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講座や会員の案内を、公式LINEの「メンバーシップ」でする前に|使える条件と、公開したあとに変えられないこと

公式LINEのメンバーシップを始める前の注意を説明するふくろうのアイキャッチ

月ごとの講座や、オンラインのコミュニティ、会員さん向けの特典。
こうした「続けて参加してもらう仕組み」を、公式LINEの中で作れたら便利だと思います。

公式LINEには、友だちからの月額課金で、メンバーに限定のメッセージや特典を届けられる「メンバーシップ」という機能があります。公式マニュアルでも、オンラインレッスンやオンラインサロンでの限定コンテンツの配信、お店のメンバー限定の特典などの使い方が紹介されています。

ただ、メンバーシップには、使える条件や審査があり、公開したあとに変えられないこともあります。この記事では、始める前に知っておきたいことを、順番にまとめます。

内容は、2026/10/28に公式マニュアル「メンバーシップ」(2025.04.01更新)で確認しています。更新されることがあるため、実際の画面と違うときは、公式の最新の案内を優先してください。手数料や月額の決まりは、この記事では細かく書いていません。始める前に、公式の最新の案内で確かめてください。

1. まず、使える条件を満たしているか

公式マニュアルには、利用の条件として、次の3つが書かれています。

  • LINE公式アカウントが認証済み、もしくはターゲットリーチが200人以上
  • ログインしているビジネスアカウントが、LINEアカウントと連携済み
  • アカウントの管理者権限を持っている

よくあるつまずき
構築を頼んだ公式LINEで、自分が「運用担当者」の権限だけになっている。この場合、メンバーシップのプランを作れません。

見直し方

  • 自分の権限が「管理者」になっているかを確かめる
  • ビジネスアカウントでログインしている場合は、LINEアカウントと連携しているかを確かめる

公式LINEの「持ち主」と権限の考え方は、こちらの記事にまとめています。

2. 特典は、具体的に書く(審査があります)

メンバーシップのプランには、特典を1つ以上、最大5つまで設定します。公式マニュアルには、「内容が不明瞭な場合、審査が承認されないことがあります」と書かれています。

審査について、マニュアルに書かれていることは、次のとおりです。

  • 申し込むと、LINE公式アカウントとプランの審査がある
  • 未認証アカウントの場合は、その後に本人確認もある
  • 審査状況や申請内容によって、数日から数週間かかる場合がある
  • 審査基準や否認の理由は公開されていない

見直し方

  • 「限定コンテンツ」だけでなく、「毎月〇回、動画を配信」のように、何が届くのかを書く
  • 始めたい日がある場合は、審査に数週間かかることも考えて、早めに申し込む

AIに特典の文を考えてもらうと、言葉がふくらんで、中身がぼやけることがあります。審査を通すためにも、「何を、どのくらい」が分かる形に直してから入れるのがおすすめです。

3. 支払い方法は、特典の中身で決まる

公式マニュアルによると、加入する方の支払い方法は「App内課金」と「Web決済」の2つがあり、特典の中身で決まります。

支払い方法向いている特典(公式マニュアルの例)
App内課金オンライン向けのコンテンツやサービス(オンラインレッスンの動画配信、オンライン限定イベントなど)
Web決済物理的な商品やサービス(来店時の特典、優先予約の手配など)

特典に合わない支払い方法になっていると、審査が承認されません。また、2つの支払い方法では、差し引かれる利用料の割合が違います。割合は、公式マニュアルで確かめてください。

メンバー限定のオープンチャットを特典にできるのは、支払い方法がApp内課金のプランだけ、と書かれています。

4. 公開したあとに、変えられないこと

ここが、いちばん先に知っておきたいところです。公式マニュアルには、次のことが書かれています。

  • プランの月額と支払い方法は、公開後に変更できない(変えたいときは、新しくプランを作る)
  • 一度公開した特典は、削除できない
  • プランの内容を変えると、再審査が必要。審査が終わるまでは、プランが非公開になる
  • プランを公開するには、「特定商取引法に基づく表記」の登録が必要

よくあるつまずき
「とりあえず始めて、あとで値段を見直そう」と考えてしまう。メンバーシップでは、月額をあとから変えることができません。

見直し方

  • 月額は、続ける前提で決めてから申し込む
  • 特典は、「ずっと続けられるもの」だけを入れる
  • 特定商取引法に基づく表記に書く内容(事業者名・連絡先など)を、先にそろえておく

5. 始めたあとの、配信と終わり方

メンバーへの配信
公式マニュアルによると、メンバーへのメッセージは、配信先で「メンバーシップメンバー」を選んで送ります。この方法で送った場合だけ、メッセージ通数の課金の対象外になります。ほかの方法で送ると、課金の対象になります。

ブロックしたメンバー
メンバーが公式LINEをブロックすると、メッセージは届きません。ただし、月額の課金は止まらず、退会の操作をしない限り続く、と書かれています。お客様から「ブロックしたのに引き落とされている」と相談される場面もありえるので、退会の方法を案内できるようにしておくと安心です。マニュアルでは、LINEアプリの[ホーム]タブの設定から[公式アカウントのメンバーシップ]で退会できると案内されています。

プランを終えるとき
プランを終了すると、サービスは最大32日後に終わります。メンバーへの特典は、終了日まで続ける必要があります。終了したあとで、取り消すことはできません。マニュアルでは、終了する前にメンバーへ知らせるよう書かれています。

構築を頼むときに、確かめておくこと

メンバーシップの設定を、構築の一部として頼むこともできます。ただ、マニュアルを読むと、持ち主の権限で行うことがいくつかあります。

  • プランを作る:管理者権限が必要
  • 収益の確認と送金の申請:管理者権限のある方だけ
  • メンバー限定のオープンチャットを作る:LINEアカウントと連携した管理者だけ。作った人が、そのオープンチャットの管理者になる

最後の点は、見落としやすいところです。依頼先がオープンチャットを作ると、依頼先がそのチャットの管理者になります。誰が作るのか、終わったあとに誰が管理するのかを、頼む前に話しておくと、渡されたあとも自分で触れる形になります。

まとめ

  • 使える条件は、認証済みかターゲットリーチ200人以上・LINEアカウントとの連携・管理者権限
  • 特典は1〜5つ。中身が分かる書き方にしないと、審査が通らないことがある
  • 審査は数日〜数週間。未認証アカウントは本人確認もある
  • 支払い方法は特典の中身で決まり、月額と支払い方法は公開後に変えられない
  • 公開には、特定商取引法に基づく表記の登録が必要
  • ブロックしても課金は続く。終了は最大32日後で、取り消せない
  • オープンチャットは、作った人が管理者になる。構築を頼むなら、誰が作るかを決めておく

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書いた人:ふくろう(LINE構築×AI)
LINE公式アカウントの構築・運用を3年、100アカウントほど。AIも使って作りますが、渡したあと、ご自身で触れる形にすることを大事にしています。
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