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使わなくなった公式LINEを閉じる前に|削除で戻せないものと、先に済ませること

公式LINEを閉じる前に戻せないこと

「前に作った公式LINEが、そのままになっている」
作り直して新しいアカウントを作った。事業を分けた。試しに作ったものが残っている。そんな公式LINEを、整理したい方は多いと思います。

ここで気をつけたいのは、LINE公式アカウントの「削除」は、元に戻せないことです。
この記事では、自分で公式LINEを運用している方や、構築を頼む前に古いアカウントをどうするか迷っている方に向けて、閉じる前に確かめたいことを順番に整理します。

画面の名前や仕様は、2026/10/19に公式マニュアルで確認しています。更新されることがあるため、実際の画面と違うときは、公式の最新の案内を優先してください。

削除すると、何が起きるか

公式マニュアル「アカウント設定」には、削除の前に確認することとして、次の点が書かれています。

  • 削除すると、元に戻すことはできない
  • 削除してから30日が経つと、分析データを含むすべての情報が削除される
  • すべての友だちが削除される。新しいアカウントに、友だちを引き継ぐことはできない
  • 有料サービスのお支払い予定があるときは、アカウントを削除できない。事前に、プランのダウングレード予約や、オプションの解約・解約予約が必要
  • 月の途中で削除しても、返金はされない
  • 削除する前に追加メッセージを配信した場合は、次の決済日に請求される

ここでいちばん大事なのは、「友だちを引き継げない」という一点です。
新しいアカウントを作って、古いほうを閉じる場合、友だちは自動では移りません。友だちには、新しいアカウントを自分で追加し直してもらう必要があります。

閉じる前に済ませる5つのこと

ここからは、公式マニュアルの内容をもとに、私が順番を整理したものです。公式に「この順番で」と書かれているわけではありません。

① 閉じる理由と、残すものを決める
「作り直すから閉じる」のか、「事業をやめるから閉じる」のかで、やることが変わります。作り直す場合は、新しいアカウントに持っていきたいものを先に書き出します。あいさつメッセージの文章、リッチメニューの画像、よく使う配信文、応答メッセージのキーワードなどです。

この「作り直すか、活かすか」の判断は、こちらにまとめています。
自分で作った公式LINEを、構築の相談に持っていく前に|作り直すか、今あるものを活かすかの分かれ目

② 友だちへのお知らせを、閉じる前に出す
友だちを引き継げない以上、閉じたあとに案内を出すことはできません。新しいアカウントがあるなら、古いアカウントが生きているうちに、新しい入口(友だち追加のURLやQRコード)を案内します。
入口の作り方は、こちらをご覧ください。
LINE公式アカウントの友だち追加の入口の作り方|QRコード・URLの置き場所と、どこから来たかを分けて数える方法

先ほどの削除の注意にもあったとおり、削除する前に追加メッセージを配信すると、次の決済日に請求されます。通数の上限や料金に関わることは、配信の前に、公式の「利用と請求」で確認しておくと安心です。

③ 手元に残したい数字や文章を、先に保存する
削除から30日たつと、分析データを含むすべての情報が消えます。あとから見返したい数字(友だちの数の推移、配信の結果など)や、配信した文章は、削除の前に手元に残します。
公式マニュアルには、「分析 – ファイルをダウンロード」というページがあります。どの数字をダウンロードできるかは、そのページで確認してください。画面のスクリーンショットを残しておく方法もあります。

④ 有料のものがないか、「利用と請求」で確かめる
削除できない原因になるのが、有料サービスのお支払い予定です。公式マニュアル「利用と請求」には、次の操作が書かれています。

  • 月額プランの変更:「利用と請求」>「月額プラン」で、ダウングレードやアップグレードができる。プランの変更には、事前にお支払い方法の登録が必要
  • チャットProオプション:「設定」>「利用と請求」>「拡張オプション」>「チャットProオプション」から、購入と解約ができる
  • プレミアムID:購入したものは自動更新される。利用を止めたいときは、「プレミアムID」から、削除か次回の支払い停止の手続きをする

自分で何を契約しているか分からないときは、まず「利用と請求」の画面を開いて、何が登録されているかを見ます。構築を頼んだ公式LINEなら、契約の名義が誰になっているかも、一緒に確かめます。

⑤ 削除してよい人が、操作する
公式の「アカウント設定」のページには、誰が削除できるかの記載は確認できませんでした。ただ、削除は元に戻せない操作なので、操作する人は、アカウントの持ち主が決めるものと考えておくと安心です。複数の人が管理画面に入れる場合は、削除の前に、全員に伝えておきます。権限の持ち主を決めておく話は、こちらにまとめています。
構築を頼む前に、公式LINEの「持ち主」を決めておく|権限の渡し方と、納品で受け取っておくもの

削除の手順

公式マニュアルでは、次の手順です。

Web版管理画面(PC)の場合
1. 「設定」>「アカウント設定」をクリックする
2. 「アカウントを削除」をクリックする
3. 画面に表示される注意事項を確認し、同意にチェックを入れる
4. 「アカウントを削除」をクリックする

管理アプリ(スマホ)の場合
1. 管理アプリを起動する
2. 「ホーム」>「設定」をタップする
3. 「アカウント」をタップする
4. 「アカウントを削除」をタップする
5. 画面に表示される注意事項を確認し、同意にチェックを入れて、削除する

どちらも、注意事項の確認が入ります。ここで一度、止まって読むのが安心です。

すぐに削除しない、という選択肢もあります

「閉じる」と決めても、すぐに削除しなくてよい場合があります。
たとえば、新しいアカウントに移ったあと、しばらくは古いアカウントを残して、新しい入口の案内を続ける、という進め方です。友だちが新しいアカウントに移ったかどうかを、新しいアカウントの友だちの数を見ながら確かめて、落ち着いてから閉じる。そうすれば、取り返しのつかない操作を、いちばん最後に回せます。

ただし、古いアカウントを残している間にも、有料のお支払いが続いていないかは、「利用と請求」で確かめておきます。「閉じるのを待っている間に、気づかず払い続けていた」という状態は、避けたいところです。

構築を頼むときは、こう伝えてみてください

古い公式LINEがある状態で、構築を頼む場合は、最初にこう伝えると、話が早くなります。

  • 「前に作った公式LINEが残っている。閉じる予定か、残す予定かを、一緒に決めたい」
  • 「友だちは、今のアカウントにどれくらいいるか。引き継げないことを前提に、どう案内するか決めたい」
  • 「契約や支払いが、誰の名義になっているかを、先に確かめたい」

「渡したあと、ご自身で触れる形にする」ことは、構築のときにいちばん大事にしたいことの一つです。古いアカウントの扱いまで、頼む前に決めておくと、渡されたあとに困ることが減ります。

まとめ

  • 公式LINEの削除は、元に戻せない。30日たつと、分析データを含むすべての情報が消える
  • 友だちは、新しいアカウントに引き継げない。閉じる前に、新しい入口を案内しておく
  • 有料サービスのお支払い予定があると、削除できない。ダウングレードや解約を先に済ませる
  • 手元に残したい数字や配信文は、削除の前に保存する
  • すぐに削除せず、新しいアカウントが落ち着くまで、古いほうを残す選択肢もある
  • 古いアカウントを残している間も、「利用と請求」で支払いを確かめる

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書いた人:ふくろう(LINE構築×AI)
LINE公式アカウントの構築・運用を3年、100アカウントほど。AIも使って作りますが、渡したあと、ご自身で触れる形にすることを大事にしています。
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