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エルメ(L Message)の予約管理とリマインド配信について、公式マニュアルに書かれている範囲だけを整理しました。結論から言うと、設定そのものより先に「どの予約機能を使うか」と「運営タイプ」を決めておくことが大切です。サロン・面談予約では、運営タイプが作成後に変更できないと公式に明記されています。リマインド配信は無料・有料を問わず使える、と料金ページに書かれています。なお、体験談や他の利用者の声は載せていません。公式に記載がなかった点は、その旨を明記します。
予約機能は4種類。まず使い分けを決める
公式の「各種予約機能の使い分け」によると、予約機能は次の4つです。比較表は画像のため、ここでは本文の説明をもとにまとめています。
| 予約機能 | 公式の説明の要点 |
|---|---|
| サロン予約(個人タイプ) | 1人で運営する店舗向け。シフトは1人分のみ登録できる |
| サロン予約(スタッフタイプ) | 複数スタッフで運営する店舗向け。スタッフごとのシフト管理ができる |
| レッスン予約 | 主催者が決めた時間枠から、お客様が選んで予約する形式 |
| イベント予約 | 特定日程のイベント向け。受付から参加者管理、決済までLINE上で完結する |
判断の軸は公式が示しています。時間を決めるのがお客様か主催者か、スタッフが複数いるか、決まった日時に大勢を集めるのか。また、時間貸し施設、物品レンタル、飲食店予約、宿泊予約は、対応できない場合があるとされています。自分の業態がこの4つに収まるかどうかを、最初に確認しておきましょう。
設定の流れ(サロン・面談予約の場合)
操作マニュアルに沿って、順番に整理します。
- 左メニュー「予約管理」から「サロン・面談予約」を開き、新規作成します。
- 店舗名(お客様に表示)と管理名(非公開)を入力し、運営タイプを選びます。個人タイプは1人運営向け、スタッフタイプは複数人向けです。
- シフト(出勤時間)を登録します。曜日指定の繰り返しは最長1年先までです。CSVでの登録もできますが、日付はハイフン区切りで書く必要があります。
- コースの名称、所要時間、料金などを設定します。
- 予約設定で、受付の開始・締切、キャンセル制限、リクエスト制(承認後に確定する方式)、同時予約数の制限、受付上限、質問項目などを決めます。
予約設定には、ほかにも決められる項目があります。たとえば、予約の前後に休憩枠を取って予約不可にする設定、利用規約に同意しないと予約できないようにする設定、スタッフ指定なしの予約を自動で割り当てる設定です。割り当てはランダムか優先順位かを選べ、自動で割り当てられた場合は指名料がかからないと公式に書かれています。Googleカレンダーとの連携はスタッフ1人につき1つ、予約情報を書き込むGoogleスプレッドシート連携もあります。
予約時にお客様へ入力してもらう項目は、「予約時入力項目」で設定できます。短文・長文・選択肢などの形式があり、回答を友だち情報に保存する設定も可能です。選択肢を使う場合は、先に選択肢タイプの友だち情報を作っておく必要があります。
リマインド配信の設定
リマインドは、事前に作ったメッセージを「リマインド終了日」に向けて配信する機能です。「予約管理」の「リマインド配信」で新規作成し、メッセージごとに配信タイミングを選びます。選択肢は「リマインド開始直後」「終了○日前の○時」「終了○時間○分前」の3つで、時間指定は最大23時間59分前までです。終了日はエルメアクションなどで指定し、イベント予約ではイベントの開催日時が終了日になります。
FAQによれば、予約日ごとに終了日を変えることもできます。キャンセル時は、リマインド選択で設定した場合は自動で止まり、アクションで設定した場合はキャンセル時のアクションに停止を設定します。特定の友だちだけ止めたいときは、友だち詳細の「配信」タブにある「リマインド配信情報」から強制停止できます。
つまずきやすい点
公式の「予約ができない時の対処法」と、リマインドのFAQから、原因として挙げられているものを拾います。
- 予約が「無効」のままになっている、またはシフトが登録されていない。
- 受付の開始・締切、同時予約数の上限、期間限定営業の設定が意図と違う。
- 連携中のGoogleカレンダーに予定があり、その時間が受付停止になっている。
- シフト時間よりコースの所要時間のほうが長い。
- リマインドが届かない原因:同じ条件では一度しか配信されない、送信日時を過ぎている、予約がキャンセルされている、終了日が予約日より前、絞り込み条件で対象外、など。
