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営業時間・定休日・アクセスの自動応答の文例7つ|飲食店向けの言い回しと使いどころ

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飲食店のLINE公式アカウントに届く質問で、いちばん多いのは「今日やってますか」「何時までですか」「駐車場はありますか」といった、答えが決まっているものではないでしょうか。仕込みや接客の最中に画面を開いて、毎回同じ内容を打ち直す。この手間と、忙しくて返事が遅れる申し訳なさを減らすのが、エルメ(L Message)の自動応答です。この記事では、営業時間・定休日・アクセスを自動で返すための文例を7つ、飲食店ならではの注意点とあわせて紹介します。文例はすべて筆者による作例で、実在の店のものではありません。【】の部分を自店の情報に差し替えてお使いください。

機能の説明は、公式マニュアル(取得日2026-10-09)で確認できた範囲に限っています。対象プランや利用上の制限は、自動応答のページに記載が見つからず、公式で確認できませんでした。導入前に公式の料金・プラン案内で確認してください。

営業時間の質問が、飲食店では「一言で終わらない」理由

営業時間は、一つの数字で答えられる店ばかりではありません。ランチとディナーの間に中休みがある、ラストオーダーと閉店時刻が違う、定休日は「毎週火曜、ただし祝日の場合は営業」、月に一度の不定休がある、貸切の日は通常営業しない。こうした事情は、お客さまの「何時まで?」の一言の裏に全部ひそんでいます。自動応答の文面が「11:00〜22:00」だけだと、ラストオーダーを過ぎて来店したお客さまとの食い違いが起きます。

この記事の流れ1営業時間の質問が、飲食店では「一言で終わらない」理由2どの形で送る文例か|自動応答・リッチメニュー・配信の使い分け3営業時間・定休日・アクセスの自動応答の文例7つ4活用例(架空の設計例)5設定のつまずきと、公開前のチェック6自動応答に向かないケース7私の見立て3点とまとめ
図:この記事の流れ

アクセスも同じです。最寄り駅からの道順、駐車場の台数と提携の有無、ベビーカーや車いすで入れるか、といった飲食店ならではの確認が続きます。文例では、この「一言で終わらない部分」をどう短く整えるかに重点を置いています。

どの形で送る文例か|自動応答・リッチメニュー・配信の使い分け

同じ「営業時間のご案内」でも、送り方によって向く文面が変わります。エルメの公式マニュアルで確認できた仕組みと、この記事の文例の対応は次のとおりです。

送り方公式で確認できた仕組みこの記事の文例
自動応答(キーワード)友だちが送った言葉にキーワードが含まれる(部分一致)、または完全に一致すると自動で返信する。文例1〜4
自動応答(時間帯の指定)曜日・時間帯を指定し、その範囲内だけ反応させるスケジュール設定がある。文例5
リッチメニュータップでテキスト送信、指定ページを開く、電話をかけさせる、などのアクションを設定できる。文例6(タップで呼び出す導線)
メッセージ配信(一斉)登録済みの友だちへまとめて届ける。文例7(臨時の変更)
1:1のやりとり人が個別に読んで返す。自動応答で答えきれない場合の引き継ぎ
どの形で送る文例か|自動応答・リッチメニュー・配信の使い分け表の見出し:送り方自動応答(キーワード)自動応答(時間帯の指定)リッチメニューメッセージ配信(一斉)1:1のやりとり
図:どの形で送る文例か|自動応答・リッチメニュー・配信の使い分け

LINE公式アカウント標準のキーワード応答は完全一致のみで、一部が含まれた場合にも返信するには拡張ツールが必要、とエルメ公式のメディアに書かれています(ツール提供元の記事である点は割り引いて読んでください)。エルメの自動応答のマニュアルには、完全一致と部分一致の選択、複数キーワードの「全部含む」「いずれか含む」の選択、友だち1人につき1回だけ実行するか何度でも実行するかの選択が記載されています。キーワードの拾い方そのものは、キーワード応答の設計|拾うキーワードの決め方と、拾いすぎ・拾い漏れの直し方に詳しくまとめています。

営業時間・定休日・アクセスの自動応答の文例7つ

以下は筆者の作例です。文字数や改行は、LINEの画面で読みやすい長さを意識しています。数字や固有名詞は必ず自店のものに変えてください。

文例1:営業時間(ランチ・ディナー・ラストオーダー)

ご連絡ありがとうございます。【店名】の営業時間をご案内します。
ランチ:【11:30〜14:30】(ラストオーダー【14:00】)
ディナー:【17:30〜22:00】(ラストオーダー【21:00】)
14:30〜17:30は準備のためお休みをいただいています。
ご来店をお待ちしております。

  • 使いどころ:「営業時間は?」「何時まで?」と聞かれたとき。キーワード「営業時間」「何時」を部分一致で拾う想定です。
  • 避けたい言い方:「年中無休」「いつでもどうぞ」。中休みや仕込みの時間があるのに、誤解を生みます。
  • 差し替える箇所:時間帯、ラストオーダー、中休みの有無。ランチのみの店は2行目と4行目を削除します。

文例2:定休日(祝日・不定休を含む)

