講座の雰囲気や、サロンの中の様子。
文章や写真よりも、短い動画のほうが伝わりやすいことがあります。
Xやインスタで動画を発信している方なら、その動画を公式LINEの友だちにも届けたい、と思うこともあるはずです。
公式LINEには、配信の吹き出しに入れられる「動画」のほかに、「リッチビデオメッセージ」という機能があります。名前は似ていますが、届き方や、見たあとの動きに違いがあります。
この記事では、リッチビデオメッセージを作る前に知っておきたい決まりと、配信したあとの数字の見方をまとめます。
画面の名前や仕様は、2026/10/29に公式マニュアル「リッチビデオメッセージ」(2025.04.02更新)と「分析 – メッセージ配信」(2026.10.02更新)で確認しています。更新されることがあるため、実際の画面と違うときは、公式の最新の案内を優先してください。
リッチビデオメッセージは、どんなもの?
公式マニュアルでは、次のように説明されています。
- 自動で再生される動画を、メッセージとして配信する機能
- 縦長・横長・正方形など、いろいろな形の動画に対応している
- 縦長の動画なら、トーク画面を大きく使った見せ方ができる
- 遷移先を設定すると、動画を見た人を外部のサイトへ案内できる
つまり、「トークを開いたら動画が動き出して、見終わったら申し込みのページへ進める」という流れを、一つのメッセージで作れます。
作るときに設定する項目は、マニュアルでは次の5つです。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| アイテム名 | 管理用の名前。プッシュ通知やトークリストのプレビューなどにも表示される |
| 動画 | 使う動画をアップロードする |
| 視聴後のアクション | 見終わったあとの案内を、表示するかしないか |
| リンクURL | 案内する先のURL |
| 文言 | 動画の再生画面に表示する言葉 |
よくあるつまずき
アイテム名を「動画1」「10月分」のような、自分用の名前のままにしてしまう。マニュアルによると、アイテム名はプッシュ通知やトークリストのプレビューにも表示されます。お客様が最初に目にする言葉になることがあります。
見直し方
- アイテム名は、通知だけを見た人にも中身が分かる言葉にする(例:「11月の体験会の様子です」)
- 保存する前に、通知に出ても困らない名前かを一度読み返す
動画を用意するときの決まり
マニュアルに書かれている決まりは、次のとおりです。
- 動画は200MBまで
- 横長・正方形・縦長、どれでも設定できる
- アップロードには時間がかかる
- 配信したあとのリッチビデオメッセージは、期限なく再生できる(2021/8/18より前にアップロードしたものは、保存期間が2か月ほど)
- 作れる数は5,000個まで(「各機能の作成上限数」より)
なお、再生時間の上限については、確認したページには記載がありませんでした。
よくあるつまずき
Xやインスタ用に作った長めの動画を、そのまま入れようとして、アップロードに時間がかかったり、ファイルが大きすぎたりする。
見直し方
- 200MBを超えていないかを、先にファイルの情報で確かめる
- 公式LINEで見てほしい部分だけを短く切り出す
- 配信日の直前ではなく、余裕のある日にアップロードして保存しておく
「自動で再生される」ことを、数字を見るときに思い出す
リッチビデオメッセージは、トークを開くと自動で再生されます。ここは、配信したあとに数字を見るときに、とても大事なところです。
公式マニュアル「分析 – メッセージ配信」には、動画についての数字として、次のものがあります。
| 数字 | 意味 |
|---|---|
| 再生開始ユーザー | メッセージ内のいずれかの動画・音声の再生を始めた人数(自動再生も含まれる) |
| 再生完了ユーザー | メッセージ内のいずれかの動画・音声を最後まで見た人数 |
| 25%・75%の再生 | 吹き出しごとに、どこまで再生されたかの数 |
「再生開始ユーザー」には、自動再生も含まれると書かれています。つまり、再生開始の数が多くても、「動画を見ようとして押してくれた人が多い」とは限りません。
見直し方
- 動画を見てもらえたかは、再生開始ではなく、25%・75%・再生完了の数で見る
- 再生完了が少ないときは、動画の長さや、最初の数秒の見せ方を見直す
- 各指標は、配信から14日間集計されます。配信の直後だけで判断しない
また、マニュアルには、結果が20未満(1〜19)の場合、配信は実際の数、開封は「0」、そのほかの指標は「ー」と表示されると書かれています。友だちが少ないうちは、数字が出ないこともあります。
数字が出るまでの時間や、空っぽに見えるときの考え方は、こちらの記事にまとめています。
見終わったあとの案内は、一つに絞る
リッチビデオメッセージでは、視聴後のアクションを表示するかどうかと、遷移するリンクURL、再生画面に表示する文言を設定できます。
動画を見終わった人に「次に何をしてほしいか」を、一つ決めておくと、文言も選びやすくなります。
- 体験会の申し込みページへ
- 講座の詳しい案内のページへ
- お問い合わせのフォームへ
動画の中でいくつも案内したくなるかもしれませんが、見終わった直後に押してもらうのは一つで十分です。ほかの案内は、別の吹き出しや、次の配信に回すと、読む人も迷いません。
なお、確認したマニュアルには、文言の文字数の上限は書かれていませんでした。画面で入力しながら、プレビューで見え方を確かめてください。
配信する前に、自分のスマホで見てみる
リッチビデオメッセージは、配信のときに吹き出しの一つとして入れます。マニュアル「メッセージ配信」によると、1回の配信には最大3つの吹き出しまで設定できます。分析のページでも、リッチビデオメッセージは1吹き出しとして数えると書かれています。
動画は、パソコンの画面で見るのと、スマホのトークで見るのとで、印象がかなり変わります。縦長の動画なら、トーク画面を大きく使う分、文字の位置や、顔の切れ方も気になるところです。
配信の前に、テスト配信で自分のスマホに送って、次のことを確かめておくと安心です。
- 通知とトークリストに出るアイテム名
- 動画が自動で再生されたときの、最初の数秒の見え方
- 見終わったあとの文言と、リンク先が正しいか
テスト配信のやり方は、こちらにまとめています。
AIを使うなら、台本と文言の「案」まで
動画の台本や、見終わったあとの文言は、AIに案を出してもらうと早く進みます。
ただ、AIの文は、どこか整いすぎて、ご自身の話し方と違って聞こえることがあります。動画の中で話すのはご自身なので、台本は声に出して読んでみて、言いにくいところを自分の言葉に直すのがおすすめです。
AIで書いた文を自分らしく直す見方は、こちらの記事が参考になります。
まとめ
- リッチビデオメッセージは、自動で再生される動画をメッセージとして送る機能。見終わったあとに外部のページへ案内できる
- アイテム名は、プッシュ通知やトークリストにも出る。お客様に見えても分かる名前にする
- 動画は200MBまで。縦長・横長・正方形のどれでも使える。アップロードは余裕をもって
- 再生開始の数には自動再生も含まれる。見てもらえたかは、25%・75%・再生完了で見る
- 見終わったあとの案内は一つに絞る
- 配信の前に、テスト配信で自分のスマホで見ておく
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書いた人:ふくろう(LINE構築×AI)
LINE公式アカウントの構築・運用を3年、100アカウントほど。AIも使って作りますが、渡したあと、ご自身で触れる形にすることを大事にしています。
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