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友だちが増えない、案内をどこに置けばよいか分からない|置き場所ごとにQRを分けて2週間見る手順

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レジの横に、友だち追加のQRコードを印刷した小さな立て札を置いた。ひと月たって、数えてみる。増えた人数は分かるが、そのうち立て札から来たのが何人なのかは分からない。そもそも誰かが立て札を見たのかも分からない。「友だちが増えない」という悩みは、実は「増えない」と「何が効いているか見えない」の二つが重なっていることが多いものです。

この記事では、案内をどこに置けばよいか迷っている店舗・教室・個人事業の方に向けて、置き場所の決め方と、場所ごとにQRを分けて2週間だけ試す手順をまとめます。入口の種類や数え方の基本はLINE公式アカウントの友だち追加の入口の作り方|QRコード・URLの置き場所と、どこから来たかを分けて数える方法に、紙面の文言の作り方は店頭ポップ・名刺・チラシで友だち追加を案内する文言の作り方|QRの置き場所と書き方の型にあります。ここでは重ねず、「どこに置くか」と「結果をどう読んで置き場所を入れ替えるか」に絞ります。

なお、公式情報は2026-10-09時点で確認した内容です。機能や条件は変わることがあるため、実際の設定前に公式画面でご確認ください。

この記事の流れ1増えない理由は4か所に分かれる|どこで止まっているかを先に切り分ける2置き場所は「手が空いていて、待っている」場所から選ぶ32週間だけ試す手順|QRを場所ごとに分けて、結果の読み方を先に決める4つまずきやすい点と、確認が必要な点5活用例(架空の設計例)|小さな学習教室で、3か所に別のQRを置く6向かないケースと私の見立て3点、まとめ
図:この記事の流れ

増えない理由は4か所に分かれる|どこで止まっているかを先に切り分ける

「置き場所を変えれば増える」と決める前に、人がどの段階で止まっているかを分けます。段階は、見る→読み取る→友だち追加ボタンを押す→追加後に残る、の4つです。止まる場所によって、直すものがまったく違います。

止まっている段階見分け方次の一手
①そもそも見られていない(人の目に入らない)QRを置いた場所の前を通る人数に対して、読み取り数がほぼゼロ。スタッフに聞いても「そこにあったっけ」と言われる置き場所を、相手が立ち止まる・待つ場所へ動かす。大きさ、向き、目線の高さを見直す
②見られているが、読み取る理由がない「あれ何?」と聞かれる、または読み取り数が少ない。QRのそばに「何が届くか」が書かれていないQRの近くに、受け取れるものを一行で書く。何が届くかを約束できる内容にそろえる
③読み取ったが、友だち追加まで進まないエルメのQRコードアクションなら「URL読込」と「友だち追加」の人数を並べて比べられる。読込が多く追加が少ない読み取り後の画面や認証画面の表示で止まっていないか、自分のスマホで同じ手順を通して確認する
④追加されたが、すぐブロックされる・反応がない追加数は増えるのにブロックが多い、あいさつメッセージ後の返信がないあいさつメッセージの内容と、紙面で約束した内容がそろっているか確認する
増えない理由は4か所に分かれる|どこで止まっているかを先に切り分ける表の見出し:止まっている段階①そもそも見られていない(人の目に入らない)②見られているが、読み取る理由がない③読み取ったが、友だち追加まで進まない④追加されたが、すぐブロックされる・反応がない
図:増えない理由は4か所に分かれる|どこで止まっているかを先に切り分ける

③のURL読込については、エルメのQRコードアクションの公式マニュアルに、集計基準が2025年9月25日に変わったと書かれています。変更前は認証画面を許可して友だち追加ページが表示された人数、変更後はURLにアクセスした人数です。過去の画面メモと今の数字を比べるときは、基準が違うことを頭に置いてください。

置き場所は「手が空いていて、待っている」場所から選ぶ

QRを読み取るには、スマホを手に持ち、カメラを起動し、数秒かざす必要があります。これができる場面は意外に少なく、歩きながら、荷物を持ちながら、会計の最中は難しい。そこで置き場所は「何人が通るか」ではなく「相手の手と目が空いているか」で選ぶと外しにくくなります。

置き場所相手の状態読み取りやすさ向く一言注意点
待合席・順番待ちの目の前座って待つ。スマホを見ている高い。時間に余裕がある「待ち時間に、次回のご案内を受け取れます」座った目線の高さに。立て札が背後だと見えない
レジ横・会計時財布や荷物で手がふさがる低い。あとで読み取る前提「レシートと一緒にお持ち帰りください」その場で読み取らせず、持ち帰り用のカードや紙に載せる
入口・ドア入る前は急いでいる、出るときは帰り道中程度。立ち止まらせにくい「次回のご予約はこちらから」など短く外のポスターは雨風・日差しで読めなくなる
席・テーブル・施術台のそば座っている。時間がある高い。ただし他人の目が気になる場合も「質問はLINEでも受け付けています」衛生面から、貼る場所と拭きやすさを決める
配布する紙(チラシ・名刺・次回予約カード)自宅や移動中に見直す中〜高。持ち帰ってから読み取れる「あとで見返せる連絡先」紙面で約束した内容を、あいさつメッセージの一通目に出す
ウェブサイト・SNSすでにスマホを見ている高い。QRでなくURLまたはボタンで足りる「友だち追加はこちら」画面上のQRはスマホ一台では読み取れない。リンクまたはボタンを使う

