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友だち追加直後のあいさつメッセージの文例7つ|ベーカリー・パン屋向けの言い回しと使いどころ

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レジ横のQRコードを読み取ってもらって、友だち追加の通知が届く。その瞬間にお客様の手元に出るのが、あいさつメッセージです。ベーカリーでは、この数秒の間にお客様はまだレジ前に立っていたり、トレーを持ったまま会計を待っていたりします。長い自己紹介も、クーポンの説明も、読まれる状況ではありません。この記事では、パン屋ならではの事情(焼き上がり時間、売り切れ、取り置き、アレルギーの問い合わせ)を前提に、あいさつメッセージの作例を7つ紹介します。

文例はすべて、この記事のための自作の作例です。実在の店舗の文面ではなく、【】の部分を差し替えて使う前提です。業種を問わない書き分けの型は友だち追加直後のあいさつ文の文例集|業種別に書き分ける型と、削るべき一文にまとめています。ここではその内容と重ならないよう、ベーカリーに特化して書きます。

ベーカリーのあいさつメッセージで、先に決めておくこと

公式で確認できる仕様

LINE公式アカウントのあいさつメッセージは、友だち追加(またはブロック解除)の直後に自動で届きます。LINEの公式解説(取得日2026-10-09)では、吹き出しは最大5つまで設定でき、従量課金の通数には含まれないと説明されています。友だちの表示名をテキストの冒頭に入れる方法もありますが、公式では、敬称を添えること、また表示名入りのメッセージが届かない場合があることにも触れられています。アカウント開設直後は定型文が入っているため、必ず自店の内容に直す必要があります。

この記事の流れ1ベーカリーのあいさつメッセージで、先に決めておくこと2どの形で届ける文例か:配信形態の整理3ベーカリー向けあいさつメッセージの文例7つ4設定の流れと、つまずきやすい点5活用例(架空の設計例):住宅街の小さなパン屋の場合6向かないケース:あいさつメッセージに任せないほうがよい場面7私の見立て3点とまとめ
図:この記事の流れ

エルメ(L Message)では、あいさつメッセージを「新規友だち用」「既存友だち用」「ブロック解除友だち用」の三種類で設定できると、公式マニュアルに書かれています。あわせて、ステップ配信の開始、リッチメニューの表示、テンプレートの送信、タグの付与などをアクションとして付けられます。公式には「アクションは必ずしも上から順に実行されるわけではない」という注意もあるため、順序に頼る設計は避けてテストしてください。なお、メッセージ内での変数の利用や、流入経路別の出し分け、対象プランは、あいさつメッセージのページでは確認できませんでした。

パン屋の事情から決める四つのこと

  • お客様が最初に知りたいのは「何時に何が並ぶか」です。焼き上がり時間は日によってずれるので、固定の時刻より「目安」と書く
  • 取り置きを受けるなら、頼み方と締切(前日まで、当日の開店前まで、など)を先に決める
  • アレルギーや原材料の問い合わせは、LINEで断定的に答えない。店頭の表示や、原材料を確認できる資料への案内にとどめ、各自で確認いただく
  • 品切れ・臨時休業の連絡をLINEで出すのか、別の手段を使うのかを決める。出すなら、いつ頃までに送るかの目安を決める
パン屋の事情から決める四つのことお客様が最初に知りたいのは「何時に何が並ぶか」です取り置きを受けるなら、頼み方と締切(前日まで、当日の開店前まで、など)を先に決めるアレルギーや原材料の問い合わせは、LINEで断定的に答えない品切れ・臨時休業の連絡をLINEで出すのか、別の手段を使うのかを決める
図:パン屋の事情から決める四つのこと

どの形で届ける文例か:配信形態の整理

あいさつメッセージは「友だち追加の直後に一度だけ届くもの」です。ここに全部を詰め込むと読まれません。何を最初に、何をあとに回すかを、配信の形で分けて考えます。

配信の形届くタイミングベーカリーでの使いどころ公式で確認できること
あいさつメッセージ友だち追加(ブロック解除)の直後に自動店のひとこと紹介、営業時間、取り置きの入口最大5吹き出し、従量課金の通数に含まれない(LINE公式)
ステップ配信追加後、日数などを決めて順に初回来店後のお礼、取り置きの使い方のおさらいエルメのあいさつメッセージのアクションで開始できる
一斉配信店が選んだ日時に全体へ新商品、限定パン、臨時休業の連絡別記事で扱う(新商品は文例集あり)
自動応答お客様が送ったキーワードなどに反応営業時間・場所・取り置き方法の問い合わせエルメの管理画面に自動応答の機能あり
1:1のやりとりお客様のメッセージに人が返信取り置きの個別調整、アレルギーの相談人が対応する
どの形で届ける文例か:配信形態の整理表の見出し:配信の形あいさつメッセージステップ配信一斉配信自動応答1:1のやりとり
図:どの形で届ける文例か:配信形態の整理

