「問い合わせが届いていたのに、返信しようとしたら送れなかった」
「チャットの一覧に、友だちではない人が混ざっている」
自分で公式LINEを運用していると、こうした場面に出会うことがあります。原因の一つに、公式マニュアルに書かれている「友だち追加していない人への返信は、期間が決まっている」という仕様があります。
この記事では、チャットの一覧に出てくる3つのタイプと、返信できる期間、取りこぼさないための決めごとを整理します。
画面の名前や仕様は、2026/10/20に公式マニュアルで確認しています。更新されることがあるため、実際の画面と違うときは、公式の最新の案内を優先してください。
チャットの一覧にいる、3つのタイプ
公式マニュアル「チャット」の一覧には、「タイプ」の列があります。書かれている区別は、次の3つです。
| タイプ | 公式マニュアルの説明 |
|---|---|
| 友だち | 友だち追加済みのユーザー |
| チャットのみのユーザー | 友だち追加をせずにチャットを開始したユーザー |
| グループ | ユーザーの招待により、アカウントが参加しているグループチャット |
「チャットのみのユーザー」は、友だちになっていないのに、メッセージを送ってきた人です。たとえば、友だち追加のしかたを間違えたり、トーク画面に直接入ってきたりした場合が考えられます。
返信できる期間は、受信から7日以内
いちばん大事なのは、この一行です。公式マニュアルには、次のように書かれています。
- 友だち追加していないユーザーの場合、最終受信日時から7日以内のみ返信が可能です
つまり、友だちではない人からメッセージが届いて、7日を過ぎてしまうと、チャットで返信ができなくなります。
友だちになっている人とは違う扱いなので、「いつまでも返せる」とは考えないほうが安心です。
一覧に出る人・出ない人
チャットの一覧に出る人には、決まりがあります。公式マニュアルには、次のことが書かれています。
- 未認証アカウントの場合、チャットメッセージを送信したことのあるユーザーのチャットルームのみが表示される
- アカウントをブロックしたユーザーや、退会したユーザーは表示されない
- チャットを使うには、チャットを「オン」にする必要がある。オンにしたあとも、ユーザーからメッセージが届いた場合にのみ、チャットが可能になる
認証済みかどうかで、一覧の見え方が変わる点は、見落としやすいところです。自分のアカウントがどちらなのかは、管理画面で確認しておくと、一覧の見え方で慌てずにすみます。
取りこぼさないための、3つの決めごと
私の考えでは、決めておくと楽になることは、次の3つです。
① 見る頻度を決める
7日という期間は、毎日見ていれば問題になりません。ただ、週に一度しか開かない運用だと、届いた日によっては、ぎりぎりになります。「ここで見る」と決めた曜日や時間を、手帳やカレンダーに書いておきます。
② 通知が届くようにしておく
スマホの管理アプリの通知を切っていると、届いたことに気づけません。通知の設定は、一度、自分で試して確かめます。通知については、こちらの記事も参考になります。
返信が遅れる前提で設計する|応答時間の伝え方・お詫びの一通・営業時間外の期待値管理
③ 「要対応」と「対応済み」を使い分ける
公式マニュアルには、チャットのステータスを「要対応」「対応済み」に振り分けられると書かれています。返信が必要なものに印を付けておくと、期限のあるものから順に見られます。
複数人で運用している場合の決めごとは、こちらにまとめています。
返信を担当者ごとに分担したいのに、誰が返したか分からない|対応ステータスと確認済みで二重返信を防ぐ決めごと
友だち追加のしかたを、わかりやすくしておく
そもそも、友だちではない人がメッセージを送ってくる状況は、「友だち追加の案内が、分かりにくい」ことの合図かもしれません。
公式マニュアルには、アカウントのトーク画面を直接開くURLの形式(https://line.me/R/oaMessage/%40 のあとにベーシックIDの文字列を入れる)が書かれています。ウェブサイトのボタンのリンクなどに使えます。ただし、このURLは、スマートフォンで見たときだけ直接トーク画面が開く、と書かれています。
友だち追加の入口は、お客様が迷わない形にしておくのが一番です。入口の作り方は、こちらにまとめています。
LINE公式アカウントの友だち追加の入口の作り方|QRコード・URL
構築を頼むときは、こう伝えてみてください
- 「友だちではない人から、メッセージが届くことがあるか」
- 「届いたら、誰が、いつまでに返信するか」
- 「認証済みアカウントか、未認証アカウントか」
渡したあと、ご自身で一覧を見直せることも、大事にしたい点です。「チャットのタイプ欄は、ここにあります」と一言あるだけで、あとから自分で気づけます。
まとめ
- チャットの一覧のタイプは「友だち」「チャットのみのユーザー」「グループ」の3つ
- 友だち追加していない人には、最終受信日時から7日以内のみ返信できる
- 未認証アカウントの一覧には、メッセージを送ったことのあるユーザーのチャットルームのみが表示される
- ブロックした人・退会した人は、一覧に表示されない
- 見る頻度、通知、「要対応」の印を決めておくと、取りこぼしにくい
- 友だちでない人からのメッセージは、友だち追加の案内を見直すきっかけにもなる
6つの質問に答えるだけで、今の公式LINEの見直しどころが分かります。
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自分で設定を見直せる形に整えたい方は、お気軽にご相談ください。
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書いた人:ふくろう(LINE構築×AI)
LINE公式アカウントの構築・運用を3年、100アカウントほど。AIも使って作りますが、渡したあと、ご自身で触れる形にすることを大事にしています。
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