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月初の営業カレンダー配信の文例7つ|美容室・店舗向けの言い回しと使いどころ

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月が替わるたびに、美容室の予約画面は少し違う顔をします。第3月曜が休みの月もあれば、祝日が二つ重なって振替の休みが入る月もあり、指名の多いスタイリストが研修で数日いない月もあります。常連のお客様は「今月の休みはいつですか」とトークで尋ねてくださり、受付はその都度「火曜と第3月曜です」と返す。毎月同じやり取りが何件も続くなら、月初に一通、営業カレンダーを送っておくほうが、お客様にとっても早いはずです。

この記事では、月初の営業カレンダーを送る場面の文例を7つ、美容室・サロンなど予約制の店舗向けにまとめました。文例はすべて私が作った作例で、実在の店の文面ではありません。定休日・営業時間・人名などは【】で仮置きしています。

月初の配信を決める前に:形、対象、美容室の事情

文面を書く前に、「どの形で、誰に送るか」を決めておくと、文例の選び方がはっきりします。エルメの公式マニュアル(メッセージ配信、2026-10-09取得)で確認できた範囲で、場面別に整理します。

この記事の流れ1月初の配信を決める前に:形、対象、美容室の事情2文例1〜4:通常月・祝日月・指名者・繁忙期3文例5〜7:定休日が動く月・画像カレンダー・訂正4送る前の点検リストと、配信の運用ルール5活用例(架空の設計例)6向かないケースと、確認が必要な点7私の見立て3点と、まとめ
図:この記事の流れ
文例配信の形対象と考え方
1 通常月の営業日案内一斉配信(配信予約で月初の朝に)全員。休みが毎月ほぼ同じなら、画像ではなく文字で十分
2 祝日が絡む月の案内一斉配信(配信予約)全員。通常月の文例との違いを冒頭に置く
3 指名スタイリストの出勤日タグで絞り込んだ一斉配信指名タグが付いた人だけ。全員に送らない
4 繁忙期の予約受付の開始一斉配信(配信予約)。リッチメニューにも常設全員。時期の前に、早めの月初に送る
5 定休日が動く月の案内一斉配信+リッチメニューの表示全員。変更の理由を一行添える
6 カレンダー画像を添える短文一斉配信(画像+本文)全員。画像だけにしない
7 月初案内の後の訂正一斉配信(または影響のある人だけ絞り込み)影響のあるお客様。個別の予約は1:1で確認
月初の配信を決める前に:形、対象、美容室の事情表の見出し:文例1 通常月の営業日案内2 祝日が絡む月の案内3 指名スタイリストの出勤日4 繁忙期の予約受付の開始5 定休日が動く月の案内6 カレンダー画像を添える短文
図:月初の配信を決める前に:形、対象、美容室の事情

公式マニュアルでは、一斉配信で「配信予約」の日時を複数登録できること、絞り込み配信ではタグが付いている人・いない人などを条件にできることが確認できました。また、絞り込みの人数は予約時点の数で、実際には配信時点で条件に合う人に送られます。月末に予約しておいたあとで友だちが増えた場合も、配信の時点で条件に合う人が対象になります。

美容室・サロンならではの注意点

  • 定休日が「第○月曜」で動く:毎週火曜、第3月曜といった定め方は、月によって日付が違います。「毎月同じ」と思っているのは店側だけで、お客様は日付を見て予約しています。月初の案内に日付で書くのは、そのためです。
  • スタイリストごとの出勤日が違う:店は営業していても、指名の方が不在の日があります。店の営業日と、指名者の出勤日は別の情報として扱います。
  • 長い施術は枠を多く使う:縮毛矯正やカラーとパーマの組み合わせのように時間のかかるメニューは、希望日が限られるお客様が多くなります。月初に「早めの相談が安心」と一言入れておくと、予約の時期が前に動くきっかけになります。
  • 最終受付と閉店時刻は違う:「19時まで営業」と書くと、18時半に来店しようとする方が出ます。営業時間と最終受付時刻は分けて書きます。

年末年始のように、特定の時期の営業日の案内に絞った文例は年末年始の営業日のお知らせの文例7つ|美容室・サロン向けの言い回しと使いどころで扱っています。この記事は「毎月の」案内が中心です。

