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エルメの条件分岐とアクションスケジュールでできること|無料では使えない機能の見極め方

広告(アフィリエイトリンク)を含みます。この記事は、エルメ(L Message)の公式サイト・公式マニュアルを読んで整理したもので、運用した体験談ではありません。公式で確認できなかったことは「確認できませんでした」と書きます。料金・対象プランは2026年10月9日に確認した内容です。

「毎月1日から1週間だけリッチメニューを出したい」「毎週月曜の朝にいつもの案内を送りたい」。こうした定例の作業を、カレンダーに印をつけて毎回手で操作していると、忘れる日が必ず出てきます。エルメには、この種の繰り返しを予約しておける「アクションスケジュール実行」と、対象を絞って動かす仕組みがあります。ただし、フリープランでは使えない機能が混ざっているため、「何が公式に書かれていて、何が書かれていないか」を切り分けておかないと、契約してから想定と違ったということになりかねません。

先に結論:公式で確認できた「無料では使えない」機能は3〜4つ

公式トップページの料金プラン欄には、フリープランでは利用できず、スタンダード以上で使える機能として「アクションスケジュール実行」「条件分岐(アクション絞込み)」「データコピー」「LINE公式アカウント入れ替え機能」の4つが挙がっていました。一方、同じ公式サイトの料金・上限のページ(更新日表示は2026年9月7日)では、フリープランに「–」が付いているのは「アクションスケジュール実行」と「スタッフ管理」の2つで、条件分岐は表に載っていませんでした。

この記事の流れ1先に結論2アクションスケジュール実行でできること3無料のままできる代替と、人に残す仕事の線引き4有料に上げる前の判断フロー5活用例6私の見立て
この記事の流れ

公式ページ同士で書き方が食い違っているため、条件分岐については「トップページではスタンダード以上と書かれている。個別のマニュアルでは詳しい説明を確認できなかった」と受け止めるのが正確です。契約前には、管理画面や公式の問い合わせで最新の扱いを確認してください。

機能公式で確認できたことフリープラン確認した場所
アクションスケジュール実行指定した間隔で、メッセージ配信・タグ操作・リッチメニュー表示などを繰り返し実行する。マニュアルでは「有料プラン限定」使えないトップ、料金・上限ページ、操作マニュアル
条件分岐(アクション絞込み)トップの料金プラン欄でスタンダード以上と記載。専用の操作マニュアルは確認できず、設定方法は不明使えない(トップの記載)トップのみ。料金・上限ページには記載なし
データコピートップでスタンダード以上と記載。内容の説明は今回確認できず使えない(トップの記載)トップのみ
LINE公式アカウント入れ替えトップでスタンダード以上と記載。内容の説明は今回確認できず使えない(トップの記載)トップのみ
スタッフ管理フリーは利用不可。スタンダードは管理者+10人まで使えない料金・上限ページ
表で整理する項目アクションスケジュール実行条件分岐(アクション絞込み)データコピーLINE公式アカウント入れ替えスタッフ管理
表で整理する項目

アクションスケジュール実行でできること

操作マニュアルの内容を要約すると、友だちに対して一定の間隔で、あらかじめ決めたアクションを自動で実行する機能です。アクションにはメッセージ配信のほか、タグの付与・削除、リッチメニューの表示・停止などが含まれます。

設定の流れ(マニュアルの要約)

  1. 左メニューの「有料プラン限定」から「アクションスケジュール実行」を開き、新規作成を選ぶ。管理しやすいよう、先にフォルダを作っておける。
  2. スケジュール名とフォルダを決める。
  3. 「アクション稼働対象の絞り込み」で、タグ、友だち追加日、ステップの購読状況などから対象者を選ぶ。複数条件は「どれか1つ以上を満たす」形で追加できる。
  4. 「アクション設定」で実行する内容を選ぶ。テンプレートやステップの送信、リッチメニューの表示・非表示、タグの付け外し、友だち情報の登録・削除、ポイントの加減算、対応ステータスの変更などが挙がっている。
  5. 開始日時、終了設定(無期限・日付指定・回数指定)、繰り返し(日ごと、週ごと、月ごと)を決める。月ごとは日付指定、月末、第○曜日の指定ができる。
  6. 内容を確認して保存する。

ここで気づきたいのは、手順3の「対象者の絞り込み」です。これはアクションスケジュールの中にある対象選びの機能で、トップの料金欄にある「条件分岐(アクション絞込み)」と同じものなのかどうかは、公式で確認できませんでした。名前が似ているだけで同一と決めつけず、別々に確認するのが安全です。

実行予定・履歴で見られること

マニュアルによると、実行予定の画面では今後の実行日時と対象人数が確認でき、人数の再計算や、その日の実行を個別にON/OFFしてスキップすることもできます。実行履歴では、過去の実行日時、実行できた友だちの数、実行されたアクションの内容が見られます。業務改善の目で見ると、「いつ・誰に・何を流したか」が画面に残るのは、担当者が替わったときの引き継ぎで助かる部分です。

つまずきやすい点

  • 実行直前の設定変更は反映されないことがあるため、スキップ目的のOFF切り替えは直前に行わない、と案内されています。
  • 表示と停止のように別々の操作は、基本的に別のアクションスケジュールとして作る必要があります。たとえば「毎月1日から1週間メニューを表示」するなら、1日に表示するスケジュールと、7日に停止するスケジュールの2つになります。
  • 予約配信の送信数が、フリープランの月間配信数1,000通にどう数えられるかは、今回確認した範囲では記載がありませんでした。

