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公式LINEを2つ以上持ったら|管理画面の「グループ」でまとめてできること、できないこと

公式LINEが2つ以上になったときのグループ機能(アイキャッチ)

教室用と個人の発信用、本業と新しく始めた事業。
事業の形によっては、公式LINEを2つ以上持つことがあります。

アカウントが増えると、「年末年始のお知らせを、両方に同じように送りたい」「両方のプロフィールをまとめて直したい」と思う場面が出てきます。

公式LINEの管理画面には、複数のアカウントをまとめて扱う「グループ」という機能があります。
便利な一方で、アカウント単体のときとは違うところもあります。

この記事では、グループでできること・できないことと、使う前に確かめておきたいことをまとめます。

画面の名前や仕様は、2026/10/31に公式マニュアル「グループ」(2026.09.16更新)と「権限設定」(2026.10.08更新)で確認しています。更新されることがあるため、実際の画面と違うときは、公式の最新の案内を優先してください。

そもそも一つにまとめるか分けるかで迷っている方は、先にこちらをどうぞ。

グループは、アカウントを束ねて同じ設定をする機能

マニュアルでは、グループは次のように説明されています。

  • アカウントはグループに設定できる
  • 同じグループに属するアカウントに対して、一括で同じメニューの設定ができる
  • Web版管理画面でのみ設定できる

作り方は、アカウントリストのページで「グループ」タブを選び、「作成」をクリックします。グループ名を決めて、アカウントを追加し、「作成」をクリックすると、グループリストに追加されます。

マニュアルにある主な決まりは、次のとおりです。

決まり内容
作れる人管理者権限のアカウントを持たないユーザーは、グループを作成できない
管理できるグループの数1人のユーザーにつき100まで
1つのグループに入れるアカウント5,000アカウントまで
1つのアカウントが入れるグループ100まで
グループのメンバー50人まで(作成時にはメンバーを追加できない)

スマホの管理アプリだけで運用している方は、グループはWeb版でしか設定できない点に気をつけてください。

グループでまとめてできること

マニュアルによると、グループを作ると、グループ単位でコンテンツを作れます。アカウント単体とほぼ同じ操作で、メッセージなどを一括で作成・投稿できる、とされています。

主なものをまとめると、次のとおりです。

  • メッセージ配信、応答メッセージ、クーポン、あいさつメッセージ、リッチメニューを、グループ単位で作る
  • オーディエンスを作る(使えるのは、メッセージクリック・メッセージインプレッション・予約の3タイプ)
  • グループに入っているアカウントの、友だち追加用QRコードを一括でダウンロードする(ファイルは作成後24時間ダウンロードできる)
  • アカウント設定やビジネスプロフィールの基本情報を、Excelファイルで一括で設定する
  • グループの「分析」から、統計情報をCSV形式でエクスポートする(ダウンロードは1週間できる)

アカウント単体のときと違うところ

ここが、使う前にいちばん確かめておきたいところです。マニュアルには、グループで作るときの違いが、メニューごとに書かれています。

メニュー単体のときとの違い
メッセージ配信ターゲット推計が表示されない/テスト配信ができない/配信数や分析への導線が表示されない/配信に失敗したアカウントのリストが表示される
メッセージ配信(予約)予約配信は同時に100件まで。所属アカウントが多い場合、予約配信の数時間前に予約解除や編集をすると、反映が間に合わずに配信されてしまう可能性がある
応答メッセージリスト画面からステータスを切り替えられない/アカウントにすでに登録されているキーワードと重なる場合は設定できない
クーポン抽選は設定できない/シェア機能は選べない/ステータスが「有効」のクーポンは削除できない
あいさつメッセージデフォルトメッセージの提供はない
リッチメニュー表示期間が重なっていて、表示設定がオンのリッチメニューがすでにアカウントにある場合は登録できない

