ひとりで事業をしていると、公式LINEの返信も、自分ひとりで担うことが多いと思います。
「メッセージが来るたびにスマホを見てしまって、作業に集中できない」
「夜に届いたメッセージに、すぐ返したほうがいいのか迷う」
こうした悩みは、「いつ返信するか」を決めておくと、ずいぶん軽くなります。
そのときの手がかりになるのが、公式LINEの分析にある「チャット」の画面です。お客様からのメッセージが、何曜日の何時ごろに多いのかを見ることができます。
この記事では、その画面で分かることと、返信の時間を決めるときの使い方をまとめます。
画面の名前や仕様は、2026/10/31に公式マニュアル「分析 – チャット / 自動応答」(2024.03.27更新)で確認しています。更新されることがあるため、実際の画面と違うときは、公式の最新の案内を優先してください。
チャットの分析で見られる3つの数字
マニュアルによると、「チャット」では、チャット画面でのメッセージの送受信の数などが確認できます。Web版管理画面で見られる数字は、次の3つです。
| 数字 | 意味 |
|---|---|
| アクティブルーム | やり取りがあったチャットルームの数を1日ごとに数えて、対象期間の分を合計したもの |
| 受信メッセージ | 受け取ったメッセージの数。自動応答のキーワードやスタンプなども含まれる |
| 送信メッセージ | 送ったメッセージの数。手動で送信したメッセージだけが数えられる |
Web版では、2018年12月1日から集計完了日までの間で、最大397日の期間を選べます。データのダウンロードもできます。
よくあるつまずき
受信メッセージの数を見て、「こんなに問い合わせが来ていたの?」と驚く。
見直し方
- 受信メッセージには、自動応答のキーワードやスタンプも含まれる。リッチメニューのボタンでキーワードを送る仕組みにしている場合は、その分も数に入る
- 「何人と話したか」に近いのは、アクティブルームのほう。ただし、1日ごとに数えた合計なので、同じ方と別々の日に話すと、その日数分になる
曜日・時間帯のグラフの読み方
Web版の画面には、「曜日・時間帯別のチャット受信」というグラフがあります。
曜日ごと・時間ごとに、メッセージを受け取った数を、色の濃さで表しています。
ここで見られる数字は2つです。
| 数字 | 意味 |
|---|---|
| メッセージ受信チャットルーム(平均) | その曜日・時間帯にメッセージを受け取ったチャットルームの数の、対象期間での平均 |
| 受信メッセージ(平均) | その曜日・時間帯に受け取ったメッセージの数の、対象期間での平均 |
マニュアルには、「同じ日に同じチャットルームで複数のメッセージを受信した場合でも、1件のチャットルームとしてカウントされます」とあります。
つまり、ひとりの方が続けて5通送ってきた場合、受信メッセージは5と数えられますが、チャットルームは1と数えられます。
「何人から届く時間帯か」を知りたいときは、チャットルームのほうを見るのがおすすめです。
このグラフで選べる期間は、集計完了日から過去2年間のうち、最大397日です。
スマホの管理アプリでは、メッセージを受け取ったチャットルームの数が一番多かった曜日・時間帯(日本時間で、最大2件)が表示されます。期間は直近7日間・30日間から選ぶか、2022年3月26日以降で最大180日を指定できます。
返信の時間を決めるときの使い方
グラフを見たら、次のように考えてみてください。
1. 色の濃い時間帯を、2〜3か所メモする
- たとえば「平日の夜」「土曜の午前」のように、ざっくりで大丈夫です
- 期間は、なるべく長め(数か月)で見たほうが、たまたま多かった日に引っぱられにくくなります
2. 濃い時間帯の「少しあと」に、返信の時間を置く
- 夜にメッセージが多いなら、「翌朝の決まった時間にまとめて返す」と決める
- 届いた直後に返せなくても、返す時間が決まっていれば、スマホを見続けなくて済みます
3. お客様にも、返信の時間を伝える
- あいさつメッセージやプロフィールに「返信は、平日の◯時ごろにまとめてしています」と書いておくと、待つ側も安心できます
すぐに返せない時間帯に自動で返事をする設定や、返信までの時間の伝え方は、こちらにまとめています。
届いたメッセージに気づけるようにする通知の設定や、すぐ返せないメッセージを忘れない工夫もあわせてどうぞ。
自動応答の「回答数」で、応答メッセージを見直す
同じ分析の画面には、「自動応答」のタブもあります。
ここでは、応答メッセージで返信した回答数が確認できます。
Web版では、応答メッセージごとに、次の項目をダウンロードできます。
| 項目 | 意味 |
|---|---|
| 応答メッセージID | その応答メッセージのID |
| 応答メッセージの管理画面のURL | 管理画面の編集画面のURL |
| 応答メッセージのタイトル | 応答メッセージに付けたタイトル名 |
| 応答メッセージ回答数 | 選んだ期間に、その応答メッセージが回答された数 |
選べる期間は、最大60日間です。チャットの数字(最大397日)より短いので、気をつけてください。
よくあるつまずき
AIに手伝ってもらって、応答メッセージをたくさん作ったものの、どれが使われているか分からない。
見直し方
- 回答数を並べて、ほとんど使われていない応答メッセージを見つける
- 使われていないものは、キーワードが合っていないのか、そもそも聞かれない内容なのかを考える
- タイトルが「応答1」「テスト」のままだと、ダウンロードしたときにどれか分からない。何の質問への答えか分かる名前にしておく
作れる数には上限もあるので、作り足す前に、名前と数を整えておくと安心です。
数字を見るときの注意
- 送信メッセージは、手動で送った分だけ。応答メッセージやあいさつメッセージで自動で送った分は、ここには入らない
- 受信メッセージには、スタンプや自動応答のキーワードも入る。「問い合わせの数」とは少し違う
- グラフは平均の値。期間が短いと、たまたま多かった日の影響を受けやすい
まとめ
- 分析の「チャット」で、受け取ったメッセージの数や、やり取りのあったチャットルームの数が見られる
- 「曜日・時間帯別のチャット受信」で、何曜日の何時ごろにメッセージが多いかが分かる
- 「何人から届くか」を見たいときは、チャットルームの数を見る
- 濃い時間帯の少しあとに、返信の時間を決めて、お客様にも伝える
- 「自動応答」のタブで、応答メッセージごとの回答数が見られる(最大60日)
6つの質問に答えるだけで、今の公式LINEの見直しどころが分かります。
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書いた人:ふくろう(LINE構築×AI)
LINE公式アカウントの構築・運用を3年、100アカウントほど。AIも使って作りますが、渡したあと、ご自身で触れる形にすることを大事にしています。
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