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LINE公式アカウントで「フォームを案内したのに、回答してくれない人がいる」という場面は、構築する側にとってよくある悩みです。この記事では、エルメ(L Message)の公式マニュアルに載っている範囲だけを使って、未回答者へのリマインドをどう設計するかを整理します。公式に書かれていないことは推測せず、「記載がなかった」と明記します。
結論:フォーム未回答は「ステップ配信+停止アクション」で組む
公式マニュアル「未回答者へのリマインド」では、友だち追加をきっかけにステップ配信を始め、フォームの回答が完了した時点でそのステップを止める、という構成が紹介されています。1通目でフォームを案内し、時間を置いた2通目に未回答者向けのリマインドを置いておけば、回答済みの人には2通目が届かない、という仕組みです。
開催日が決まっているイベントなどでは、予約管理の中にある「リマインド配信」が使えます。開催日をリマインド終了日として、「何日前の何時」といった形で送信タイミングを決められます。なお、公式の該当マニュアルには「予約前」という言い方は出てこず、まだ予約していない人へ催促を送る手順も確認できませんでした。この記事の「予約」関連は、予約済みの人への開催前リマインドとして扱います。
設定の流れ:フォーム未回答者へのリマインド
公式マニュアルの手順は、大きく4つに分かれます。
- フォームを作る:エルメの「フォーム作成」でアンケートを用意します。
- ステップ配信を作る:「メッセージ」から「ステップ配信」の新規作成に進み、管理名を付けます。「ステップ開始直後」の1通目にフォームのURLを含む案内を登録し、「次の配信タイミングを追加」から「日時で指定」を選んで、未回答者向けのリマインドを登録します。
- 開始の設定:「あいさつメッセージ」の「新規友だち用」で、メッセージ送信以外のアクション登録から「ステップ」を選び、配信設定を「開始/再開」にして、作ったステップを選択します。
- 停止の設定:対象フォームの「メッセージ・アクション設定」を開き、「回答完了時のアクション」で「ステップ」を選び、配信設定を「停止」にします。
設定項目を場所別に表にまとめます。
| 場所 | 画面上の項目 |
|---|---|
| ステップ配信 | 管理名/配信タイミング/ステップ開始直後/日時で指定/次の配信タイミングを追加 |
| あいさつメッセージ(新規友だち用) | 上記メッセージ送信以外のアクション登録/配信設定(開始/再開)/ステップ選択 |
| フォーム作成 | メッセージ・アクション設定/回答完了時のアクション/配信設定(停止) |
公式の例では、リマインドはステップ開始から1日後の10:00です。この時刻は例であり、配信タイミングは任意に決められます。フォーム自体の作り方はエルメのフォームでアンケートを作る手順とタグの決め方、ステップ配信の基本はエルメのステップ配信の組み方と無料プランの注意点で整理しています。
日付が決まっている場合:リマインド配信の設計
予約管理の「リマインド配信」は、開催日などを「リマインド終了日」として、そこに向けて事前に作ったメッセージを送る機能です。友だちごとに開始時期が違っても、終了日は揃えられます。配信タイミングは次の3通りです。
- リマインド開始直後(例:予約した直後に送る)
- リマインド終了〇日前の〇:〇に配信(例:1日前の20:00)
- リマインド終了〇時間〇分前に配信(最大23時間59分)
送る相手は絞り込み設定で調整できます。公式に挙がっている条件には、タグ、友だち登録日、ステップ購読状況、メッセージ確認状況、友だち情報、新規・既存の別などがあります。メッセージはテキスト、パネル・ボタン、画像・動画・音声、スタンプ、位置情報から選べ、テキストではLINE名などの自動挿入も使えます。
作成の流れは、左メニューの「予約管理」から「リマインド配信」を開き、「新規作成」で管理名を入れて保存し、リマインド名を開いて「新規追加」で配信タイミングと絞り込みを設定、メッセージを登録して最後に「登録」を押す、というものです。リマインドを開始するには、アクション設定で「リマインド」を選び、配信設定、リマインド選択、配信終了日時を指定します。公式にはフォーム作成のアクションからも開始できる旨が書かれています。
つまずきやすい点
- 停止設定の入れ忘れ:停止はフォーム側の「回答完了時のアクション」で設定します。ここが漏れると、回答済みの人にもリマインドが届きます。
