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お客様と、公式LINEで話したいとき|「LINEコール」を使う前に決めておく、受け方と時間

LINEコールの設定を説明するふくろうのアイキャッチ

「文字だと長くなるので、少しお電話で話せますか?」
講座の申し込み前の相談や、セッションの日程の相談で、こう言いたくなる場面があると思います。

ひとりで事業をしていると、個人の電話番号を伝えるのは、少し迷うところです。かといって、チャットだけで細かい話を続けるのも、お互いに大変です。

公式LINEには、お客様から公式LINEに通話ができる「LINEコール」という機能があります。この記事では、LINEコールを使い始める前に、知っておきたい設定と、決めておくと困らないことをまとめます。

画面の名前や設定の内容は、2026/10/28に公式マニュアル「LINEコール」(2026.04.27更新)と「チャット」(2026.08.18更新)で確認しています。更新されることがあるため、実際の画面と違うときは、公式の最新の案内を優先してください。

LINEコールでできること

公式マニュアルでは、LINEコールは「ユーザーからLINE公式アカウントに無料で通話ができる機能」と説明されています。急ぎの用件を通話で伝えたり、チャットだけでは伝わりにくいことを、口頭で補足したりする使い方が紹介されています。

ここで大事なのは、お客様から公式LINEにかけてもらう仕組みだということです。マニュアルに書かれている通話の始まり方は、どれもお客様の側からかけるものです。

1. まず、チャットと電話の設定をオンにする

公式マニュアルによると、LINEコールを使うには、次の2つの設定が要ります。

チャットを有効にする
[設定]から[応答設定]を開き、「応答機能」でチャットを「オン」にします。

LINEコールを有効にする
[チャット]タブを開き、左側の歯車マークから「チャット設定」を開いて、「電話」タブを選びます。基本設定の音声通話で「利用する」を選ぶと、LINEコールが使えるようになります。

通話のタイプは、次の3つから選びます。

通話タイプ内容(公式マニュアルより)
音声通話音声通話のみを使う
音声通話とビデオ通話両方を使う。ビデオ通話は、お客様からのみ始められる
転送LINEコールの着信を、設定した電話番号に転送する

マニュアルには、「転送設定はコミュニケーションプランでは利用できません」とも書かれています。転送を考えている場合は、今のプランを先に確かめておくと安心です。

よくあるつまずき
AIに「LINEコールの設定方法」を聞くと、手順は教えてくれても、「電話」タブがどこにあるのかで迷うことがあります。電話の設定は、ホームの設定ではなく、チャットの画面の中の「チャット設定」にあります。

2. パソコンで受けるなら、マイクとカメラの許可を確かめる

公式マニュアルには、Web版管理画面で通話に対応するには、音声・ビデオの設定が必要だと書かれています。カメラの設定は、ビデオ通話を使う場合だけ必要です。

ブラウザの設定で、マイクやカメラが「許可されていません」や「ブロック」になっていると、通話を受けられないことがあります。マニュアルでは、Google Chromeの利用がすすめられています。

見直し方

  • パソコンで受けるつもりなら、使うブラウザで、マイク(ビデオ通話を使うならカメラも)の許可を先に確かめる
  • いつもスマホで仕事をしている方は、どちらの端末で受けるのかを決めておく

スマホのアプリとパソコンの管理画面の使い分けは、こちらの記事にまとめています。

3. 「いつでも受ける」か「必要なときだけ受ける」かを決める

公式マニュアルでは、通話の受け方が2つ紹介されています。ここが、いちばん決めておきたいところです。

いつでも受ける:プロフィールに「通話」ボタンを出す
ビジネスプロフィールのボタン項目で「通話」にチェックを入れると、お客様はプロフィールのボタンから通話を始められます。

マニュアルには「『公開』を押すまではユーザーに公開されません」と書かれています。チェックを入れただけでは、お客様からは見えません。保存と公開が別になっている点は、こちらの記事でも触れています。

必要なときだけ受ける:チャットで「通話リクエスト」を送る
チャット画面の右下の「電話」アイコンから「通話リクエスト」を選ぶと、お客様に通話のリンクを送れます。お客様がボタンを押すと、公式LINEに電話をかけられます。

公式マニュアルによると、通話リクエストの有効期間の設定を使うと、メッセージを送ってから30分間だけ、お客様から発信できるようにできます。この設定を使うには、電話設定のオプション設定で「利用する」を選びます。

よくあるつまずき
セッション中や移動中など、出られない時間があるのに、プロフィールに通話ボタンを出してしまう。お客様は「かけたのにつながらない」と感じてしまいます。

見直し方

  • ひとりで対応していて、出られない時間が多いなら、「通話リクエスト」で必要なときだけにする
  • 決まった時間に電話を受けられるなら、プロフィールの通話ボタンも考える
  • どちらにしても、「通話は〇時〜〇時」のように、受けられる時間をプロフィールやあいさつメッセージで伝えておく

最後の「時間を伝える」は、公式の機能ではなく、運用の工夫です。通話の受け付け時間を設定する項目は、確認した2つのページには書かれていませんでした。

4. URLやQRコードで案内する前に

公式マニュアルによると、チャット設定の「電話」タブにある「LINEコールを宣伝」から、LINEコールをかけるためのURLとQRコードを出せます。WebサイトやSNSで案内するときに使えます。

ただ、URLを載せると、受けられない時間にもかかってくることがあります。出す前に、上の「いつでも受けるか、必要なときだけか」を決めておくと、あとで困りません。

構築を頼む前に、決めておくと楽なこと

LINEコールは、設定そのものは短い手順です。ただ、「誰が、いつ、どの端末で受けるか」は、仕組みを作る側には決められません。構築を頼むときは、次のことを書き出しておくと、話が早く進みます。

  • 通話を受けるのは誰か(自分だけか、手伝ってくれる人もいるか)
  • 受けられる曜日と時間帯
  • スマホで受けるか、パソコンで受けるか
  • 通話にするのは、どんな相談のときか(申し込み前の相談だけ、など)

この線引きが決まっていると、「チャットで済ませる所」と「通話に切り替える所」を、リッチメニューやあいさつメッセージの文に入れやすくなります。

まとめ

  • LINEコールは、お客様から公式LINEに無料で通話ができる機能
  • 使うには、応答設定でチャットをオンにして、チャット設定の「電話」タブで音声通話を「利用する」にする
  • ビデオ通話は、お客様からのみ始められる。転送はコミュニケーションプランでは使えない
  • パソコンで受けるなら、ブラウザのマイク(とカメラ)の許可を先に確かめる
  • 受け方は、プロフィールの通話ボタン(いつでも)と、通話リクエスト(必要なときだけ。30分の有効期間も設定できる)の2つ
  • プロフィールのボタンは、「公開」を押すまでお客様には見えない

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書いた人:ふくろう(LINE構築×AI)
LINE公式アカウントの構築・運用を3年、100アカウントほど。AIも使って作りますが、渡したあと、ご自身で触れる形にすることを大事にしています。
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