友だち追加のあとに届くあいさつメッセージ。
「〇〇さん、はじめまして」と、相手の名前から始められたら、少し親しみが出ます。
AIにあいさつメッセージを頼むと、「{名前}さん、ご登録ありがとうございます」のように、名前を入れる場所が書かれた文が返ってくることがあります。そのまま貼り付けて保存すると、お客様に「{名前}さん」と、そのまま届いてしまうことがあります。
公式LINEのあいさつメッセージには、相手の表示名を差し込む決まった方法があります。この記事では、その入れ方と、使う前に知っておきたい注意をまとめます。
画面の名前や仕様は、2026/10/28に公式マニュアル「あいさつメッセージを設定する」(2024.02.28更新)で確認しています。更新されることがあるため、実際の画面と違うときは、公式の最新の案内を優先してください。
名前は、画面のボタンから差し込む
公式マニュアルによると、Web版管理画面のあいさつメッセージの設定では、入力欄の近くにあるボタンを押すと、次の文字が入ります。
| ボタン | 入る文字 | 届くときに置きかわるもの |
|---|---|---|
| 友だちの表示名 | {Nickname} | その時点の、相手の表示名 |
| アカウント名 | {AccountName} | その時点の、公式LINEのアカウント名 |
画面は、[トークルーム管理]>[あいさつメッセージ]から開きます。
よくあるつまずき
AIが書いた「{名前}」「〇〇様」「%name%」などの書き方を、そのまま残してしまう。これらは、公式マニュアルに書かれている差し込みの文字ではないので、そのままの形で届くことがあります。
見直し方
- AIの文を貼ったら、名前の場所の文字を消して、画面の「友だちの表示名」ボタンで入れ直す
- 入れたあと、入力欄に「{Nickname}」と出ているかを目で確かめる
- プレビューで、見え方を確かめる(マニュアルにも、プレビューで確認できると書かれています)
AIに頼むときは、最初から「名前を入れる場所は {Nickname} と書いてください」と伝えておくと、直す手間が減ります。ただ、最後はボタンで入れ直すほうが確実です。
表示名は、本名とは限りません
「友だちの表示名」は、相手がLINEで自分に付けている名前です。ニックネームや、絵文字の入った名前、ひらがなだけの名前の方もいます。
そのため、「{Nickname}様」のように書くと、「🌸ゆう🌸様」のような届き方になることもあります。かしこまった場面では、少し不思議な見え方です。
見直し方
- 名前のあとは「さん」にするなど、どんな名前が入っても読める形にする
- 名前を入れない文でも成り立つかを、一度考えてみる
- 本名で管理したい場合は、表示名に頼らず、フォームなどで聞く
LINEの名前と、お客様の本名をつなぐ考え方は、こちらの記事にまとめています。
名前入りのメッセージが、届かないことがある
公式マニュアルには、次の注意が書かれています。
友だちの表示名を含むメッセージは、次のような方には送信されないことがある。
- LINE公式アカウントと友だちでない方
- プライバシーポリシーに同意していない方
あいさつメッセージは、友だち追加のときに送るものなので、多くの場合は届きます。ただ、「名前入りにすると、届かない方が出る場合もある」とは、知っておいてよいところです。大事な案内(予約の方法や、特典の受け取り方など)は、名前を入れない吹き出しにも書いておくと安心です。
保存する前に、ほかにも確かめておくこと
公式マニュアルには、あいさつメッセージについて、ほかにもいくつか注意が書かれています。
はじめて友だち追加されたときだけ送る
送信設定で、はじめて友だち追加されたときだけ送るようにできます。ブロックを解除した方に、同じメッセージを送りたくない場合に使います。マニュアルには、「一部状況により、はじめて友だち追加されたときかどうかが正しく判定されない場合があります」とも書かれています。
変更は、保存したあとに送るものから
保存したあとに送られるあいさつメッセージから、変更が反映されます。すでに送ったメッセージの内容は変わりません。
クーポンなどを入れている場合
クーポンやリッチメッセージなどを選んでいる場合、その中身を更新しても、あいさつメッセージには自動で反映されません。×ボタンで一度消して、選び直します。
管理アプリで作る場合
管理アプリの説明では、最大5つの吹き出しまで設定できると書かれています。あわせて、「設定」>「応答」で、あいさつメッセージが「オン」になっているかを確かめるよう案内されています。
配信メッセージでも、名前は入れられる?
あいさつメッセージで名前を入れると、ふだんの配信でも入れたくなるかもしれません。
ただ、確認した公式マニュアル「メッセージ配信」(2024.04.16更新)には、表示名の差し込みについての記載は確認できませんでした。配信で名前を入れたい場合は、管理画面に該当のボタンがあるかを確かめ、テスト配信で見え方を確かめてから送るのがおすすめです。
AIで書いたあいさつ文を、自分の言葉にする
名前を入れると、それだけで丁寧になったように見えます。ただ、文の中身がAIらしいままだと、名前だけが浮いてしまうこともあります。
あいさつメッセージ全体の見直しは、こちらの記事が参考になります。
まとめ
- あいさつメッセージの名前は、画面の「友だちの表示名」ボタンで入れる({Nickname} と入る)
- AIが書いた「{名前}」「〇〇様」などは、そのまま届くので、ボタンで入れ直す
- 表示名は本名とは限らない。どんな名前が入っても読める形にする
- 名前入りのメッセージは、届かない方がいることもある。大事な案内は名前のない吹き出しにも書く
- 変更は、保存したあとに送るものから反映される
- 配信メッセージでの差し込みは、確認したマニュアルには記載がなかった。テスト配信で確かめてから
6つの質問に答えるだけで、今の公式LINEの見直しどころが分かります。
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書いた人:ふくろう(LINE構築×AI)
LINE公式アカウントの構築・運用を3年、100アカウントほど。AIも使って作りますが、渡したあと、ご自身で触れる形にすることを大事にしています。
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