- 新規友だちが前提の流れ:未回答リマインドの手順は友だち追加時にステップを始める形で、既存の友だちへの適用方法は記載がありませんでした。
- 同じ条件は1度だけ:リマインド配信は、同じ条件のリマインドが1度のみ配信されると説明されています。
- 2通目は別作成:1つのタイミングに複数メッセージを入れると同時に送られます。時間をずらすなら「新規追加」で別のタイミングを作ります。
- 届かない原因:公式FAQでは、送信日時を過ぎている、予約がキャンセルされている、配信終了日以降に予約された、絞り込みで対象外、などが挙げられています。
無料・有料の目安
公式メディア記事によると、予約日のリマインド配信は無料プラン・有料プランを問わず制限なしで使えるとされています。一方、フリープランは月間配信数が1,000通までで、超えると配信が自動停止し、毎月初日にリセットされます。また公式FAQには、リマインド配信がLINE公式アカウントの配信数にカウントされるとあります。エルメの1,000通の枠にどう数えられるかは、確認できる記載がありませんでした。
| プラン | 料金(税込) | 公式の記載の要点 |
|---|---|---|
| フリー | 0円 | 月間配信数1,000通まで |
| スタンダード | 月額10,780円 | エルメ側の配信数は無制限 |
| プロ | 月額33,000円 | 最上位プラン、友だち10万人まで |
1,000通を超えて配信するには、エルメとLINE公式アカウントの両方で有料契約が必要で、両者の契約は連携していません。なお、未回答者へのリマインドのマニュアル自体には、プランの区分も数の上限も書かれていませんでした。実際の条件は、お使いの画面と公式の最新情報で確認してください。
活用例(架空の設計例)
実際の事例ではなく、公式の機能を使った仮の設計例です。成果の数字や結果は含みません。
例1:学習塾の体験授業アンケート(フォーム未回答)
- 業種と相手:個人の学習塾。友だち追加した新規の保護者。
- いつ:友だち追加の直後に案内し、その1日後の10:00に再案内。
- 何を:1通目で体験授業前アンケートのURLを案内し、2通目で「まだの方へ」という短いリマインドを送る。
- 使う設定項目:フォーム作成、ステップ配信(ステップ開始直後/日時で指定)、あいさつメッセージの新規友だち用でステップを開始/再開、フォームの回答完了時のアクションでステップを停止。
例2:美容サロンの体験イベント(開催前リマインド)
- 業種と相手:個人サロン。イベント枠を予約済みの友だち。
- いつ:開催の1日前の20:00。
- 何を:日時・持ち物などを伝えるテキスト。テキストにはLINE名の自動挿入を使い、地図が必要なら位置情報メッセージを追加する。
- 使う設定項目:予約管理のリマインド配信(配信タイミングは「終了日の1日前の20:00」)、イベント予約の予約枠設定からリマインド配信を選び、開催日を終了日にする。必要に応じて絞り込み設定。
私の見立て(一般論として)
- 先に停止の設定を作る:リマインドの文面より前に、回答完了時の停止アクションを入れておくほうが事故が少ないと考えます。
- 1回の催促は短く:公式の構成が1通目と2通目の2段階であることから、まずは最小の構成で始めて、様子を見て足すのが無理のない進め方だと思います。
- 通数を意識して設計する:リマインドも配信数に数えられるため、フリープランで運用するなら、送る相手を絞る設計が現実的です。
まとめ
フォーム未回答はステップ配信と回答完了時の停止、日付が決まった連絡はリマインド配信、と使い分けるのが公式の範囲での基本形です。上限、既存友だちへの適用、「予約前」の未予約者向け手順は、今回確認した公式ページには記載がありませんでした。実際に組む前に、ご自身のアカウントで画面を確認することをおすすめします。AIから管理画面の作業を扱えるかに関心がある方は、エルメのMCPでできること・できないことも参考になります。
参考にした公式ページ:lme.jp/manual/?p=22874(未回答者へのリマインド)、lme.jp/manual/?p=46(有料プランの切り替え)、lme.jp/media/?p=10362、lme.jp/manual/remind-delivery/、lme.jp/manual/remind_faq/
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