無料のままできる代替と、人に残す仕事の線引き

アクションスケジュールが使えないフリープランでも、エルメの基本機能は使えます。公式の機能一覧では、メッセージ配信、ステップ配信、リマインド配信、タグ管理、あいさつメッセージ、自動応答などは全プランで利用可能とされています。つまり、「完全に自動で繰り返す」部分だけが有料側にあり、「その都度、人が押す」運用なら無料でも成立します。

やりたいことフリーで手動運用する場合有料機能を検討する目安
毎週同じ曜日に案内を送る配信予約を毎週つくる。作り忘れが起きやすい毎週の作成が負担で、漏れた経験があるとき
月初だけリッチメニューを切り替える月初と月末に人が手で切り替える切り替え忘れが実際に問題になったとき
特定のタグの人だけに定期連絡タグで絞り込んで毎回手で配信対象が多く、毎回の絞り込みが重いとき
対象者の人数を確認したい配信前の予定人数を毎回見る実行予定の人数確認を画面で残したいとき

配信予約そのものはフリーでもできますが、繰り返しの設定はできないため、同じ内容を毎回つくり直す手間が残ります。ここが「有料にする価値があるか」を考える焦点です。

有料に上げる前の判断フロー

  1. 繰り返したい作業を書き出し、月に何回あるかを数える。月に1〜2回なら、手動の予約でも回せることが多い。
  2. その作業で「忘れた・間違えた」が過去にあったか振り返る。実害がないなら、急いで有料にする理由は弱い。
  3. 月間配信数1,000通に収まっているか確認する。配信数が先に足りなくなるなら、そちらが有料の理由になる。
  4. 有料の戻れなさを理解する。公式には、有料プランからフリーへのダウングレードはできず、日割り返金もなく、自動更新と記載がある。

最後の点は特に重要です。ダウングレードできない点は、エルメ(L Message)は有料から無料に戻せる?ダウングレード不可と解約時の注意で詳しく整理しています。また、フリープランの各上限はエルメのフリープランの制限一覧|どこから有料にする?【2026年9月更新】にまとめています。契約前にこの2つを読んでおくと、判断の材料がそろいます。

タグと組み合わせるときの考え方

アクションスケジュールは、タグで対象を絞る使い方と相性がよい機能です。ただしタグが付くたびに動く「タグ追加時アクション」とは役割が違います。前者は日時で動き、後者はタグが付いた瞬間に動きます。後者の注意点はエルメのタグ追加時アクションで自動化する方法と、つまずきやすい点に書いています。両方を組む場合は、「いつ動かすか」の基準が日付なのかタグなのかを、設計メモに書き分けておくと混線しません。

活用例(架空の設計例)

以下は実在の事例ではなく、公式に書かれた機能を使った仮の設計例です。成果を示すものではありません。

例:月初に「今月の案内」メニューを出す小さな教室

  • 目的:月初のメニュー切り替えを、担当者の記憶に頼らず回す。
  • 準備:リッチメニューを2種類用意(通常用、今月の案内用)。タグ「在籍中」を付けておく。
  • スケジュールA:毎月1日の朝、タグ「在籍中」の人に「今月の案内」メニューを表示。
  • スケジュールB:毎月7日の朝、同じ対象で通常メニューに戻す。
  • 人に残す仕事:案内の中身の確認、個別の質問への返信、例外対応。
  • 確認:実行予定の画面で対象人数を見て、前日までに内容を最終チェックする。

この例のポイントは、自動化するのは「切り替え」だけで、案内の中身と個別対応は人に残していることです。フリープランなら、同じ内容を月初と月の7日に手で切り替える運用になります。

私の見立て ― 3つのポイント1「無料では使えない」の中身は、機能名だけで判断せず、どのページに書かれているかまで確認すること。条件分岐のようにページ間で扱いが違うものがあり…2アクションスケジュールは、定例作業が多く、漏れが実害になっている運用向きです。月に数回の作業なら、手動の配信予約でも十分に回ります3有料は戻せないため、「やりたいことが増えたから」ではなく「手動だと漏れる実績があるから」を契約の理由にするほうが、失敗しにくいと考えます
私の見立ての要点

私の見立て

  • 「無料では使えない」の中身は、機能名だけで判断せず、どのページに書かれているかまで確認すること。条件分岐のようにページ間で扱いが違うものがあります。
  • アクションスケジュールは、定例作業が多く、漏れが実害になっている運用向きです。月に数回の作業なら、手動の配信予約でも十分に回ります。
  • 有料は戻せないため、「やりたいことが増えたから」ではなく「手動だと漏れる実績があるから」を契約の理由にするほうが、失敗しにくいと考えます。

まとめ

公式で確認できた範囲では、アクションスケジュール実行はフリープランで使えず、スタンダード以上で利用できます。条件分岐(アクション絞込み)はトップの料金欄でスタンダード以上と書かれている一方、設定方法を説明するマニュアルや、料金・上限ページでの記載は確認できませんでした。まずは無料で基本機能を試し、手動運用で漏れが出た段階で、繰り返しの自動化に有料を使う価値があるかを考えるのが現実的です。

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