LINE

すぐ返せないメッセージを、忘れないために|公式LINEのチャットの「要対応」「既読にせず確認」「ピン留め」

公式LINEのチャットの要対応とピン留めの説明画像

移動中や、セッションの合間に、公式LINEのメッセージを開く。
内容を読んで「あとでちゃんと返そう」と思ったまま、その日が終わってしまう。

ひとりで事業をしていて、返事も自分でしている方には、よくあることだと思います。メッセージを開くと既読になり、チャットの一覧では、ほかのメッセージに埋もれていきます。

公式LINEのチャットには、こうした「あとで返す」を忘れにくくする機能が、いくつか用意されています。この記事では、その中から「要対応」「既読にせず確認(プレビュー)」「ピン留め」の3つと、「対応済み」の使い方をまとめます。

画面の名前や数字は、2026/10/27に公式マニュアル「チャット」(2026.08.18更新)で確認しています。更新されることがあるため、実際の画面と違うときは、公式の最新の案内を優先してください。

まず、チャットの一覧は「絞り込み」ができます

公式マニュアルによると、チャットの一覧は、表示を選んで絞り込めます。主なものは、次のとおりです。

表示出てくるチャットルーム
すべてスパム以外の、管理されているすべてのチャットルーム
受信「対応済み」または「スパム」以外に設定されたチャットルーム
未読未読のチャットルーム
要対応「要対応」に設定されたチャットルーム
対応済み「対応済み」に設定されたチャットルーム

ほかに「担当」「スパム」、チャットProオプションを購入している場合の「カスタムフィルター」もあります。

ここで大事なのは、「要対応」と「対応済み」は、自分で付けるものだということです。付けておけば、あとで一覧を切り替えるだけで、返していないものが見えます。

1. 「要対応」:あとで返すものに印を付ける

公式マニュアルでは、チャットを「要対応」に振り分けられる、と書かれています。要対応をオンにすると、[要対応]のアイコンが表示され、チャットルームは「要対応」のチャットリストに振り分けられます。

よくあるつまずき
読んで「あとで」と思っても、印を付けずに閉じてしまう。次に開いたときには、ほかのメッセージが上に来ていて、どれが残っていたか分からなくなります。

見直し方

  • すぐに返せないメッセージを開いたら、閉じる前に「要対応」をオンにする
  • 1日の終わりに、一覧を「要対応」に切り替えて、残っているものを確かめる
  • 返し終わったら「対応済み」にする

「対応済み」にすると、そのチャットルームは「対応済み」のチャットリストに振り分けられます。「受信」の表示では「対応済み」が出てこなくなるので、まだ対応していないものだけが見やすくなります。

2. 既読にせず確認する(プレビュー)

公式マニュアルには、「チャットを既読にせずに、未読バッジを残したまま受信メッセージが確認できます」と書かれています。Web版管理画面では、チャットルームにカーソルを近づけて「︙」をクリックすると、メニューが表示されます。管理アプリでは、チャットルームを長押しするとメニューが表示される、と書かれています。

マニュアルでは、「営業時間外の問い合わせですぐに回答できない場合や、管理者が複数人の場合にご活用ください」と案内されています。

よくあるつまずき
中身だけ確かめたいのに、開いた時点で既読が付いてしまう。お客様からは「読んだのに返ってこない」と見えることがあります。

見直し方

  • 急ぎかどうかだけ確かめたいときは、開かずにプレビューで中身を見る
  • 同じメニューから、要対応のオン・オフも切り替えられる
  • 返事に時間がかかりそうなときは、先に「確認して、〇日までにお返事します」と一言だけ返す、という方法もあります

返事が遅れるときの一言の伝え方は、こちらの記事にまとめています。

3. ピン留め:2種類あります

公式マニュアルを読むと、ピン留めには2つの意味があります。

チャットルームのピン留め
チャットの一覧で、チャットルームをピン留めできます。ピン留め中は、青いアイコンが表示されます。やりとりが続いている方を、一覧で見失わないようにしたいときに使えます。

メッセージのピン留め
チャットルームの中の、特定のメッセージをピン留めすると、そのメッセージがチャットルームの上部に表示されます。公式マニュアルの注意は、次のとおりです。

  • 1つのチャットルームにつき、5つまでピン留めできる
  • 応答設定で、チャットの応答方法を「手動チャット」にしている場合にだけ使える(応答時間外は使えない)

たとえば、お客様から届いた「希望の日時」や「ご住所」のメッセージをピン留めしておくと、やりとりが長くなっても、上で確かめられます。

4. 送ってから気づいたとき:送信取り消し

返事を急いで送って、間違いに気づくこともあります。公式マニュアルによると、チャットは、送信してから24時間以内であれば、送信取り消しができます。取り消したい吹き出しの「・・・」から「送信取消」を選びます。

ただし、マニュアルには「ユーザーが通報ボタンを押してLINE公式アカウントを通報した場合、送信取り消しを行ったメッセージ内容も当社に送信されます」とも書かれています。取り消せるから大丈夫、と考えすぎず、送る前に一度読み返すのが安心です。

気づくところから整えたいとき

そもそも、メッセージが届いたことに気づけていない、という場合は、通知の設定から見直すのがおすすめです。

お客様ごとのメモを残したい場合は、ノートとタグの記事が参考になります。

構築を頼む前に、決めておくと楽なこと

構築を頼むと、配信やリッチメニューの話が中心になりがちです。でも、毎日触るのはチャットです。頼む前に、次のことを書き出しておくと、渡されたあとの使い方まで話がしやすくなります。

  • 返事をするのは誰か(自分ひとりか、手伝ってくれる人がいるか)
  • どの時間帯に返事をしているか
  • すぐ返せないとき、今はどうしているか
  • 「要対応」「対応済み」を、誰がいつ付けるか

この線引きが決まっていると、仕組みを作る側も、「どこまで自動にして、どこを人が見るか」を決めやすくなります。

まとめ

  • チャットの一覧は「受信」「未読」「要対応」「対応済み」などで絞り込める
  • すぐ返せないメッセージは、閉じる前に「要対応」をオンにして、1日の終わりに確かめる
  • 返し終わったら「対応済み」にすると、残っているものが見やすくなる
  • プレビューを使うと、既読にせずに中身を確かめられる
  • メッセージのピン留めは、1つのチャットルームに5つまで。手動チャットのときだけ使える
  • 送信取り消しは、送ってから24時間以内

6つの質問に答えるだけで、今の公式LINEの見直しどころが分かります。
▶ 公式LINEの取りこぼしチェックをやってみる

「返事の抜けをなくしたい」というご相談も、お気軽にどうぞ。
▶ 構築のご相談はこちら


書いた人:ふくろう(LINE構築×AI)
LINE公式アカウントの構築・運用を3年、100アカウントほど。AIも使って作りますが、渡したあと、ご自身で触れる形にすることを大事にしています。
X(@fukurou_lineai)/構築のご相談はこちら