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LINE公式アカウントで営業時間外に自動返信する方法|標準の応答設定でできることと、日をまたぐ時間帯の注意

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夜や休日に届いたLINEに、朝まで何も返せない。そんなとき「営業時間外です」と自動で返しておければ、送った側の不安は小さくなります。この記事では、LINE公式アカウントの標準機能でどこまでできるかを公式マニュアルで確認し、足りない部分の手段の一つとしてエルメ(L Message)の自動応答を紹介します。特に、22時から翌朝8時のように日をまたぐ時間帯の扱いに注目します。

結論:標準の応答メッセージで基本はできる。日をまたぐ細かな運用は、確認できた範囲で設計する

  • LINE公式アカウントには応答メッセージと応答時間の機能があり、時間外に自動で返す運用は標準でも組めます。
  • ただし、LINE公式の応答設定・応答メッセージのマニュアルでは、時間帯の入力方法と日をまたぐ設定について「記載なし」でした。つまり、公式マニュアルだけでは日またぎの手順を確認できませんでした。
  • エルメの自動応答のマニュアルには、日をまたぐ時間帯を2つに分けて登録する手順が明記されています。日またぎを手順どおりに組みたい人には、選択肢になります。

なお、本記事の内容は2026年10月8日に各公式ページで確認した範囲です。画面や仕様は変わることがあるため、設定前に最新のマニュアルを見てください。

LINE公式アカウントの標準でできること・できないこと

LINE公式アカウントのマニュアル(応答設定は2026年3月25日更新版)から、営業時間外の自動返信に関わる点を整理します。

応答メッセージの基本

  • ユーザーからメッセージが届いたとき、あらかじめ決めた文面を自動で返す機能です。
  • 応答タイプは2つあります。内容を問わず全てに返す「一律応答」と、キーワードに完全一致したときだけ返す「キーワード応答」です。キーワードは1つの応答メッセージに最大51個まで設定できます。
  • オプションの「スケジュールを設定する」で、送信する期間とタイムゾーンを指定できます。
  • 保存しただけでは利用中になりません。「利用開始」を押す必要があり、利用停止中は期間内でも送信されません。

営業時間外に返すための応答設定

応答設定には、チャットを使うかどうかと、応答時間を使うかどうかの組み合わせがあります。応答メッセージのマニュアルによると、時間外に自動返信したい場合は、次のような考え方になります。

  • チャットを使わない場合:チャットをオフ、応答メッセージをオンにします。
  • チャットを使い、応答時間も使う場合:チャットをオン、応答時間をオン、応答方法を「応答メッセージを含む項目」にします(アプリ版では「営業時間」機能と表記されています)。

応答時間の外では、応答メッセージが動きます。利用中の応答メッセージがない状態で時間外になると、トーク画面に「現在は応答時間外です」と表示される、とも記載されています。

複数登録したときの優先順位

受信メッセージがキーワードに完全一致すればキーワード応答が優先されます。一致しない場合は、期間指定の一律応答、毎日の時間指定の一律応答、スケジュールなしの一律応答の順です。同じ条件の一律応答が複数あると、その中から1つがランダムで送られるため、似た条件を並べすぎないのが無難です。

公式マニュアルで確認できなかったこと

項目LINE公式マニュアルの記載
時間外に一律応答を返す仕組み応答メッセージと応答時間の組み合わせで設定できると記載あり
曜日・時間帯の具体的な入力方法確認できなかった(記載なし)
日をまたぐ時間帯(例:22時〜翌8時)の設定可否確認できなかった(記載なし)
応答メッセージの通数の数え方・金額確認できなかった(記載なし)。金額は本記事では扱いません

「記載がない」ことは「できない」ことを意味しません。実際の管理画面で入力できる場合もあるはずなので、使う前にテスト送信で確かめる前提で読んでください。

エルメでできること:営業時間外の自動返信と、日またぎの分割登録

エルメの自動応答は、受信したメッセージに自動で返信する機能です。公式マニュアルから、営業時間外の運用に関わる部分を挙げます。

  • 反応の対象:すべてのメッセージに反応するか、設定したキーワードに反応するかを選べます。キーワードは完全一致・部分一致を選べます。
  • 反応する曜日と時間帯:「常に(24時間/365日)」か、曜日と時間帯を指定するかを選べます。
  • 稼働回数:「一度のみアクション稼働」か「何度でもアクション稼働」を選べます。
  • 対象の絞り込み:有効な友だちなどに絞れます。
  • 営業時間外の例:マニュアルには、営業時間外のため返信が翌営業日になる旨の案内文を例にした説明があります。
  • 無料プランで使えるか:エルメ公式メディアの機能表では、自動応答は無料プランでも使える機能として示されています。

日をまたぐ時間帯は2つに分けて登録する

エルメのマニュアルでは、22:00〜翌8:59のように日をまたぐ時間帯は、2つの自動応答に分けて登録する手順になっています。「22:00から8:59」とは入力せず、「22:00から23:59」と「0:00から8:59」を別々に作ります。登録後は、自動応答の一覧でそれぞれ個別に登録されているかを確認する流れです。