予約が入らないときは、お客様側の問題より先に、これらの設定を上から順に見直すのが近道です。また、リマインド配信はLINE公式アカウントの配信数にカウントされると、FAQに書かれています。一方、1つのリマインドに登録できるメッセージ数の上限や、終了日を過ぎた後の挙動、ブロックされた場合の扱いは、確認した範囲では記載がありませんでした。
無料と有料の目安
料金ページの表から、予約まわりの上限を抜き出します(リマインド配信は全プランで利用可能と記載)。
| 機能 | フリー | スタンダード | プロ |
|---|---|---|---|
| サロン・面談予約 | カレンダー1つ、コース・スタッフ各2つまで | カレンダー3つ、コース・スタッフ制限なし | カレンダー10個、コース・スタッフ制限なし |
| レッスン予約 | カレンダー1つ、コース・スタッフ各2つまで | カレンダー3つ、コース・スタッフ制限なし | カレンダー10個、コース・スタッフ制限なし |
| イベント予約 | 決済なしで2つまで | 決済ありで10個まで | 決済ありで制限なし |
月額は、フリーが無料、スタンダードが10,780円、プロが33,000円(いずれも税込)です。予約時の決済を使うなら有料プランが必要で、StripeまたはUnivaPayの審査も必要、対応はクレジットカードのみです。決済システムは保存後に変更できず、キャンセル時の返金も管理画面から手動で行います。全体の上限はエルメのフリープランの制限一覧でも整理しています。
活用例(架空の設計例)
実際の事例ではなく、公式の機能を使った仮の設計例です。成果の数字や結果は示しません。この記事で確認した機能と上限の範囲で、設計の考え方だけを並べます。
例1:1人で運営する個人サロンの面談予約
- 使う機能:サロン・面談予約の個人タイプ。1人運営向けで、シフトは1人分を登録します。
- フリープランとの関係:カレンダーは1つ、コースは2つまでです。たとえば「初回面談」「継続面談」の2コースなら、この範囲に収まる設計です。
- リマインド:予約設定のリマインドで、日時指定(何日後の何時など)か、経過時間指定(開始の何時間前など)を選びます。経過時間は23時間59分以内です。
- あわせて決めておく点:受付の開始・締切、キャンセル締切、同時予約数の制限。
- 決済:予約時に決済を使うなら有料プランが必要です。この例では決済なしとします。
例2:少人数のイベント予約
- 使う機能:イベント予約とリマインド配信。
- フリープランとの関係:決済なしで2つまでです。3つ目以降や決済ありにするなら、スタンダード(決済ありで10個まで)以上が条件になります。
- リマインド:先にリマインド配信を作り、イベントの予約枠の編集画面にある「リマインド選択」で指定します。終了日はイベントの開催日時になります。
- 配信タイミング:公式の選択肢は「終了○日前の○時」と「終了○時間○分前」です。たとえば、前日の決まった時刻と、開始の数時間前の2通、という組み立て方ができます。
- キャンセル対応:リマインド選択で設定した場合は、キャンセル時に自動で停止します。
どちらの例も、リマインドはLINE公式アカウントの配信数にカウントされます。1つのリマインドに入れられるメッセージ数の上限は、公式に記載がなかったため、ここでは通数を決めていません。
私の見立て
ここからは公式情報をもとにした、一般論の範囲での考えです。
1. 先に決めるのは「運営タイプ」と「予約の種類」
後から変えられない設定がある以上、画面を触る前に、1人運営か複数人運営か、時間を決めるのは誰かを紙に書いて決めておくのが安全だと考えます。
2. リマインドは「いつ送るか」を先に表にする
終了日基準で配信タイミングを選ぶ仕組みなので、予約の何日前・何時間前に何を伝えるかを先に決めると、設定が迷いにくくなります。配信数にカウントされる点も、LINE公式アカウント側の運用と合わせて見ておきたいところです。
3. 複数人で運用するなら、担当と通知の設計も一緒に
スタッフタイプで予約を回すなら、誰が予約の通知を受けるかも運用のうちです。担当者ごとの設定はエルメの通知設定を担当者ごとに分ける方法が参考になります。設定作業をAIに手伝わせたい場合は、エルメのMCPでできること・できないことで範囲を確認してください。
まとめ
予約管理とリマインドは、公式マニュアルに沿えば順番に設定できます。ただ、運営タイプや決済システムのように後から変えられない項目があるため、先に決めておくことが大切です。予約の種類を選び、運営タイプを決め、リマインドの送るタイミングを決める。この順で進めれば、迷いは減るはずです。まずは無料で触って、上限に当たるかを確かめるのが現実的です。
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