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エルメの予約機能3種類の違い|サロン予約・レッスン予約・イベント予約をどう選ぶか

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エルメの予約機能を調べると、「サロン・面談予約」「レッスン予約」「イベント予約」と名前が並び、どれで作ればよいか迷いがちです。しかも、作り直しがきかない設定があります。この記事では、公式マニュアルを取得日(2026年10月9日)時点で読み直し、機能の紹介ではなく「選び間違いを防ぐ問いの順番」に絞ってまとめます。各機能の設定手順やリマインドの組み方は エルメの予約機能(予約管理・リマインド)の設定と、先に決めておくこと に書いたので、ここでは重ねません。

なお、お問い合わせの多い「reservation_type」という名前の項目については、サロン、レッスン、イベントの各マニュアルを読んだ範囲では記載を見つけられませんでした。そのため、この記事は画面上の機能名と、公式が書いている内容だけを根拠にしています。

この記事の流れ1先に知っておく2選び方は「時間を決めるのは誰か」から始める3各機能で「作ってから気づく」つまずきと、先に確認しておくこと4プランごとの作成数の目安と、決済の有無5活用例6私の見立てとまとめ
この記事の流れ

先に知っておく:カレンダー予約は終了しており、選択肢は3つ(実質4タイプ)

古いブログや動画では「カレンダー予約」という機能が出てきます。公式のマニュアルでは、カレンダー予約は2025年3月末をもって廃止と案内されていました。移行の案内ページには、2025年4月1日以降は新規の予約やコース、予約枠の登録ができなくなること、4月1日から6月30日は既存予約の確認とキャンセルのみ可能なこと、7月1日以降は関連ページがすべて廃止されリマインド配信も止まることが書かれています。移行先はレッスン予約またはサロン・面談予約です。今日(2026年10月)から新しく始める方は、この3つの中から選ぶ形になります。

移行案内で実務上重要だった点が1つあります。コース、予約枠、既存の予約情報は自動では引き継がれず、新しい機能で作り直す必要がある、という記載です。つまり「あとで別の予約機能に乗り換える」ことのコストは小さくありません。最初の選択が大事だという、本記事の出発点がここにあります。

サロン・面談予約には「個人タイプ」と「スタッフタイプ」があるため、料金表では実質4タイプで数えられています。ただし、この運営タイプは作成時に選ぶ項目で、作成後は変更できないと公式マニュアルにあります。

選び方は「時間を決めるのは誰か」から始める

機能の特徴を並べて比べるより、次の4つの問いに順番に答えるほうが迷いません。

  1. 日時を決めるのは、お客様か、運営側か。お客様が空いている時間から好きに選ぶならサロン・面談予約。運営側が「この日のこの時間に実施」と決めて、そこへ申し込んでもらうならレッスン予約かイベント予約です。
  2. 同じ時間に何人まで受けるか。1枠に1組なら、サロン・面談予約が自然です。1枠に複数名が入るなら、レッスン予約(受付枠ごとに定員を設定)かイベント予約(予約枠の定員)です。
  3. 日程は繰り返すか、1回きりか。曜日ごとに続く教室ならレッスン予約、特定日のみの開催ならイベント予約、と考えます。
  4. お金の流れをどうするか。予約と同時に決済したいか、現地払いか。決済を使う場合は、プランと決済連携が必要です(後述)。
問いサロン・面談予約レッスン予約イベント予約
日時を決めるのはお客様(シフトの空きから選ぶ)運営側(受付枠を登録)運営側(開催日と予約枠を登録)
1枠あたりの人数基本は1組。同時受付の上限は設定で調整受付枠ごとに定員を設定予約枠とコースに定員を設定(コース側が優先)
構造のイメージシフトとコースから空き時間が決まるコースに受付枠(日付・時間・定員)をひも付け開催日の中に予約枠、その中にコースの三層
担当者個人タイプは1人。スタッフタイプは複数人でシフト管理担当者の概念は、読んだ範囲では記載なし担当者の概念は、読んだ範囲では記載なし
公式が挙げる向く業態美容、整体、マッサージ、相談など学習塾、料理教室、PC教室、ヨガ、オンラインレッスンなどイベント、セミナー、説明会など特定日の催し
表で整理する項目日時を決めるのは1枠あたりの人数構造のイメージ担当者公式が挙げる向く業態
表で整理する項目

公式は、時間貸し施設、物品レンタル、飲食店の席予約、宿泊予約は、この予約機能で対応できない場合があるとしています。これらの業態の方は、無理に当てはめず、別の受付方法を併用する前提で考えるのが安全です。

各機能で「作ってから気づく」つまずきと、先に確認しておくこと

サロン・面談予約

  • 運営タイプ(個人かスタッフか)は作成後に変更できない。最初は個人タイプでも、将来スタッフが増えそうなら先に確認する。
  • シフトを登録しないと予約できる時間が出ない。繰り返し登録は最長1年先までなので、年に1回は見直す日を決める。
  • スタッフ指定なしの予約には、自動割り当て(なし・ランダム・優先順位)を設定できる。割り当てられた場合は指名料がかからない、と公式にあるため、指名料の見せ方を決めておく。
  • 決済は有料プランが必要で、クレジットカードのみ。リクエスト制では承認時に決済され、否認すれば決済されない。キャンセル時の返金は自動ではなく、管理画面で手動で行う。

