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料理教室では、申込から当日までに「確定するもの」が多い
一般的なセミナーなら、申込が入れば席が一つ埋まるだけです。ところが料理教室やワークショップは、申込の後に「材料の数」「アレルギーへの対応」「持ち帰りの有無」といった、準備に直結する情報が次々と確定していきます。申込受付の連絡が曖昧だと、材料を何人分用意すればよいのか、その人は何を食べられないのかが、開催直前まで見えないままになります。
この記事は、申込を受け付けた直後から当日の朝までに送る7つの文例を、料理教室・ワークショップ向けにまとめたものです。文例はすべて当ブログの自作の「作例」で、そのまま使うのではなく【】の部分を差し替えて使う前提です。開催前の連絡全体の組み立ては料理教室・ワークショップのLINE連絡を整える|アレルギー確認・材料の案内・開催前のリマインドで、体験レッスン向けの案内は体験レッスン申込後の案内文の文例7つ|習い事教室向けの言い回しと使いどころで扱っています。今回は、材料の準備が絡む「申込受付から確定まで」に絞ります。
どの配信形態で送るかを、先に整理しておく
同じ文面でも、どの機能で送るかで運用が変わります。エルメの公式マニュアルで確認できた範囲で整理しました。
| 文例 | 配信形態 | 機能の位置づけ(公式マニュアルで確認した範囲) |
|---|---|---|
| 1 申込受付の完了 | 自動送信 | イベント予約では「予約時アクション」でメッセージ送信やタグ付けを設定。フォームの場合は、回答完了時の設定でメッセージ送信やタグの追加ができる |
| 2 食材準備の締切と人数確定 | 一斉配信(絞り込み) | 申込済みの方のタグなどで対象を絞って送る。絞り込み条件は配信画面で指定 |
| 3 アレルギー確認のお願い | フォーム+リマインド | フォームに必須項目を設定できる。未回答の方への自動促しも公式マニュアルに記載あり |
| 4 持ち物・服装のご案内 | ステップ配信またはリマインド | 開催日に向けたリマインド配信は、終了日の数日前や数時間前などで配信タイミングを選べる |
| 5 前日のご案内 | リマインド | 予約がキャンセルされるとリマインドが止まる、と公式に説明されている |
| 6 当日朝の連絡 | リマインド(時間前の指定) | 終了の一定時間前(最大23時間59分前まで)で指定できる |
| 7 欠席・変更の扱い | 1:1チャット | 個別事情の確認が要るため、自動化せず人が返信するのが無難 |
リマインド配信と予約機能が使えるプランについては、今回確認した公式マニュアル(イベント予約、リマインド配信)に対象プランの記載が見当たりませんでした。公式で確認できませんでしたので、契約前に公式サイトか問い合わせ窓口で確認してください(確認日:2026-10-09時点)。
料理教室・ワークショップならではの注意点
- 食材の準備は人数で決まる。申込の締切と、材料を仕入れる締切は別です。2つを混ぜて書くと、「まだ申し込めると思った」「もう変更できないと言われた」というすれ違いが起きます。
- アレルギーや苦手食材は、診断ではなく「申告」で扱う。医療的な判断はしません。教室として対応できる範囲(代替食材の用意、調理器具の共用など)を、先に自分たちで決めて書きます。対応の可否は教室ごとに異なるため、一般的な基準を文例に入れることはしません。
- 衛生と身支度の案内は、叱責に聞こえない順番で。爪、髪、体調不良時の参加の可否などは、「お願い」の形で書きます。
- 持ち帰り・試食の扱いを先に伝える。持ち帰り用の容器の有無、当日食べきる量の想定などは、後から聞かれやすい点です。
- お子様同伴・見学の可否。包丁や火を使う場では、教室の方針を明記します。
文例7つ:申込受付から当日の朝まで
以下はすべて作例です。教室名・日付・金額などは【】で仮置きしています。敬語は丁寧にし、絵文字は使わない形にしています。