文例1〜4:通常月・祝日月・指名者・繁忙期

文例1 常連のお客様向け:通常月の営業日案内

この文面の狙い:毎月の案内を「また同じ」と読み飛ばされないよう、最初の二行で今月の要点が伝わるようにします。

【店名】です。【10月】の営業のご案内です。
お休み:毎週【火曜日】、第【3】月曜日(【日付】)
営業時間:平日【10:00〜19:00】(最終受付【18:00】)/土日祝【9:00〜18:00】(最終受付【17:00】)
ご予約は、下のメニューの「予約」からどうぞ。ご希望の日が埋まっているときは、このトークでお気軽にご相談ください。

使いどころ:休みや営業時間が先月とほぼ同じ月。落ち着いた文面で、いつもの案内だと伝わるようにします。

避けたい言い方:「いつもご愛顧いただきありがとうございます」から始めて長く前置きすること。要点が三行目以降に押し出されます。

差し替える箇所:店名、休みの曜日と日付、営業時間と最終受付の時刻、メニューの名前。

送る前の確認:日付と曜日が合っているか。最終受付を閉店時刻と取り違えていないか。

文例2 祝日が絡む月:振替の休みがあるとき

この文面の狙い:「祝日なのに営業か休みか」で問い合わせが来ないよう、普段と違う日を先に伝えます。

【店名】です。今月は祝日があるため、いつもと違う日がございます。
・【日付】(祝):通常どおり営業いたします(【9:00〜18:00】)
・【日付】(火):祝日営業の振替としてお休みをいただきます
それ以外は、毎週【火曜日】と第【3】月曜日がお休みです。
祝日は予約が重なりやすいため、お早めのご相談をおすすめします。

使いどころ:祝日営業と、その振替の休みが同じ月に入るとき。常連の方が「いつもの火曜」と思い込みやすい月です。

避けたい言い方:「祝日は混み合いますのでご遠慮ください」と、来店を抑える書き方。お客様が責められたように感じます。

差し替える箇所:祝日の日付、振替休みの日付、営業時間。

送る前の確認:祝日営業の日が、通常の休みと重なっていないか。振替の休みの曜日を取り違えていないか。

文例3 指名のお客様向け:スタイリストの出勤日

この文面の狙い:指名のお客様だけに、出勤の変更を静かに知らせます。全員に送ると、関係のない方には不要な通知になります。

【お客様名】様、【スタイリスト名】です。
【月】は【5日〜7日】にお休みをいただきます。
【8日】以降は通常どおり出勤しております。ご予約の変更や、ほかの日程のご相談もお気軽にどうぞ。
担当者の都合で恐縮ですが、ご予約の際にお確かめいただけると助かります。

使いどころ:指名者がいて、その人が休む月。指名タグが付いた人だけに送ります。

避けたい言い方:休む理由を細かく書くこと。私的な事情まで書く必要はありません。「ご迷惑をおかけします」を何度も重ねる書き方も避けます。

差し替える箇所:お客様名の差し込み、スタイリスト名、休みの日付。

送る前の確認:タグの絞り込みが正しいか(別のスタイリストの指名者に届かないか)。配信予定の人数が意図した範囲か。

文例4 初めてのお客様・急ぐ方向け:繁忙期の予約受付開始

この文面の狙い:卒業式・入学式・年末のように予約が重なる時期の前に、予約の開始と相談先を伝えます。煽らず、判断できる情報を並べます。

【店名】です。【3月】の予約は、【2月○日】から受け付けております。
卒業式・入学式の前後は、お時間のかかるメニュー(【縮毛矯正、カラーとパーマの組み合わせ】など)の枠が限られます。
ご希望の日が決まっている方は、早めにこのトークでお知らせください。
【着付け・ヘアセットの受付時間】も同じトークで承ります。

使いどころ:春や年末など、予約が前に動く時期の約1か月前。新規のお客様がトークを見ても内容が分かる書き方です。

避けたい言い方:「残りわずか」「今だけ」のように、不安をあおる言い方。事実としての枠の説明にとどめます。

差し替える箇所:時期、予約開始日、時間のかかるメニューの名前、ヘアセットの受付時間。

送る前の確認:予約受付の開始日が、予約システムの設定と一致しているか。受付できる日と、見込みの空きの話を混同していないか。

文例5〜7:定休日が動く月・画像カレンダー・訂正

文例5 戸惑いが出やすい:定休日が動く月

この文面の狙い:「いつもと違う」ことが分かる冒頭にして、理由を短く添えて納得してもらいます。

【店名】です。【11月】は、通常と違う日がございます。
・【日付】(【曜日】):設備点検のため終日お休み
・【日付】(【曜日】):スタッフ研修のため【14:00】までの営業
この2日以外は通常営業です。すでにご予約をいただいている方には、別途【日付】までにご連絡いたします。
ご不便をおかけし、申し訳ありません。

