構築を頼んだり、自分で作り直したりして、公式LINEのリッチメニューやあいさつメッセージが新しくなる。
楽しみな一方で、少し気になるのが、すでに友だちになってくれている方のことです。
「いつものボタンの場所が変わって、予約のページが見つからない」
「新しくなったことに気づかないまま、古い案内を探している」
こうした戸惑いは、切り替えの段取りを少し決めておくだけで、ぐっと減らせます。
この記事では、構築で見た目が変わるときに、今の友だちに向けて準備しておきたいことをまとめます。構築を頼む直前の方にも、納品を待っている方にも使える内容です。
画面の名前や仕様は、2026/10/30に公式マニュアル「リッチメニューを作成する」(2025.07.29更新)、「あいさつメッセージを設定する」(2024.02.28更新)、「メッセージ配信を作成する」(2024.04.16更新)で確認しています。更新されることがあるため、実際の画面と違うときは、公式の最新の案内を優先してください。
新しいあいさつメッセージは、今の友だちには届かない
まず知っておきたいのが、あいさつメッセージの届き方です。
マニュアルでは、あいさつメッセージは「ユーザーがLINE公式アカウントを友だち追加した際に」送られる機能と説明されています。ブロックを解除したときにも同じメッセージが送られ、送りたくない場合は「はじめて友だち追加されたときにのみ送信する」設定にできます。
つまり、構築であいさつメッセージを新しくしても、すでに友だちになっている方には、その新しい文は届きません。
よくあるつまずき
新しいあいさつメッセージに、使い方の案内や新しい特典をていねいに書いたのに、今の友だちは誰もそれを読んでいない。
見直し方
- あいさつメッセージに入れた大事な案内は、今の友だち向けに、メッセージ配信でも一度送る
- 配信の文は、あいさつメッセージをそのまま使わず、「新しくなりました」という前置きを足して書く
リッチメニューは、表示期間を決めて切り替える
リッチメニューには、ユーザーの端末に表示する期間を設定する項目があります。マニュアルによると、未来の期間を設定して保存すると「予約」として扱われます。
この仕組みを使うと、「お知らせを送る日の朝に、新しいメニューに切り替わる」ように準備しておけます。
ただし、マニュアルには次の注意も書かれています。
- サーバー処理の都合で、ユーザーに表示されるまでには時間がかかる
- かかる時間は、混雑の状況や、友だちの人数によって異なる
- コピーしたリッチメニューの表示期間が、予約・公開中のメニューの期間と重なると、保存できない
見直し方
- 切り替えの日は、お知らせを送る時刻より前に余裕を持って設定する
- 今のメニューの表示期間と、新しいメニューの表示期間が重ならないように決めておく
- 切り替わった日に、自分のスマホで新しいメニューが出ているかを確かめる
もう一つ、構築でツールやMessaging APIを使ってメニューを作った場合の注意です。マニュアルには、管理画面の「現在ユーザーに表示されているリッチメニュー」の欄について、「外部の管理ページから設定したリッチメニューは表示されません」と書かれています。管理画面で見えないからといって、メニューが消えたとは限りません。どこで作ったメニューなのかは、構築を頼んだ相手に確かめておくと安心です。
「何が変わったか」を、短く知らせる一通
今の友だちへのお知らせは、長い説明より、「どこが変わって、何がどこにあるか」が分かることが大事です。
| 書くこと | 例 |
|---|---|
| 変わったこと | 画面の下のメニューが新しくなりました |
| よく使うものの場所 | ご予約は、メニューの左上からどうぞ |
| 変わらないこと | これまでのご予約や、お問い合わせの方法はそのままです |
| 困ったときの連絡先 | 分かりにくいところがあれば、このトークでお知らせください |
「変わらないこと」を一行入れておくと、読む方が安心します。特に、予約や申し込みの方法が変わらない場合は、はっきり書いておくのがおすすめです。
AIに文の案を作ってもらうときは、上の4つを伝えて「短く、やわらかく」と頼むと、整った案が出てきます。そのうえで、いつもの話し方に直してから送ると、読む方にも自然に届きます。
送る前に、自分のスマホで「友だちの目」になる
メッセージ配信には「テスト配信」があり、マニュアルによると、送り先を「自分」または「すべての管理者と運用担当者」から選べます。また、配信日時を指定すれば予約配信にもできます。
切り替えの日は、次の順で確かめておくと落ち着いて進められます。
- 新しいリッチメニューが、自分のスマホに表示されているか
- お知らせの文に書いた「場所」と、実際のメニューの並びが合っているか
- メニューのボタンを一つずつ押して、行き先が正しいか
- お知らせをテスト配信して、改行や絵文字の見え方を確かめてから、本番を送る
テスト配信で確かめることは、こちらにも詳しくまとめています。
構築を頼むときに、切り替えの日も決めておく
構築を頼むときは、「いつ納品か」だけでなく、「いつ今の友だちに切り替えを見せるか」も一緒に決めておくと、慌てずにすみます。
- 納品の日と、切り替えの日を分ける(納品のあと、ご自身で中身を確かめる時間をとる)
- 切り替えの日に送るお知らせの文を、誰が用意するか決める
- 古いリッチメニューやあいさつメッセージを、すぐ消さずに残しておくか決める(戻したいときのため)
構築の進み方や、納品で受け取っておくものは、こちらの記事が参考になります。
まとめ
- 新しいあいさつメッセージは、今の友だちには届かない。大事な案内は、メッセージ配信でも一度送る
- リッチメニューは表示期間を決めて切り替えられる。表示されるまで時間がかかるので、余裕を持って
- 外部のツールで作ったメニューは、管理画面の「現在表示されている」欄に出ないことがある
- お知らせは「変わったこと・場所・変わらないこと・連絡先」を短く
- 切り替えの日は、自分のスマホで友だちの目になって確かめる
- 構築を頼むときに、納品の日と切り替えの日を分けて決めておく
6つの質問に答えるだけで、今の公式LINEの見直しどころが分かります。
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書いた人:ふくろう(LINE構築×AI)
LINE公式アカウントの構築・運用を3年、100アカウントほど。AIも使って作りますが、渡したあと、ご自身で触れる形にすることを大事にしています。
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