文例1:申込受付の完了(自動送信)
【お名前】様
「【教室名】【講座名】」へのお申し込みありがとうございます。
開催日:【日付・時間】
場所:【会場名】
今後の流れは次のとおりです。
・【月日】までに、アレルギー・苦手な食材の確認をお送りします
・【月日】に、材料の準備の都合で人数を確定します
・前日に、持ち物の最終案内をお送りします
ご不明な点はこのトークでお知らせください。
使いどころ:申込が入った直後に自動で届く一通。「受け付けた」と「次に何が来るか」を一緒に伝え、後続の連絡を予告します。
避けたい言い方:「申込完了です」だけで終わらせること。席の確定なのか仮受付なのかが分からなくなります。リクエスト制(承認が必要な設定)の場合は、「承認後に確定のご連絡をします」と書き分けます。
差し替える箇所:【講座名】【日付】【会場名】、確認連絡の日付
文例2:材料の準備の締切と、人数確定のお知らせ
【お名前】様
当日の材料は、【月日】に人数を確定して準備します。
この日以降のキャンセルや人数の変更は、材料の準備の都合上、【教室の取り扱い(例:ご相談ください)】となります。
変更がある場合は、お早めにこのトークでお知らせください。
使いどころ:申込の締切とは別に、材料の確定日があることを伝える一通。
避けたい言い方:「キャンセルは一切不可です」などの強い断定。金額を伴う取り決めは、教室の規約・契約に沿うことが前提で、ここでは法的な判断はしません。
差し替える箇所:確定日、取り扱いの文(規約と一致させる)
文例3:アレルギー・苦手食材の確認のお願い
【お名前】様
当日の安全のため、アレルギーや、どうしても食べられない食材があればお知らせください。
【フォームのリンク】
「特にない」場合も、その旨をご回答ください。
なお、当教室では【調理器具や調味料の共用の有無など、教室の実情】ため、症状の程度によってはご参加をお断りする場合があります。
使いどころ:申込後に1回送り、回答がない方にだけ後日もう1通。「特にない」も回答してもらうと、未回答と区別できます。
避けたい言い方:「アレルギーはありませんよね?」など、確認の形が誘導的な聞き方。具体的な食材名を例示しすぎると、見落としが出るおそれもあります。
差し替える箇所:フォームのリンク、教室の実情の文(実際の対応と一致させる)
文例4:持ち物・服装のご案内
【お名前】様
当日の持ち物をご案内します。
・エプロン、タオル、【持ち帰り用の容器の有無】
・【三角巾やバンダナ(髪をまとめるもの)】
・長い爪や指輪は、衛生のため外していただけると助かります
・体調がすぐれない場合は、無理をせず早めにご連絡ください
貸し出し用のエプロンは【数・有無】です。
使いどころ:開催の数日前に送る、持ち物の一覧。リストにして送り、質問を減らします。
避けたい言い方:「必ずお持ちください」の連発。貸し出しの有無を書かないと、忘れた方が不安になります。
差し替える箇所:持ち物の品目、貸し出しの有無
文例5:前日のご案内
【お名前】様
明日の【講座名】のご案内です。
集合:【時間】(【会場名】【入口の目印】)
持ち物:先日お送りしたとおりです
お席は【ご自身の席番号などがあれば記載】です。
体調がすぐれない場合や、時間に遅れそうな場合は、このトークでお知らせください。
使いどころ:前日のリマインド。集合時間と場所を再掲し、連絡窓口を一言添える一通。
避けたい言い方:新しい情報を詰め込むこと。前日に初出の情報が増えると、読み落とされます。
差し替える箇所:集合時間、入口の目印、窓口
文例6:当日朝の連絡(集合・遅刻・駐車場)
【お名前】様
本日は【時間】開始です。
【会場名】の入口は【目印】です。
駐車場は【場所・台数】です。
開始に間に合わないときは、このトークにお知らせください。
お会いできるのを楽しみにしています。
使いどころ:開始の数時間前に1通。短く、場所と窓口だけ。
