを台帳に書く案内の送信日は、更新拒否の期限の約2週間前に設定する案内を出したら、台帳に送信日と手段(LINE/メール/電話)を残す返事がなければ、1週間後に文例3、期限3日前に文例6の順で進める条件が変わる更新は、LINEでは打診だけにして、条件はメールか書面で残す案内文に「社名」「満了日」「期限」が入っているかを、送る前に声に出して読む
図:更新案内の運用ルールと、判断のチェック

LINEの友だち情報や日付項目で台帳を持つ方法もあります。ただ、契約書の写しや条件そのものは、LINEの外で保管するほうが安全です。個人情報の扱いは、各自の方針と規約で確認してください。

活用例(架空の設計例)

実例ではなく、考え方を示す架空の例です。成果の数字は示していません。

フリーランスの広報担当が、月額契約の顧問先を8社持っているとします。満了日は社ごとにばらばらで、そのうち3社が自動更新、5社が合意更新です。台帳には、各社の「満了日」「更新拒否の期限」「更新の種別」を書いています。

  • 自動更新の3社には、期限の約2週間前に文例1を1:1で送る
  • 合意更新の5社には、満了の約6週間前に文例2を送り、1週間返事がなければ文例3をステップの2通目として届ける
  • 報酬を見直したい1社には、文例5を2か月前に送り、メールで条件を渡す
  • 終了となった1社には、文例4で返信し、契約終了の日に文例7を一度だけ送る

この設計では、LINEの役割は声かけの入口に絞っています。条件の決定は書面とメールで、緊急の期限確認は電話で行います。

LINEの文面だけで進めないほうがよいケースと、確認が必要な点

  • 契約書に更新の通知方法が「書面」「メール」と書かれている場合:LINEだけの連絡は条件を満たさないことがあります。契約書の文言を確認し、必要ならメールも併用してください
  • 金額や責任範囲が変わる更新:トラブルになったときに、LINEの会話を探しにくい。条件は文書で残す
  • 相手が不満を抱えている、または支払いが遅れているとき:文字だけのやり取りで感情がこじれやすいため、電話や対面で話すほうがよい
  • 相手が法人で、担当者が変わる場合:LINEは担当者個人に紐づくため、正式な窓口は社名宛てのメールで確認する
確認が必要な点現状対応
LINEでの更新合意が契約上有効かどうか法律の判断になるため、この記事では扱わない契約書の条文と、必要なら専門家に確認
エルメの各機能の対象プラン今回の記事の範囲では、友だち情報やステップ配信の対象プランを確認できていない契約前に公式で確認(確認日は2026-10-10)
LINE公式の配信に関するガイドライン上の制限この記事では個別の制限値には触れていない運用前に公式の最新情報を確認
私の見立て3点とまとめ1更新案内は「継続のお願い」ではなく、「期限と選択肢を伝える連絡」にしたほうが、相手も自分も楽になる2LINEは入口、条件の記録は書面3文例は貼って終わりにせず、台帳の期限から逆算した送信日とセットで運用する
図:私の見立て3点とまとめ

私の見立て3点とまとめ

  • 更新案内は「継続のお願い」ではなく、「期限と選択肢を伝える連絡」にしたほうが、相手も自分も楽になる
  • LINEは入口、条件の記録は書面。この線引きを守れば、短い文面でも安心して使える
  • 文例は貼って終わりにせず、台帳の期限から逆算した送信日とセットで運用する

顧問・月額契約の更新は、文面の上手さより「期限を落とさない」「条件を書面に残す」ことが効きます。相手ごとの状況に合わせて、7つの文例を差し替えてお使いください。フリーランスの案件窓口全体をLINEで整えたい方はフリーランス(デザイナー・ライターなど)の案件窓口をLINEで整える|依頼の受付・進行連絡・納品と請求の案内、新規の相談の受け方は無料相談の案内と申込誘導の文例7つ|フリーランス・コンサル向けの言い回しと使いどころもあわせてどうぞ。

構築代行のご案内(30万円〜・税別)

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