配信で、文字だけでなく画像も使いたい。
最近は、AIに頼めば、案内用の画像もすぐに作れます。
公式LINEには、画像とリンクを一つにまとめて送れる「リッチメッセージ」という機能があります。画像のどこかをタップすると、申し込みのページなどへ進めるメッセージです。
ただ、AIで作った画像を、そのままリッチメッセージに使うと、「形が合わない」「文字がつぶれる」「押したい場所と、タップできる場所がずれる」といったことが起きやすくなります。
この記事では、AIの画像をリッチメッセージに使う前に、確かめておきたいところをまとめます。
画面の名前や仕様は、2026/10/29に公式マニュアル「リッチメッセージ」(2025.07.29更新)で確認しています。更新されることがあるため、実際の画面と違うときは、公式の最新の案内を優先してください。
リッチメッセージで決まっていること
公式マニュアルに書かれている主な決まりは、次のとおりです。
| 項目 | マニュアルの記載 |
|---|---|
| 作る場所 | Web版管理画面:[メッセージアイテム]>[リッチメッセージ]/管理アプリ:[ホーム]>[リッチメッセージ] |
| テンプレート | 最初は「正方形・分割なし」が選ばれている。分割されたテンプレートを選ぶと、エリアごとにアクションを設定できる |
| 対応サイズ(画像作成ツールの案内) | 正方形(1040×1040) |
| そのまま使う画像 | ファイルサイズは10MB以下 |
| アクション | リンク/クーポン/テキスト |
| アクションラベル | 最大100文字 |
| URL | 1アクションごとに1000文字まで |
| 作れる数 | 5,000個まで(「各機能の作成上限数」より) |
アイテム名は、プッシュ通知やトークリストに表示されると書かれています。画像を作る前に、通知で見えても分かる名前も一緒に考えておくと安心です。
AIの画像は、まず「形」を合わせる
AIに画像を頼むと、横長や縦長の画像が返ってくることがよくあります。リッチメッセージのテンプレートは、最初は正方形です。形が違う画像を入れると、切れてしまったり、余白ができたりします。
よくあるつまずき
横長の画像を正方形のテンプレートに入れて、端に書いた日付や講座名が切れてしまう。
見直し方
- AIに頼むときに、最初から「正方形で」と伝える
- マニュアルの対応サイズ(正方形1040×1040)を目安に、大きさをそろえる
- 大事な文字は、画像の端ではなく、内側に寄せてもらう
- 管理画面の「画像を編集して適用する」では、切り抜き・拡大縮小ができる。ただし、カスタムテンプレートを選んだときは使えないと書かれている
画像の中の文字は、AIに書かせすぎない
AIで作った画像は、日本語の文字が崩れたり、似た別の字になったりすることがあります。小さな文字ほど、スマホのトークで見ると読みにくくなります。
よくあるつまずき
AIの画像の中に、日付・時間・金額をまとめて書いてもらい、よく見ると一字違っている。
見直し方
- 画像の中の文字は、講座名など短い言葉だけにする
- 日付・時間・金額のように間違えると困る情報は、画像ではなく、同じ配信の文字の吹き出しにも書く
- 文字を足したいときは、管理画面の画像作成で「テキストを追加する」こともできる(マニュアル「画像を作成する」より)
- 画像を作ったら、1字ずつ読み合わせる
AIで書いた配信文の、日付や金額の確かめ方は、こちらの記事にまとめています。
「押したい場所」と「タップできる場所」を合わせる
リッチメッセージは、テンプレートの分け方によって、タップできるエリアが決まります。分割されたテンプレートを選ぶと、エリアごとに別のアクションを設定できます。
よくあるつまずき
AIが作った画像に、ボタンの絵が二つ描かれているのに、選んだテンプレートは「分割なし」。どちらを押しても同じページに進むので、お客様が迷ってしまう。
見直し方
- 先にテンプレート(分け方)を決めてから、その分け方に合わせた画像をAIに頼む
- 押してほしい所が一つなら、分割なしのテンプレートにして、画像にもボタンを一つだけ描く
- アクションラベルには、進む先の説明を書く(マニュアルでは、ラベルは音声読み上げに使われ、未対応の端末では表示されると書かれている)
アクションには、リンクのほかに、クーポンと、テキストが選べます。テキストを選ぶと、設定した言葉がトークに送られ、応答メッセージのキーワードと同じにしておけば、自動で返事を送ることもできます。
管理画面で作るなら、「適用」の前に保存する
マニュアル「リッチメッセージ」では、管理画面で画像を作ったり、組み合わせたりもできると案内されています。テキストや背景色、枠線を足すこともできます。
ここで気をつけたいのが、「適用」のボタンです。マニュアルには、適用したあとは、画像の再編集とファイルへの保存ができないと書かれています。
見直し方
- 「適用」の前に、「ファイルに保存」で手元に残しておく
- 保存した画像は、名前を付けて一つのフォルダにまとめておく(次の配信や、構築を頼むときにも使える)
画像の元のファイルが手元にあると、あとから直したいときも、ご自身で触れます。
配信の前に、スマホで見る
管理アプリでは、プレビューで「トークルーム」と「トークリスト」での見え方を確かめられると書かれています。ただし、端末やOSによって、実際の画面と違うことがあるとも書かれています。
パソコンの画面できれいに見えても、スマホでは文字が小さすぎることがよくあります。テスト配信で、ご自身のスマホに送って確かめておくと安心です。
リッチメニューの画像を作るときの決まりは、こちらにまとめています。
まとめ
- リッチメッセージのテンプレートは、最初は正方形。AIに頼むときも、最初から正方形で
- そのまま使う画像は10MB以下
- 画像の中の文字は短く。日付・時間・金額は、文字の吹き出しにも書く
- 先にテンプレートの分け方を決めてから、それに合わせた画像を作る
- 管理画面で作るときは、「適用」の前に「ファイルに保存」
- 配信の前に、スマホで見え方を確かめる
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書いた人:ふくろう(LINE構築×AI)
LINE公式アカウントの構築・運用を3年、100アカウントほど。AIも使って作りますが、渡したあと、ご自身で触れる形にすることを大事にしています。
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