避けたい言い方:長文での再案内、新しい注意事項の追加。
差し替える箇所:開始時間、駐車場、入口の目印
文例7:欠席・日程変更のご相談があったとき(個別返信)
【お名前】様
ご連絡ありがとうございます。
【月日】の【講座名】につきまして、承知しました。
材料の準備の状況を確認のうえ、【振替の可否・次回日程など】をご案内します。
少しお時間をいただけますか。【返信の目安】までにご連絡します。
使いどころ:欠席や変更の連絡に、まず受け取った旨を返す個別返信。自動応答だけで済ませず、人が事情を確認する前提です。
避けたい言い方:受け取る前に「キャンセル料がかかります」と書き始めること。
差し替える箇所:日付、返信の目安、振替の扱い
送る前の確認と、運用の決めごと
文例のうち、日付と場所と人数の間違いは、そのまま現場の混乱につながります。次の表を、配信の予約前に見ながら確認します。
| 確認する項目 | 見る場所 | 間違えやすい点 |
|---|---|---|
| 開催日時 | 全文例 | 前回の講座の日付が残っている |
| 材料の確定日 | 文例1・2 | 文例1と2で日付が食い違う |
| アレルギー対応の文 | 文例3 | 実際の対応より広く書いてしまう |
| 集合場所・入口 | 文例5・6 | 会場が変わったのに案内が古い |
| 対象者の絞り込み | 配信設定 | 別の講座の申込者に届く |
配信の予約が多くなると、誰がどれを確認したかが曖昧になります。作成者と確認者を分けると、取り違えを減らせます。なお、配信頻度の目安や販促表現の制限は、LINE公式の資料で今回確認していないため、ここでは書きません。公式で確認できませんでした。
向かないケース
- アレルギーの症状や既往など、健康に関わる詳しい聞き取り。LINEで聞くかどうかは各自の方針を確認し、必要なら電話や対面を使う
- 当日の急な会場変更や事故など、緊急の連絡。電話が確実
- 料金やキャンセル料の個別交渉。規約と契約に基づき、人が対応する
- LINEを使わない層が中心の教室。紙や電話の併用が適切
活用例(架空の設計例)
実在の事例ではなく、考え方を示す架空の設計例です。成果の数字はありません。
定員8名の、月1回の少人数ワークショップを想定します。申込が入った時点で、文例1が自動で届き、同時に「申込済み」のタグが付きます。材料の確定日の3日前に、タグで絞って文例2を一斉に送ります。アレルギー確認のフォームは、必須項目にして、未回答の方にだけ追いの案内を送ります。前日と当日朝には、リマインドの機能で文例5と6を送ります。欠席や変更の連絡は、1:1チャットで担当者が返信します(文例7)。
ここで機械に任せているのは「受付の通知」と「期日の再通知」だけで、アレルギー対応の可否と欠席時の扱いは、人が判断します。当日の案内の細かい文例はイベント当日の案内(持ち物・場所・集合時間)の文例7つ|セミナー・ワークショップ向けの言い回しと使いどころにあります。
私の見立てとまとめ
私の見立て
- 申込受付の連絡は「完了」の報告より、「次に何が来るか」の予告として書くほうが、後続の連絡が読まれやすいと考えています(一般論で、数字の裏付けはありません)。
- 料理教室は、材料の確定日とキャンセルの扱いを、最初の一通か二通目で伝えるのが肝です。ただし金額や規約の判断は専門家や契約に沿って、各自で確認してください。
- アレルギーの確認は、自動化できる部分(質問を送る、回答を集める)と、人が判断する部分(対応できるか)を、必ず分けてください。
まとめ
申込受付から当日の朝までの連絡は、「受付の通知」「材料の確定」「アレルギー確認」「持ち物」「前日・当日」の5段で組めます。まず文例1と2、3を使い、材料の準備に直結する部分から整えてください。予約機能やリマインドの対象プランは公式で確認できませんでしたので、導入前に確認をお願いします。
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