LINE公式アカウントの友だち追加ガイドでは、友だち追加用のURL、QRコード、ホームページ用の「友だち追加」ボタン(HTMLをコピーして設置)、クーポンのQRコードなどが用意されていると確認できます。ポスターは無償でダウンロードでき、三角POP・ステッカー・ショップカードなどのノベルティは有償で購入できます。ただし、ポスターのデザイン選択やノベルティの購入は認証済みアカウントが対象と書かれています。

画面で見ている人には、QRよりURLを

SNSやウェブサイトの上にQRを載せても、その画面を見ているスマホでは読み取れません。画面上の入口は、URLまたは友だち追加ボタンにします。QRが活きるのは、紙や立て札など、スマホとは別の面にあるときです。

2週間だけ試す手順|QRを場所ごとに分けて、結果の読み方を先に決める

置き場所は、頭で比べるより、小さく試すほうが確かです。ただし「全部に同じQRを置いて合計だけ見る」と、どこが効いたか分かりません。ここが一番の分かれ目です。

LINE公式アカウントの追加経路だけだと、小さな店では数字が出ないことがある

LINE公式アカウントの友だち追加経路では、日ごとの数値はその日に20回以上の友だち追加・ブロックがあった場合のみ表示されると、公式マニュアルに書かれています。また、期間合計が20回未満の経路・流入元・キャンペーンは「その他」にまとめられます。ポスターやノベルティに設定した経路は、一覧に表示されないとも書かれています。1日に数人しか増えない店舗では、場所別の数字が「その他」に埋もれる可能性があります。

そこで、場所ごとに別のQRを用意し、エルメのQRコードアクションで数える方法が使えます。公式マニュアルでは、QRコードアクションのTOP画面で「URL読み込み人数」「友だち追加・ブロック解除人数」などを一覧で確認でき、CSVもダウンロードできるとされています。流入経路が複数ある場合は、先にフォルダを作っておくと整理しやすいとも書かれています。

手順

  1. 置き場所の候補を3か所に絞る(上の表から、待合席・配布する紙・席のそば、のように性質の違うものを選ぶ)。
  2. エルメの左メニュー「QRコードアクション」から「+新規作成」。管理名に場所名(例:待合席、次回予約カード)を入れ、フォルダでまとめる。
  3. 稼働対象を決める。「新規友だちのみ」はエルメ導入前から友だちの人は対象外、「全ての友だち」は新規・既存・ブロック解除を含む。稼働対象は作成後に変更できないので、迷ったら作る前にここだけ確認する。
  4. 読み込み時アクションに、場所ごとのタグを付ける設定を入れる(例:「入口_待合席」)。あとで、どの場所から来た人かを一覧で見分けられる。
  5. QRを印刷して設置し、設置日と場所をメモする。14日間は動かさない。
  6. 14日後に、各QRの「URL読込」と「友だち追加」を記録する。

QRコードアクションを使うと、友だち一覧で追加日時とLINE名、新規か既存かを確認できます。広告名・LP名の表示など一部は有料プランが必要とされています。無料プランで場所別QRを作れるかどうか、また数に上限があるかは、公式マニュアルでは確認できませんでした(後述の「確認が必要な点」参照)。

14日後の読み方|判断ルール

結果考えられること次の一手
URL読込が多く、友だち追加も多いその場所は機能しているそのまま。文言は動かさず、2週目も同じ条件で続ける
URL読込は少ない(場所は目に入っていない)段階①②。見られていないか、理由がない位置・高さ・向きを変える、または一行の約束文を足して、もう14日
URL読込は多いが、友だち追加が少ない段階③。読み取り後に止まる自分のスマホで、読み取りから追加完了までを通して試す。認証画面が出る点(後述)も説明しておく
どの場所も読込がほぼゼロQRという手段自体が合っていない可能性相手の年代・場面を見直し、口頭で一言添える運用に切り替える
数字が少なすぎて比べられない期間か設置数が足りないもう14日延長し、2回分を合算して判断する