レッスン予約

  • コースを作っただけでは予約は入らない。「受付枠」を登録して初めてお客様が予約できる。ここは初心者が最も見落としやすい点。
  • 受付枠は、コース・日付・開始終了時刻・定員を持つ。曜日指定や複数日選択でまとめて登録でき、CSVでの一括登録もできる。
  • 管理画面からの手動予約は定員を超えて追加できる。意図せず定員超過にならないよう、手動で入れる担当者を決めておく。
  • 空き枠通知(キャンセル待ち)は、設定したお客様にだけ届く。
  • 予約完了時のアクションは、コース側の設定があると全体設定のほうは動かない。二重に設定して混乱しやすい。

イベント予約

  • 構造は開催日、予約枠、コースの三層。決済はコースを通じて使うので、無料でも有料でもコースを1つ作る必要がある。
  • 予約の変更は、変更が「全承認」になっている予約枠からのみ可能。公式の例では、変更可の枠から変更不可の枠へは動かせるが、その逆はできない。
  • 手動登録は定員や期限の設定を無視して入るが、決済は使えない。参加費を集めるなら、銀行振込などの別の方法が必要。
  • 文字数の制限がある。予約単位の表示名は3文字、ボタンのテキストは10文字まで。画面に収める言葉を先に決めておく。

プランごとの作成数の目安と、決済の有無

公式の料金表(取得日:2026-10-09)から、予約機能に関わる部分だけを抜き出しました。

項目フリースタンダードプロ
レッスン予約(カレンダー数)1つまで3つまで10個まで
サロン・面談予約(個人・スタッフタイプ)各1つまで各3つまで各10個まで
サロン・面談予約(コース・スタッフ)各2つまで制限なし制限なし
イベント予約決済機能なし、2つまで決済機能あり、10個まで決済機能あり、制限なし

ここから読み取れる判断材料は3つです。1つ目は、フリーでは1機能1つが基本で、サロン・面談予約のコースとスタッフが各2つまでという点。メニューが多い店舗は、フリーではすぐ上限に届きます。2つ目は、イベント予約の決済機能がフリーにない点。参加費の事前徴収をLINE内で完結させたいなら、スタンダード以上が前提です。3つ目は、サロン・面談予約の決済が有料プラン必須という点で、これはサロンのマニュアルにも明記されています。決済連携の中身は、別記事(サロン・店舗がエルメで予約・来店フォロー・リピート配信を組むときの機能の選び方)の流れの中で併せて検討するのがおすすめです。フリーで上限内に収まるかは エルメのフリープランの制限一覧|どこから有料にする?【2026年9月更新】 も確認してください。

補足として、料金表の数字は更新されることがあります。契約前に公式の最新の料金ページで確認してください。

活用例(架空の設計例)

実際の事例ではなく、選び方の練習として作った架空の設計例です。成果の数字は含みません。

設計例A:1人で営む整体院。お客様が空いている時間を選ぶ、1枠1組、担当は自分だけ、という条件なので、サロン・面談予約の個人タイプが第一候補です。将来スタッフを迎える予定が少しでもあるなら、運営タイプは作成後に変更できない点を踏まえ、スタッフタイプで始めるかを検討します。フリーならコースは2つまでなので、初回と通常の2コースで始める、といった割り切りが現実的です。

設計例B:週2回の少人数の料理教室。日程は運営側が決め、1回に数名が参加し、曜日ごとに繰り返します。レッスン予約が合います。受付枠を月初にまとめて登録するルールにし、定員は枠ごとに設定します。フリーはレッスン予約が1つなので、初級と上級を別のカレンダーに分けたいなら、まずコース分けで足りないかを確認します。

設計例C:年に数回の説明会と有料セミナー。特定日のみの開催で、人数が多く、参加費を事前に集めたい。イベント予約を選びます。決済機能がフリーにはないため、スタンダード以上が必要になる点を、企画の予算を決める時点で確認します。毎月同じ曜日に開く教室のようなものまでイベント予約で作ると、開催日を毎回登録することになり手間が増えるので、そこはレッスン予約との境目として見ます。

私の見立てとまとめ

私の見立て

  1. 迷ったときは機能名ではなく「日時を決めるのは誰か」で分けるのが、いちばん外れにくいと考えています。
  2. サロン・面談予約の運営タイプのように、作ってから変えられない設定は、最初の30分を使って決める価値があります。カレンダー予約の移行で、データが自動で引き継がれなかったことも、同じ教訓です。
  3. 公式が「対応できない場合がある」とする業態(時間貸し、レンタル、飲食店の席、宿泊)では、予約機能に無理に寄せず、別の受付方法との併用も含めて考えるのが現実的だと思います。

まとめ

エルメの予約機能は、今から始めるなら3つです。サロン・面談予約は、お客様が空きから選ぶ形。レッスン予約は、運営側が受付枠を用意する形。イベント予約は、特定日の催しを申込から参加者管理まで扱う形です。選ぶ順番は、日時を決めるのは誰か、1枠の人数、繰り返しの有無、お金の流れです。数の上限はプランで変わる(取得日2026-10-09)ため、契約前に公式で確認してください。reservation_typeという項目については、公式で確認できませんでした。

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