使いどころ:設備の点検や研修で、普段の休みの日以外に休みが入る月。予約済みのお客様への配慮が必要な月です。

避けたい言い方:理由の説明が長いこと。理由は一行で足ります。「ご理解のほど、よろしくお願いします」だけで終わらせるのも避けます。

差し替える箇所:日付、曜日、理由(点検、研修)、すでにご予約の方への連絡の期限。

送る前の確認:影響を受ける予約の一覧が、店側で作れているか。約束した連絡の期限を守れるか。

臨時の休業そのものを扱った文例は臨時休業・休講のお知らせの文例7つ|店舗全般向けの言い回しと使いどころに書いています。この文例は、それが「月初の案内」の一部として入る場合を想定したものです。

文例6 画像のカレンダーを添える場合の短文

この文面の狙い:カレンダーの画像を主役にしつつ、画像が見えなかった・拡大しにくかった人のために、要点を文字でも添えます。

【店名】です。【12月】の営業カレンダーです。
(カレンダー画像)
画像が見にくい方のために、お休みを文字でも記します。
お休み:【日付】、【日付】、【日付】
【12/28〜1/3】は年末年始のお休みです。
ご予約は、メニューの「予約」からお願いします。

使いどころ:季節の絵柄や色分けで、休みと混雑を一目で見せたい月。画像の作り込みが好きな店向けです。

避けたい言い方:画像だけを送って、本文を空にすること。後から「あの日はお休みでしたか」と検索したくても、文字が残りません。

差し替える箇所:月、休みの日付、年末年始の期間。画像の中の日付と本文の日付も同じにします。

送る前の確認:画像と本文の日付が一致しているか。スマートフォンで見たとき、文字が読める大きさか。

文例7 お詫びと訂正:月初に送った内容を直すとき

この文面の狙い:間違いを小さくも大きくも見せず、何が違っていたか、正しくはどうかを先に伝えます。

【店名】です。先ほど(【日付】)お送りした【10月】の営業のご案内に誤りがありました。
誤:【日付】(【曜日】)は営業
正:【日付】(【曜日】)はお休み
すでにこの日にご予約をいただいている方には、個別にご連絡いたします。
ご迷惑をおかけし、申し訳ありません。

使いどころ:月初の案内に、日付や曜日の誤りが見つかったとき。影響のある予約があるかどうかを同時に確認します。

避けたい言い方:誤りの理由を長く説明すること。「確認が不十分でした」の一言で足ります。

差し替える箇所:誤と正の内容、影響のあるお客様への連絡の期限。

送る前の確認:誤りの訂正が本当に正しいか(訂正の訂正にならないか)。影響のある予約を、店側が先に洗い出したか。

送る前の点検リストと、配信の運用ルール

月初の案内は毎月出す分、一度間違えるとお客様の予約にそのまま影響します。次の点検を、送る前に毎回通すと安全です。

  • 日付と曜日が一致しているか(カレンダーを見ながら一行ずつ)
  • 定休日、最終受付、営業時間が、予約システムの設定と一致しているか
  • 祝日と振替の休みが入っているか。スタイリストの休みは別に確認したか
  • 配信予約の日時と、配信先(全員か、タグで絞り込んだ人か)が意図どおりか
  • 画像を使う場合、本文に同じ休みが文字でも書かれているか
  • 送信後に間違いが見つかったとき、誰が訂正を出すか決まっているか
送る前の点検リストと、配信の運用ルール日付と曜日が一致しているか(カレンダーを見ながら一行ずつ)定休日、最終受付、営業時間が、予約システムの設定と一致しているか祝日と振替の休みが入っているか配信予約の日時と、配信先(全員か、タグで絞り込んだ人か)が意図どおりか画像を使う場合、本文に同じ休みが文字でも書かれているか送信後に間違いが見つかったとき、誰が訂正を出すか決まっているか
図:送る前の点検リストと、配信の運用ルール
時期やること見直す点
前月の25日ごろ翌月の営業日を確定し、配信予約を登録するスタッフの休み希望、点検・研修の予定
月初の朝配信された内容と、リッチメニューの表示を確認する配信予約が実際に動いたか
月の途中変更が出たら、影響のあるお客様を先に洗い出す訂正の配信先を絞り込めるか
月末次月の案内の草稿を作る今月の問い合わせに多かった質問を反映する