つまずきやすい点と、確認が必要な点

  • 認証画面は友だち1人につき1度表示される:エルメのQRコードアクション、フォーム、予約などLIFF URLを使う機能では、初回に認証画面が出ます。LINE公式アカウントの仕様で非表示にはできないと、公式マニュアルに書かれています。紙面に「初めての方は確認画面が出ます」と一言添えると、戸惑いが減ります。
  • あいさつメッセージとの併用:QRコードアクションでステップ配信を設定している場合、あいさつメッセージのステップ配信は実行されません。どちらで案内するか、設置前に決めておきます。
  • 削除:QRコードアクションは手動で削除できず、削除から90日後に自動削除されます。テストで作ったものを残さないよう、管理名に「テスト」と入れておきます。
  • クーポン付きQRの期限:LINE公式アカウントのクーポンQRは、有効期間を過ぎると友だち追加ができなくなると書かれています。紙に印刷したあとで期限切れにならないよう、余裕を持った期間にします。
  • URLは友だちごとに変わらない:QRのURLを送信しても、友だちごとに個別のものにはなりません。紹介者ごとに追跡したい場合は別の仕組みが必要で、公式マニュアルではASP管理機能(プロプラン限定と記載)が挙げられています。
つまずきやすい点と、確認が必要な点認証画面は友だち1人につき1度表示されるあいさつメッセージとの併用削除:QRコードアクションは手動で削除できず、削除から90日後に自動削除されますクーポン付きQRの期限URLは友だちごとに変わらない
図:つまずきやすい点と、確認が必要な点

確認が必要な点

項目公式での扱い
無料プランでのQRコードアクションの作成数・場所別QRの利用可否公式ページでは確認できませんでした。契約前にエルメの公式で確認してください
置き場所ごとの「効果の大きさ」の一般的な傾向公式には載っていません。この記事の表は設計の考え方であり、実績ではありません
ポスター・ノベルティの経路を後から集計する方法LINE公式アカウントでは経路一覧に表示されないと書かれています。集計したい場合は、別のQRを用意する前提で考えてください

活用例(架空の設計例)|小さな学習教室で、3か所に別のQRを置く

これは実例ではなく、考え方を示すための架空の設計例です。保護者と生徒が週1回通う、定員15名ほどの学習教室を想定します。受付は講師が兼ねていて、送迎の時間帯に玄関前が混みます。

  • 設置①:玄関横の待機スペースの座席前(保護者が送迎で待つ場所)。一言は「欠席・振替・お知らせの連絡を、LINEでも受け取れます」。QR管理名は「待機席」。
  • 設置②:月初に配る時間割表の下(紙の配布物)。持ち帰って自宅で読み取れる。管理名は「時間割」。
  • 設置③:講師が体験面談で渡す名刺大のカード。管理名は「体験カード」。体験申込の方向けに、あいさつメッセージの二通目で面談前の質問への案内を出す。

それぞれに別のタグを付け、14日後にURL読込と友だち追加の人数を並べます。待機席の読込が少なければ、玄関前は混んでいても手が荷物でふさがる、または座席の位置が目に入らない可能性がある、と考えて位置を変えます。時間割の読込があって追加が少なければ、紙面の説明で止まっていないかを疑います。こうして「次に何を動かすか」が一つずつ決まります。

向かないケースと私の見立て3点、まとめ1来店者の多くがスマホを使わない、またはLINEを使っていない21日の来店が数人で、場所別に比べられる数が出ない3個人情報や症状など、LINEに残したくない内容が中心の相談
図:向かないケースと私の見立て3点、まとめ

向かないケースと私の見立て3点、まとめ

QRで増やす方法が向かないケース

  • 来店者の多くがスマホを使わない、またはLINEを使っていない:QRを立てても読み取る人が少なく、置き場所の工夫では解決しません。電話や紙の連絡網を残すほうが現実的です。
  • 1日の来店が数人で、場所別に比べられる数が出ない:数字で比べようとせず、スタッフが「聞かれた回数」をメモする程度で十分です。
  • 個人情報や症状など、LINEに残したくない内容が中心の相談:入口を増やす前に、何をLINEで受け、何を対面・電話で受けるか決める必要があります。各自の方針と規約で確認してください。

私の見立て

  1. 友だちが増えない悩みの半分は、置き場所より「読み取る理由が書かれていない」ことにあると見ています。立て札には、場所の名前ではなく、受け取れるものを書くほうが先です。
  2. 合計の人数だけを見ていると、改善が止まります。QRを場所ごとに分けるだけで、次に動かす場所が決まります。
  3. 増やす前に、増えた人に最初の一通で何を返すかを決めておくべきです。入口を広げても、あいさつメッセージが約束と違えば、ブロックが増えるだけです。

まとめ

友だちが増えないときは、「見られていない」「理由がない」「読み取り後に止まる」「追加後に残らない」のどこで止まっているかを先に分けます。置き場所は、相手の手と目が空いているかで選び、QRを場所別に分けて2週間試し、結果で入れ替えます。数字が小さい店舗は、LINE公式アカウントの追加経路が「その他」にまとまることがあるため、エルメのQRコードアクションなど、場所ごとに数えられる手段を併用すると見通しが立ちます。

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