【店名】の定休日は【毎週火曜日】です。
火曜が祝日の場合は【営業し、翌水曜日を休業】します。
このほか【月1回、不定休】があります。確定した日は、毎月【25日】ごろにこちらのLINEでお知らせします。
お出かけ前に、このトークで「今日」とお送りいただくと、本日の営業状況をご案内します。

  • 使いどころ:「定休日はいつ?」「今日開いてますか」など、日付が絡む質問への回答として。
  • 避けたい言い方:「基本的に火曜です」のようにぼかす書き方。祝日と不定休の扱いを書かないと、来店して閉まっていた、という一番避けたい事態になります。
  • 差し替える箇所:定休日の曜日、祝日の扱い、不定休の連絡タイミング。不定休がない店は該当の2文を削除します。

文例3:アクセス(最寄り駅・道順・目印)

【店名】へのアクセスです。
【◯◯駅】【東口】から徒歩約【5】分です。
改札を出て【大通りを右へ】、【コンビニの角】を左に曲がると、【青い看板】が目印です。
地図はこちらからご覧いただけます。
【地図のURL】

  • 使いどころ:「行き方を教えて」「場所はどこ」と聞かれたとき。地図リンクを添えると、道順の文章を長くせずに済みます。
  • 避けたい言い方:「駅から近いです」だけの案内。人によって近い・遠いの感覚が違うため、徒歩分数と目印を書いてください。
  • 差し替える箇所:駅名・出口・徒歩分数・目印・地図のURL。徒歩分数は、地図アプリで実際に歩いて確認した数字にします。

文例4:駐車場・駐輪場・ベビーカー(入りやすさの案内)

お車でお越しの方へ。
【店舗の裏手】に専用駐車場が【4台】あります。満車の場合は【近隣のコインパーキング】をご利用ください(駐車料金のサービスは【ありません】)。
自転車は【店舗前】にお停めいただけます。
ベビーカーは【入口の段差が1段あります】。スタッフがお手伝いしますので、お気軽にお声がけください。

  • 使いどころ:「駐車場はありますか」「子連れでも大丈夫ですか」の質問に。キーワードは「駐車場」「ベビーカー」など、単語ごとに分けて設定する想定です。
  • 避けたい言い方:「駐車場あります」だけ。台数が少ない店では、満車時の案内を省くと、到着後のトラブルになります。
  • 差し替える箇所:台数、満車時の案内、段差などの設備情報。事実と違う内容を書かないよう、現場で実測してから載せます。

文例5:営業時間外の自動返信(時間帯スケジュールで使う)

メッセージありがとうございます。ただいま営業時間外のため、お返事は【翌営業日の11:00以降】にご案内します。
営業時間は【11:30〜22:00】、定休日は【火曜日】です。
お席のご予約は【予約ページのURL】から24時間受け付けています。

  • 使いどころ:店を閉めている時間帯にメッセージが来たとき。自動応答のスケジュールで曜日・時間帯を指定し、その範囲内だけ返す使い方を想定しています。
  • 避けたい言い方:「すぐ返信します」。閉店後は返せないので、期待をさせない書き方にします。
  • 差し替える箇所:返信できる時刻、予約ページのURL。予約を電話のみで受けている店は、URLの行を電話番号に差し替えます。

文例6:リッチメニューの「営業時間・アクセス」ボタンを押したとき

【店名】のご案内です。
■営業時間:【11:30〜22:00】(L.O.【21:00】)
■定休日:【火曜日】
■住所:【住所】
■電話:【000-0000-0000】
くわしい道順やお席の予約は、続けてお知らせするリンクからご覧ください。

  • 使いどころ:リッチメニューのボタンにテキスト送信のアクションを設定し、それを合図に案内を返す設計の場合に。
  • 避けたい言い方:長文にしすぎること。ボタンを押した人は「ひと目で知りたい」ので、4項目程度に収めます。
  • 差し替える箇所:項目の並び順。電話予約が中心の店は、電話番号を先頭に出します。

文例7:臨時休業・営業時間変更のお知らせ(配信用)

【店名】より、営業時間変更のお知らせです。
【10月15日(水)】は【仕入れ・設備点検のため】、営業時間を【17:30〜21:00】に変更します(ランチは休業)。
ご予約済みの方には、あらためて【個別に】ご連絡します。
ご不便をおかけしますが、よろしくお願いいたします。

  • 使いどころ:通常の案内を上書きしたい臨時の変更。自動応答ではなく、友だちへまとめて届ける配信で使う想定です。
  • 避けたい言い方:「諸事情により休業」。理由を細かく書く必要はありませんが、日付と代わりの動きは具体的に書きます。
  • 差し替える箇所:日付、変更後の時間、予約済みの方への対応。臨時の変更は、自動応答の文面も同日中に直すこと(下の注意を参照)。

活用例(架空の設計例)