配信時刻の考え方は配信時間帯の決め方|対象者の生活に合わせた考え方と、予約配信での運用で書いています。美容室であれば、営業前の朝か、閉店後の夜かといった、店の動きとの兼ね合いで決めます。

活用例(架空の設計例)

ここからは実例ではなく、架空の設計例です。成果の数字は出しません。席が4つ、スタッフ3名の美容室で、友だちが300人ほどという想定です。

  • 毎月25日:翌月の営業日が決まったら、月初の朝9時の配信予約を登録する。文面は文例1をもとに、毎月の変更点だけを書き換える。
  • タグ:「指名_スタイリストA」のように、指名者ごとのタグを用意する。スタイリストの休みが出る月は、文例3を該当タグの人だけに送る。
  • リッチメニュー:「今月の営業日」のボタンを置き、タップすると最新の営業カレンダーの画像と文字の案内に着くようにする。リッチメニューの表示・停止の日時を予約する方法は公式マニュアルに記事があるので、月替わりの差し替えに使えるかを確認する。
  • 訂正:誤りが見つかったら、文例7を影響のある範囲に送る。予約が入っているお客様は、1:1のトークで個別に確認する。

配信数の計算も一つ。友だちが300人なら、月初の一斉配信を1回、訂正を1回で、のべ600通です。エルメ無料プランの月1,000通(公式トップページ、2026-10-09取得)の範囲に収まります。さらに指名者向けや繁忙期の案内を足すと、1,000通に近づくため、友だちが増える店は月の通数を先に見積もっておきます。なおLINE公式アカウント側の配信数は別に数えられ、プランによっては上限があります。

向かないケースと、確認が必要な点

この配信が向かないケース

  • すでに予約が入っている日に休みを入れる場合:月初の一斉配信だけで済ませないでください。予約したお客様は、全体向けの案内を自分のことと思わずに読み流します。個別の電話かトークで確認し、振替の日程を相談します。
  • 当日に急な休みが出たとき:月初の案内の訂正を待つ時間がありません。予約の入っているお客様には、電話やトークで直接、早めに連絡します。
  • LINEを見ない常連の方:店内の掲示や会計時のひと言のほうが届くお客様もいます。LINEだけを案内の窓口にしないでください。

確認が必要な点

  • 配信予約を登録した後に取り消す・変更する手順は、今回の公式マニュアルでは確認できませんでした。設定前に確認してください。
  • LINE公式アカウントの配信頻度や、販促に当たる表現の扱いについては、今回は確認しておらず、本文では触れていません。利用規約やガイドラインを各自でご確認ください。
  • リッチメニューの表示・停止の予約は、公式マニュアルに記事がありますが、操作の細部は今回は読んでいません。
私の見立て3点と、まとめ1要点は最初の二行に2店の営業日と、人の出勤日を分ける3間違いは起きる前提で、訂正の型も用意する
図:私の見立て3点と、まとめ

私の見立て3点と、まとめ

  1. 要点は最初の二行に:月初の案内は、全文を読んでもらう前提で書かないほうが安全です。今月の休みと、通常と違う点を先に置きます。
  2. 店の営業日と、人の出勤日を分ける:お客様が知りたいのは、「店がやっているか」と「あの人がいるか」の二つです。混ぜると、どちらにも答えない案内になります。
  3. 間違いは起きる前提で、訂正の型も用意する:毎月の配信は、誰かが日付を一つ間違えることがあります。文例7の型を手元に置き、送る前の点検リストを通すのが現実的です。

月初の営業カレンダーは、お客様の予約判断を支える案内であり、店にとっては同じ質問に何度も答える手間を減らす手段でもあります。文例を参考に、定休日の定め方や指名の有無といった自店の事情に合わせて、言葉を差し替えてお使いください。

構築代行のご案内(30万円〜・税別)

「月初の案内の配信予約、タグ、リッチメニューを、自分の店の運用に合わせて組んでほしい」という場合は、構築代行も承っています。営業日の決め方の聞き取りから、配信の設計、文面のテンプレート化までご一緒します。費用は30万円〜(税別)です。詳しくは構築代行・業務改善のご案内ページをご覧ください。