あいさつ文は「入口」に徹して、詳しい案内はリッチメニューや自動応答、ステップ配信へ渡します。どこまで自動にして何を人に残すかは、友だち追加時のアクション設計|追加直後に何を自動でやり、何を人に残すかが詳しいので、あわせて読んでください。

ベーカリー向けあいさつメッセージの文例7つ

いずれも自作の作例です。そのまま使わず、【】を自店の情報に置き換え、実際の運用と矛盾しないか確認してから使ってください。

文例1:レジ前ですぐ読める、最小のあいさつ

使いどころ:レジ横のQRコードから追加された直後。会計中でも読み切れる長さを優先する場面です。

友だち追加ありがとうございます。【店名】です。焼きたてのパンの情報や、お知らせをここでお届けします。営業時間は【9:00〜17:00】、定休日は【月曜】です。ご不明点は、このトークにメッセージをお送りください。

避けたい言い方:「お得な情報を毎日お届けします!」のように、頻度や内容を約束しすぎる言い方。守れなくなった時に信頼を損ねます。

差し替える箇所:【店名】【営業時間】【定休日】。お届けする内容は、実際に出せる範囲だけを書く。

文例2:焼き上がり時間と売り切れの目安を伝える

使いどころ:「何時頃に行けば何があるか」の問い合わせが多い店向け。確認の電話を減らしたい場面です。

ご登録ありがとうございます。【店名】です。食パンは【9:30頃】、惣菜パンは【10:30頃】を目安に焼き上がります。人気の商品は昼前に品切れとなることがあります。日によって前後しますので、目安としてご覧ください。

避けたい言い方:「毎日必ず焼き上がります」と言い切る書き方。天候や仕込みで変わる前提を残す。

差し替える箇所:【食パン/惣菜パン】の商品分類と【時刻】。店の実際の流れに合わせる。

文例3:取り置きのお願い方法を案内する

使いどころ:取り置きをLINEで受け始める店向け。受付の窓口をあいまいにしない場面です。

取り置きをご希望の場合は、ご来店の【前日18時まで】に、商品名・個数・お受け取り予定の時刻をこのトークでお知らせください。確認のご返信をもって、お取り置きとなります。当日のお申し込みは、お電話でお願いいたします。

避けたい言い方:「いつでもお取り置きします」と書く。受けられない日を作ると、期待とのずれがクレームの元になります。

差し替える箇所:【前日18時まで】の締切と、当日の連絡手段【電話番号の案内】。受付可否は店の体制に合わせる。

文例4:アレルギー・原材料の問い合わせの入口

使いどころ:アレルギーの質問を受けやすい業種向け。LINEで断定的に答えない設計にする場面です。

原材料やアレルギーに関するお問い合わせは、まず店頭の表示をご確認ください。ご不明な点は、このトークで商品名を添えてご質問いただければ、スタッフが確認してご返信します。お急ぎの場合は、お電話でお問い合わせください。

避けたい言い方:「アレルギーの方も安心です」「〇〇は入っていません」といった断定。製造環境や変更に左右されるため、各自の確認を前提にする。

差し替える箇所:【店頭の表示の場所】と【電話番号】。質問を受けた時の確認手順は店内で決めておく。

文例5:既存の友だち用:エルメを使い始めた時の一言

使いどころ:以前からのLINE友だちに、運用の方法を変えた旨を知らせる場面です。エルメの「既存友だち用」あいさつメッセージを使います。

いつも【店名】をご利用いただきありがとうございます。今後、営業日のお知らせや取り置きのご案内を、こちらのトークでお届けします。お問い合わせは、これまでどおりメッセージでお送りください。

避けたい言い方:「新サービスが始まりました!」と大きく打ち出す。常連のお客様には、変わらず使える安心感のほうが伝わります。

差し替える箇所:【店名】と、これまでと変わらない窓口の案内。

文例6:ブロック解除で戻ってきたお客様へ

使いどころ:一度ブロックしたお客様が解除した場面です。エルメの「ブロック解除友だち用」で、短く控えめに。

おかえりなさいませ。【店名】です。営業時間や定休日の情報は、このトークからご確認いただけます。何かございましたら、お気軽にメッセージください。

避けたい言い方:「ブロックされて悲しかったです」「なぜ解除されたのですか」といった理由に触れる言い方。お客様の判断に踏み込まない。

差し替える箇所:【店名】のみ。長くせず、リッチメニューなどへの案内に任せる。

文例7:マルシェ・催事で出会ったお客様へ

使いどころ:催事のブースで、チラシのQRから追加された場面です。店舗に来たことがない方が対象です。

はじめまして。【店名】です。本日は【催事名】にお立ち寄りいただきありがとうございました。普段は【最寄駅から徒歩○分】の店舗で、【9:00〜17:00】に営業しています。定休日は【月曜】です。お待ちしております。

