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需要なくても語ります!道徳哲学『本当の感動』とは


久しぶりの、道徳哲学がテーマです^^
一部のコアな道徳ファンの皆さんによって
続いているテーマです笑

道徳は私が小学今日教師時代から
今でもずっと研究し続けていることです^^

このマガジンを読むと
✅今まで考えたことのない概念のスキマに気づける
✅言語化する力がアップする
✅世の中の見え方がちょっと変わる
と、いいことだらけです^^

今日のテーマは「感動」です。

(1)感動って何?
感動って日常生活でよく使う言葉ですが、
感動とはどういう意味ですか?と聞かれると
即答できる人は少ないのではないでしょうか。

広辞苑には次のようにあります。

感動[名](スル)ある物事に深い感銘を受けて強く心を動かされること。

なるほど🤔
心が動くこと=感動ですね。

(2)本当に全米が泣いた?

あなたも一度はこんなキャッチコピーを
見たことがあるでしょう。

(引用:livedoorNews)

感動系の映画の予告で、使い倒されているコピーですね^^

これは、
アメリカ全国民が泣いた
とイメージさせるとこで,
感動する作品であるとアピールすることがねらいです。

でも、冷静によく考えてみてください。

本当にアメリカ全国民が泣いたと思いますか?

アメリカの人口は3.3億人(2022年)です。
日本の人口の約3倍。

3億人全員が泣く状況など、
ありえるのでしょうか。

そんなことはありえません。

誰でもわかる自明なことですよね^^

商用キャッチコピーの概念を
道徳の定義で考えてみると
違和感マンサイなわけです。

「全米が泣いた」
いやいや「全員が泣くわけない」

でしたね。

では聞きます。

なぜ、全員が泣くわけないのでしょうか?

それは…..

人によって価値観が違うからです。

夕映えの富士山のような美しい景色を見た時
感動して涙が止まらない人もいれば
全く何も感じない人もいます。

ベストセラーと言われる感動巨編の小説も
読んだ人全員が感動したかと聞かれたら
実際のところは
「感動した人が大半」という程度でしょう。

何が言いたいかというと,

同じことを同じ状況で見聞きしても,
感動するかはその人次第

ということです。

ということは、
同じものを見て自分が感動したから
みんなも感動しているだろう、
と感動との押しつけをするのはよくない、
ということです^^

(3)年をとると涙もろくなる?
NHKの番組「チコちゃんに叱られる」で
以前、こんな話題が取り上げられていました。

(引用:NHK)

「年をとると涙もろくなるのは,脳のブレーキがゆるくなるから。」

面白い結論ですよね^^

実体験で納得の方も多いんじゃないでしょうか( ̄ー ̄)ニヤリ

では、道徳の話に近付けるために
もう少し詳しく考えてみましょう。

①年齢を重ねると、人生経験が増えてきます。

結婚や出産,引っ越し,転勤,大切な人との別れ,死別。
人によっては借金や離婚,相続争いなどの経験もあることでしょう。
人生の大きなイベントで,様々な感情を抱きます。
喜び,悲しみ,苦しみ,楽しさ,快楽,悔しさ,嫉妬,徒労感などなど。
経験を積むということは
感情の引き出しが増えていくということなんです^^

**

②人生経験が増えると,類似体験が増える。

例えばあなたが教会で結婚式をしたら,
同じように教会で結婚式を
挙げた人の気持ちはよくわかるでしょう。

その教会の大きさが違っても,
教会で式を挙げた人の気持ちには
大差ありません。

また,「結婚をした」という事実から,
教会でなくても,神前式や人前式で結婚した夫婦,
式を挙げない夫婦の気持ちも,分かるでしょう。

もっというと,結婚するということは
「付き合っている」状態を経ているので
カップルのモヤモヤした気持ちも分かるでしょう。

出来事1つだけをとってみても,
いもづる式に類似の体験が増えてきます。

歳を重ねる=人生経験が増える、
そして人生経験が増える=類似体験が増えるので、

歳を重ねると、類似体験が増える、ということなんですね^^

**

③類似体験が増えると,共感できることが増える

類似体験が増えるということは,
相手の気持ちを疑似体験しているということ。

疑似体験をすると
人の感情を自分事のように捉えることができます。
それを人は「共感」と呼びます。

**

④共感できたら感動はイコール!

共感できたら,感動することも往々にしてあるでしょう。
なんせその人の辛い気持ちや
悲しい気持ちを分かってあげられるのですから。

そして、脳のブレーキが弱くなっているのですから(笑)
感動したら涙を流すこともありますよね^^

年をとると涙もろいのは,
相手のことを共感的に理解しているからなんですね。

と、ここまで「感動」について
いろんな角度から考えてみました。

「本当の感動」とは、
美しいものを見て涙を流すこと、
といった表面的なことではなく

✅人によって価値観が違うので、感動する場面は異なる
✅人生の経験が増えると、共感する場面が増えるので、感動することも増える

といった、多様性に基づくものだと
わたしは思います^^

「こんな素晴らしい景色を見て、涙も流さないの!」
なんて言う人がいたら

「人それぞれだからね〜」と
華麗にスルーしましょう^^

だって、
人によって感動する場面は
違うんですから^^

たくさんの人が「感動する」と言っていると
「自分は感動しない。だめなのかな…」
なんて思う必要はないんです^^

自分の価値観を大事にして
「感動する」ときの心の動きを
感じ取れるようになると
「自分を大切にしている」と言えるし
「自分の価値観を見つめている」と
言えるかもしれませんね^^

今日はここまでです^^

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