よくあるつまずき
グループからお知らせを作ったら、テスト配信のボタンがなく、自分のスマホで見え方を確かめないまま送ってしまう。

見直し方

  • 送る前に見え方を確かめたいときは、まずどちらかのアカウント単体でテスト配信をして、文と画像を確かめてから、グループで作る
  • 予約したお知らせを直したくなったら、ぎりぎりではなく、余裕を持って直す

テスト配信のやり方は、こちらにまとめています。

アカウントが2つくらいで、送る回数もそれほど多くないなら、グループを使わずに、それぞれのアカウントで作るほうが確かめやすいこともあります。「同じ作業を何度もしていて手間がかかる」と感じてから使い始めても、遅くはありません。

Excelでまとめて設定するときの注意

アカウント設定やビジネスプロフィールの基本情報は、Excelファイルで一括設定できます。今の設定をダウンロードし、編集して、アップロードする流れです。

マニュアルでは、ビジネスプロフィールの基本情報の一括設定について、次の注意が書かれています。

  • ダウンロードしたExcelファイルの列を、追加したり削除したりしない
  • 数字を入力する場合は、文字列の形式で入力する
  • 既存で設定している項目も、空白でアップロードすると、その項目は削除される
  • 後からアップロードした内容で上書きされる

アカウント設定の一括設定でも、「数字は文字列の形式で入力する」「既存の設定は上書きされる」と書かれています。

特に3つ目は、気づきにくいところです。「変えたい所だけ書いて、ほかは空けておけばいい」と思ってアップロードすると、空けた所が消えてしまいます。

見直し方

  • 編集する前に、ダウンロードしたファイルをそのまま別名で保存しておく(元に戻すときの控えになる)
  • AIに表の整え方を手伝ってもらう場合も、「列は増やさない・減らさない」「空けてよいのは、もともと空の所だけ」と最初に伝える

設定を変える前に、今の状態を残しておく考え方は、こちらにもまとめています。

自分の公式LINEが、どのグループに入っているか確かめる

グループは、自分で作るだけでなく、構築や運用を手伝ってもらった相手が作っていることもあります。

「権限設定」のマニュアルには、次のように書かれています。

  • 「設定」>「権限管理」>「グループ」で、その公式LINEが含まれるグループの一覧と、そのグループの管理者が表示される
  • グループに追加された公式LINEは、グループでの一括操作の対象になる
  • グループの権限を持つユーザーは、権限に応じて、各公式LINEの設定変更やメッセージ配信なども利用できる

つまり、「アカウントの権限管理のメンバー」だけを見ていても、グループの権限を持つ人が別にいる場合がある、ということです。

構築を頼んで納品されたあとや、手伝ってもらう期間が終わったときは、この画面も一度開いてみてください。知らないグループが入っていたら、どなたが管理しているグループなのかを、相手に確かめておくと安心です。

また、グループの側にも注意があります。マニュアルには、グループの権限を持っているユーザーがいなくなると、そのグループにはアクセスできなくなると書かれています。自分でグループを作ったときは、権限を持つ人がいなくならないようにしておきましょう。

メンバーを追加するときは、「認証用URL」を発行して、追加したい相手に共有します。認証用URLは発行から24時間で失効し、1回の発行で1人だけ有効です。

権限の渡し方や、「持ち主」を誰にするかは、こちらにまとめています。

まとめ

  • グループは、複数の公式LINEを束ねて、同じ設定や配信をまとめてする機能。Web版管理画面だけで使える
  • グループを作れるのは、管理者権限のアカウントを持つユーザー
  • グループからの配信は、テスト配信ができず、ターゲット推計も出ない
  • Excelでの一括設定は、空白でアップロードすると、その項目が消える
  • 「設定」>「権限管理」>「グループ」で、自分の公式LINEがどのグループに入っているかを確かめられる

6つの質問に答えるだけで、今の公式LINEの見直しどころが分かります。
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書いた人:ふくろう(LINE構築×AI)
LINE公式アカウントの構築・運用を3年、100アカウントほど。AIも使って作りますが、渡したあと、ご自身で触れる形にすることを大事にしています。
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