避けたい言い方:「本日限定の特典があります」のように、実際には用意できない約束を書く。

差し替える箇所:【催事名】【最寄駅】【営業時間】。催事用のQRを別にして、流入を見分ける運用は、エルメのQRコードアクションの活用を公式で確認してください。

設定の流れと、つまずきやすい点

手順やること確認ポイント
1エルメの「あいさつメッセージ」から、新規友だち用を開くLINE側の初期の定型文が残っていないか
2メッセージ・アクション設定で、文例を登録する吹き出しの数を絞る。最初の1つに店名と営業時間を入れる
3必要ならリッチメニュー表示やタグ付与をアクションに追加するアクションは上から順に実行されない場合があるため、順序に依存させない
4保存して、別のアカウントで友だち追加し、届き方を確認公式のテスト手順では、一度も追加していないアカウントで試す。友だち情報を削除すると復元されない点に注意
5既存友だち用、ブロック解除友だち用も同様に設定三種類を同じ文面にしない

つまずきやすいのは、自分のスマホで試すと「すでに友だち」のため、新規用が届かない点です。公式のテスト手順に従い、テスト用のアカウントを用意してください。

活用例(架空の設計例):住宅街の小さなパン屋の場合

以下は実例ではなく、考え方を示すための架空の設計例です。成果の数字は載せていません。

住宅街にある、店主ともう一人で回している小さなパン屋を想定します。これまで、「今日は何時に食パンが焼けますか」という電話が、仕込みの手が離せない時間帯に何度もかかってきました。そこで、レジ横とショップカードにQRを置き、あいさつメッセージの1つ目に「営業時間と定休日」、2つ目に「焼き上がりの目安」、3つ目に「取り置きの頼み方」を、短い吹き出しで分けて登録します。アレルギーに関する案内は、店頭表示の場所と電話番号だけにして、LINE上では断定しません。

取り置きの締切を前日18時と決めたので、当日の飛び込みは電話に回し、LINEでは受けません。店の体制を超える約束を書かないことが、この設計の要です。

向かないケース:あいさつメッセージに任せないほうがよい場面

  • アレルギーや体調に関わる相談:LINEのあいさつ文で完結させず、店頭または電話で確認する
  • 大量注文や法人のご依頼:金額や納期の確認が要るため、個別のやりとりに切り替える
  • 当日の急な品切れ・遅延の連絡:あいさつ文では届かない。別の手段を用意する
  • お客様ごとに事情が異なる苦情やお詫び:定型文ではなく、人が書く

個人情報を扱う場面は、各自の方針と規約を確認してください。配信内容や頻度に関するLINE公式のガイドラインは、必要に応じて公式の最新ページで確認を。この記事では、確認できた範囲外のことは書いていません。

私の見立て3点とまとめ1パン屋のあいさつ文は「長さ」より「最初の一行で何が分かるか」で決まると思います2取り置きとアレルギーは、LINEが便利になる反面、約束や断定が起きやすい領域です3あいさつメッセージは作って終わりではなく、半年に一度の見直しが必要です
図:私の見立て3点とまとめ

私の見立て3点とまとめ

私の見立て

  1. パン屋のあいさつ文は「長さ」より「最初の一行で何が分かるか」で決まると思います。営業時間と定休日を先頭に置くだけで、問い合わせの多くは和らぐはずです
  2. 取り置きとアレルギーは、LINEが便利になる反面、約束や断定が起きやすい領域です。「何を受けて何を受けないか」を先に決めてから書くのが安全だと考えています
  3. あいさつメッセージは作って終わりではなく、半年に一度の見直しが必要です。営業時間や取り扱いが変わっても、古い案内が残ると信頼を損ねます

まとめ

ベーカリーのあいさつメッセージは、短く、営業時間を先に、約束できることだけを書く、が基本です。新規・既存・ブロック解除の三つを書き分けて、アレルギーなど慎重に扱うべき内容は人に残してください。ベーカリー・カフェの連絡全体の設計を見直したい方は、ベーカリー・カフェのLINE連絡を整える|テイクアウト予約・限定メニューの案内・臨時休業の連絡も参考になります。

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