「AIに頼むと、自動応答もステップ配信も、あっという間に案が出てくる」
便利な反面、案が出るたびに「とりあえず作っておこう」と増やしていくと、管理画面の中が、少しずつ、自分でも把握しきれない状態になりがちです。
じつは公式LINEには、機能ごとに「作れる数の上限」が決まっています。この記事では、公式マニュアルに書かれている上限と、作り足していくときに先に決めておきたいことを、まとめます。
数字や画面の名前は、2026/10/25に公式マニュアルで確認しています。公式マニュアルにも「仕様を保証するものではなく、上限数は予告なく変更になる場合がある」と書かれているため、実際の画面と違うときは、公式の最新の案内を優先してください。
公式マニュアルに書かれている「作成上限数」
公式マニュアル「各機能の作成上限数」(2024.03.27更新)の内容を、そのまま表にします。
| 機能 | 作成上限数 |
|---|---|
| メッセージ配信 | 予約:無制限/下書き:1,000個まで |
| キャンペーン | 無制限 |
| ステップ配信 | 50個まで |
| 自動応答メッセージ | 1,000個まで(1つの応答メッセージあたりのキーワードは51個まで) |
| リッチメッセージ | 5,000個まで |
| リッチビデオメッセージ | 5,000個まで |
| カードタイプメッセージ | 5,000個まで |
| オーディエンス | 1,000件まで |
| クーポン | 5,000個まで(グループ機能の場合は1,000個まで) |
| ショップカード | ランクアップカード:30個まで/ポイント付与QRコード:30個まで/特典チケット:無制限 |
| リサーチ | 1,000個まで |
| チャット | 定型文:200個まで |
| 友だち追加広告 | 100個まで |
数え方の注意も、いくつか書かれています。
- クーポンは、「有効期間前」「有効」「下書き」を含みます。「期限切れ」「終了」は含まれません
- リサーチは、「リサーチ期間中」「期間終了」「下書き」を含みます
- 友だち追加広告は、「配信中」「審査中」「否認」を含みます。「配信停止中」「下書き」は含まれません
なお、上限に達したあとの画面の動きや、メッセージは、このページには書かれていませんでした。そのため、ここでは触れません。
先に意識しておきたいのは、数が小さいもの
表を見ると、桁が小さいものがあります。
- ステップ配信:50個
- 1つの応答メッセージのキーワード:51個
- チャットの定型文:200個
- ショップカードのランクアップカード、ポイント付与QRコード:各30個
この記事の筆者の見立てですが、作り足していく途中で、先に数えておいたほうがよいのは、このあたりです。逆に、リッチメッセージの5,000個などは、ひとり事業者や小さなお店が普通に使っていて、すぐ届く数ではなさそうです。
「上限が近いかどうか」は、管理画面の一覧を開いて、数えれば分かります。まずは、いまいくつあるかを、メモ1枚に書いてみます。
AIで作り足すときに、決めておきたい3つのこと
① 名前のルールを先に決める
「ステップ配信1」「ステップ配信(コピー)」のような名前が並ぶと、あとで、どれが生きているのか分かりません。
例えば、「用途+対象+作った月」のように、名前の型を1つ決めて、AIにも「この型で名前を付けて」と頼みます。
② 使っていないものを、決まった時期に見直す
下書きのまま残っているもの、期間が終わったものは、数のうえでは残っていることがあります(リサーチの下書きや、クーポンの下書きは、公式マニュアルでは数に含まれると書かれています)。
消す前には、「それを使っている配信や応答が、ほかにないか」を確かめてから、消します。迷うものは、すぐ消さず、名前の頭に「(停止中)」などと付けて、様子を見る方法もあります。
③ 「いくつ作ったか」を、控えておく
AIとの相談の最後に、「いま作ったものの一覧を、機能ごとに数えて、表にして」と頼むと、控えが作れます。ただし、AIは数え間違えることがあるため、最後は管理画面の一覧で、ご自身の目で見て確かめます。
設定を変える前の記録のしかたは、こちらの記事に整理しています。
構築を頼む側にも、関係があります
構築を依頼するときは、納品のときに「何を、いくつ作ったか」の一覧をもらえるかを、先に聞いておくと安心です。
- ステップ配信は何本で、それぞれ何のためのものか
- 自動応答は何件で、どのキーワードに反応するか
- 作りかけの下書きは残っていないか
渡したあとに、ご自身で作り足していくなら、「いまの数」が分かっていることが、そのまま、あとの余裕になります。
AIで作った公式LINEを、渡したあとも自分で直せる形にする考え方は、こちらの記事に書いています。
まとめ
- 公式LINEには、機能ごとに作成上限数がある(ステップ配信は50個、自動応答は1,000個、など)
- 公式マニュアルでは、上限は予告なく変わることがある、と書かれている
- 数が小さいものは、ステップ配信(50個)、応答メッセージのキーワード(51個)、チャットの定型文(200個)など
- 名前のルールを決めて、使っていないものを見直し、いくつあるかを控えておく
- 構築を頼むときは、納品時に「何をいくつ作ったか」の一覧をもらえるかを確かめる
6つの質問に答えるだけで、今の公式LINEの見直しどころが分かります。
▶ 公式LINEの取りこぼしチェックをやってみる
作り足してきた公式LINEを、整理して渡したい、整えてから任せたい、という方は、お気軽にご相談ください。
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書いた人:ふくろう(LINE構築×AI)
LINE公式アカウントの構築・運用を3年、100アカウントほど。AIも使って作りますが、渡したあと、ご自身で触れる形にすることを大事にしています。
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