以下は実在の店の事例ではなく、考え方を示すための架空の設計例です。成果の数字はありません。席数20ほどの個人経営の洋食店で、スタッフは店主と2名という想定です。

入口動き担当
「営業時間」「何時」と送られる文例1を自動で返す(部分一致)自動
「定休日」「休み」と送られる文例2を返す。祝日・不定休は文面に明記自動
リッチメニュー「アクセス」文例6と地図リンクを返す自動
閉店後の問い合わせ文例5を返す(時間帯の指定)自動
臨時休業の前日文例7を配信し、自動応答の文面も更新店主
アレルギー・貸切などの相談自動で返さず、1:1で人が対応店主・スタッフ

ポイントは、毎月の最初に「今月の定休日と不定休」を見直す日を決めておくことです。休業・繁忙期・年末年始の案内を忘れない|年間の連絡カレンダーの作り方と、エルメの配信予約・自動応答の使いどころのように、年間の休みを先に一覧にしておくと、自動応答の更新漏れも減らせます。

設定のつまずきと、公開前のチェック

キーワード応答は、短い言葉ほど意図しない反応を招きます。たとえば「休み」を部分一致で拾うと、「休みの日にまた行きます」にも定休日の案内が返ります。公式メディアの記事も、「キャンセル」のような短い語は完全一致での設定を勧めています。部分一致で拾うなら「営業時間」「定休日」のように、ある程度の長さのある語を選ぶと安全です。

  • 文例の営業時間は、実際の看板・店頭の掲示・予約サイトの表記と一致しているか。
  • ラストオーダーと閉店時刻を、取り違えていないか。
  • 祝日・不定休・お盆や年末年始の扱いを文面に書いたか。
  • スケジュールの曜日・時間帯の設定を誤っていないか(誤ると反応しない原因になります)。
  • 複数のキーワードが同じ質問に反応して、返信が重ならないか。
  • 自分以外の人に、実際にLINEで送ってもらって、返信を確認したか。
  • 臨時休業のとき、自動応答の文面を更新する担当が決まっているか。
設定のつまずきと、公開前のチェック文例の営業時間は、実際の看板・店頭の掲示・予約サイトの表記と一致しているかラストオーダーと閉店時刻を、取り違えていないか祝日・不定休・お盆や年末年始の扱いを文面に書いたかスケジュールの曜日・時間帯の設定を誤っていないか(誤ると反応しない原因になります)複数のキーワードが同じ質問に反応して、返信が重ならないか自分以外の人に、実際にLINEで送ってもらって、返信を確認したか
図:設定のつまずきと、公開前のチェック

エルメの自動応答には、友だち1人につき1回だけ実行するか、何度でも実行するかの選択があります。営業時間のように「何度聞かれても同じ答え」を返したい場合は、何度でも実行する設定のほうが自然です。反対に、特典のようなものは1回限りが向きます。リッチメニューの設計は飲食店のLINE連絡を整える|予約確認・臨時休業・貸切の問い合わせの切り分けで、予約確認や貸切の相談と合わせて整理しています。

自動応答に向かないケース

  • アレルギー対応や食材の確認。誤った自動返信は事故につながるため、必ず人が確認して返します。
  • 当日の混雑具合や、いま席があるかどうか。リアルタイムの情報は自動応答では保てません。
  • クレームやお叱りの連絡。定型文で返すと、かえって悪化します。
  • 貸切や宴会の見積もり。人数・予算・日程を聞く必要があり、個別のやりとりが向きます。
  • 電話で十分に回っていて、同じ質問がほとんど来ない店。仕組みを作る手間が上回ります。
  • 営業情報が頻繁に変わりすぎて、更新が追いつかない店。古い案内を自動で返し続けるリスクのほうが大きくなります。
私の見立て3点とまとめ1営業時間の自動応答は、文面よりも「更新を誰がするか」で成否が決まると考えます2キーワードは短い語を避け、「営業時間」「定休日」「駐車場」のように質問の中心になる語を3アレルギーやクレームなど人が判断するものは、最初から自動応答の対象外にします
図:私の見立て3点とまとめ

私の見立て3点とまとめ

  1. 営業時間の自動応答は、文面よりも「更新を誰がするか」で成否が決まると考えます。毎月の見直し日を決めておく運用のほうが、凝った文例より効きます。
  2. キーワードは短い語を避け、「営業時間」「定休日」「駐車場」のように質問の中心になる語を、一つの質問に一つの文例で割り当てるのが安全です。
  3. アレルギーやクレームなど人が判断するものは、最初から自動応答の対象外にします。線引きが先で、文例は後です。

まとめると、営業時間・定休日・アクセスの案内は、飲食店の中でも自動応答に向く代表的な連絡です。ただしラストオーダー、祝日や不定休、駐車場の台数といった「一言で終わらない部分」を文面に入れておかないと、来店後の食い違いを招きます。まずは文例1と2だけを作り、スタッフに実際に送ってもらって確認するところから始めてみてください。

構築代行のご案内(30万円〜・税別)

自動応答・リッチメニュー・配信をまとめて整えたいが、時間が取れないという飲食店の方には、エルメの構築代行も承っています。営業時間や定休日の運用ルール、キーワードの設計、文面づくり、テストまでを含みます。費用は30万円〜(税別)で、内容により変わります。詳細は構築代行のご案内ページをご覧ください。