登録曜日時間帯文面
登録1毎日0:00〜8:59営業時間外の案内
登録2月〜金18:00〜23:59営業時間外の案内
登録3土・日9:00〜23:59休業日の案内

上の表は、平日9:00〜18:00に対応する場合を想定した私の設計例です。公式の手順(時間帯を日付の境目で分ける)を応用したもので、この表そのものが公式に載っているわけではありません。

設定の流れ(エルメ)

  1. 管理画面の左メニュー「顧客対応」から「自動応答」を開き、「新規作成」をクリックします。
  2. アクション稼働対象の絞り込みで「有効友だち」を選び、キーワード設定で「全てのメッセージに反応」、アクション設定で「何度でもアクション稼働」を選んで「設定する」を押します。
  3. 「テキスト」を選び、営業時間外の案内文を入力して保存します。
  4. 反応設定で「反応する曜日・時間を設定する」を選び、曜日と時間帯を指定して登録します。
  5. 日をまたぐ場合は、手順1〜4を時間帯を変えてもう一度行い、2つの自動応答を作ります。
  6. 一覧で各設定が別々に登録されていることを確認します。

あいさつメッセージ(友だち追加時などに送る機能)と自動応答は別の機能です。両方の使い分けはエルメのあいさつメッセージと自動応答の設定手順で整理しています。

つまずきやすい点

  • 時間帯の分割を忘れる。日をまたぐ範囲を1本で入力しようとせず、公式の手順どおり2本に分けます。
  • 曜日の考え方。金曜夜から土曜朝までのような深夜帯で、早朝の分をどの曜日に含めるかは、公式ページに明確な記載を確認できませんでした。曜日は日付ごとに選ぶ形に見えますが、実機でテスト送信して確かめるのが安全です。
  • 「一度のみ」を選ぶと毎晩は返らない。稼働回数の「一度のみアクション稼働」は友だちごとに1回という説明です。夜ごとに返したいなら「何度でも」を選びますが、その場合はメッセージが続くたびに返信が動く点に注意が必要です。
  • 配信数の上限。エルメのフリープランは月間1000通までで、超えると配信エラーになり全配信が自動停止すると公式に書かれています。自動応答の返信がこの通数に含まれるかは、確認できませんでした。
  • LINE側の設定との整合。LINE公式アカウント側で応答メッセージやチャットの設定が重なると、どちらが返すのか分かりにくくなります。どちらで自動返信するかを一つに決め、テストで確認してください。
  • 通知の担当分け。時間外に届いた問い合わせを誰が翌朝見るかは、エルメの通知設定を担当者ごとに分ける方法とエルメの1:1チャットの使い方と、複数人で対応するときの決めごとも参考になります。

活用例(架空の設計例)

実際の事例ではなく、公式の機能を使った仮の設計例です。成果の数字は載せていません。

例1:平日の日中だけ受付する小さな学習教室

  • 前提:平日9:00〜18:00に対応し、土日は休みの教室を想定します。
  • 設計:上の表のとおり、時間外を3つの自動応答に分けて登録します。
  • 文面の方針:「受信しました」「返信は次の営業日の午前になります」「お急ぎの場合の連絡方法」の3点だけを入れ、長くしません。
  • 運用:休業日明けの朝に、時間外に届いた問い合わせを一覧で確認する時間を決めます。

例2:夜だけ対応が止まる、一人運営の店舗

  • 前提:日中は店主が返信し、22:00〜翌8:59は返信しない店舗を想定します。
  • 設計:「22:00〜23:59」と「0:00〜8:59」の2つの自動応答を作り、毎日にチェックを入れます。
  • 文面の方針:営業再開の時刻と、翌朝に返す旨だけを書きます。
  • 確認:公開前に自分のLINEから、23:59前後と0:00直後にテスト送信し、2本が切り替わるかを見ます。

私の見立て(一般論)

  1. 時間外の返信は短く、約束は小さくする。「必ず今日中に」といった強い約束は、守れないときに信頼を落としやすい、というのが一般的な考え方です。
  2. 日またぎは、仕様より先にテストを決める。設定の説明が足りない部分は、境目の時刻(23:59と0:00)で実際に試すのが、遠回りに見えて確実です。
  3. 自動返信は入口で、運用が本体。返信の文面を整えても、翌朝に誰が見るかが決まっていなければ、問い合わせは残ったままになります。

まとめ

LINE公式アカウントの標準でも、応答メッセージと応答時間で営業時間外の自動返信は組めます。ただし、公式マニュアルでは時間帯の入力方法と日またぎについて確認できませんでした。エルメの自動応答は、曜日と時間帯を指定でき、日をまたぐ時間帯は分割して登録する手順が公式に示されています。まずは無料で試し、境目の時刻でテストしてから公開するのがおすすめです。エルメの全体像はエルメ(L Message)とは?料金・できること・向いていない人まで公式情報で整理、予約や来店フォローと合わせた設計はサロン・店舗がエルメで予約・来店フォロー・リピート配信を組むときの機能の選び方にまとめています。

参考にした公式情報(確認日:2026年10月8日)

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